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自分を好きになる方法 の商品レビュー

2.9

46件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2026/01/17

積読消化のため読了。 タイトルを見た時に、「明るく陽気な主人公が周りを惹きつけて生きているのか、あるいはそういう人物が周りにいて主人公がそれにあてられる話なのかな」と思っていたため実際に読んでからタイトルとのギャップに驚かされた。 読み終わってからタイトルを読み直した時に「これは...

積読消化のため読了。 タイトルを見た時に、「明るく陽気な主人公が周りを惹きつけて生きているのか、あるいはそういう人物が周りにいて主人公がそれにあてられる話なのかな」と思っていたため実際に読んでからタイトルとのギャップに驚かされた。 読み終わってからタイトルを読み直した時に「これは主人公の悩み・願いのようなものなのかな」と思ったのもおそらくそのギャップがあったからかもしれない。 この話の主人公に対する捉え方、感じ方は読む人によってかなり大きく左右されるのだろうなと思う。主人公に対して共感を覚える人や、逆に主人公に対してストレスというか煮え切らない感情を抱く人もいるだろう。だからこそ、その万人受けはしない性格の人の願う「自分を好きになる方法」が難しくも不可能ではないギリギリのラインであるこの作品は魅力的であり、読み手に様々な意見を持たせるのだろうなと感じられた。

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2026/01/05

タイトルに惹かれて読んじゃった。 この内容なら別のタイトルの方が良いんじゃないかと思う。 各年代のたった6日間で、リンデの過ごしてきた人生と人となりがわかるのはすごいと思った。

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2025/05/27

1人の女性の各年代のエピソードを描くという形式は面白い。途中で3歳の時のを挟んでいるのが評価を高めている様だが自分にはピンとこなかった。そこまでするならもっとランダムに配置した方が良い気がする。 名前からして外国人の話かと思いきや全然日本の話というのは意表を突かれた。途中を知って...

1人の女性の各年代のエピソードを描くという形式は面白い。途中で3歳の時のを挟んでいるのが評価を高めている様だが自分にはピンとこなかった。そこまでするならもっとランダムに配置した方が良い気がする。 名前からして外国人の話かと思いきや全然日本の話というのは意表を突かれた。途中を知ってるだけに63歳の彼女に色々ご意見がある様だが、まだ人生が続くことを思えばまだ話は途中だろう。いっその事103歳のリンデとかあったら読みたい。

Posted byブクログ

2025/05/04

タイトルで勘違いしてしまいそうですが自己啓発本ではありません。純文学です。 「お互い心から一緒にいたいと思う」相手を求めつづけるリンデ。 3才~63才までのある一日を描いた6編の物語。   リンデの思う「お互い心から一緒にいたいと思う相手」って難しいなと思った。 自分が一緒にい...

タイトルで勘違いしてしまいそうですが自己啓発本ではありません。純文学です。 「お互い心から一緒にいたいと思う」相手を求めつづけるリンデ。 3才~63才までのある一日を描いた6編の物語。   リンデの思う「お互い心から一緒にいたいと思う相手」って難しいなと思った。 自分が一緒にいたいだけでなく、相手も自分と一緒にいたいと思うってことでしょ。 だいたいの人はマイナスの面があってもプラスの面で穴埋めして自分の許容範囲内で妥協して向き合っていくんじゃない? 相手との関係の深さによって、許容範囲も変わってくるし。 友達と結婚相手ではまた違ってくると思う。 リンデのように妥協しないで完璧な相手っているのかな? ある意味では自分に正直でポジティブで強い女性だと思うけど、不器用で生きずらいなと思う。 案の定、追い求めた結果が何ともやるせない。 それでもリンデは追い求めていくのだろう。 タイトルの「自分を好きになる方法」というのもいろいろな意味にとれてしまう。 自分を好きになるには、他者からの承認も必要だと思う。 物語のなかでもリンデは自分を好きになろうと自己肯定感を高める努力はしていたけど、他者から肯定して貰える場面は少なかったかな。 自分を好きになるために相手に自分を肯定して貰い、自分を好きになって貰いたい。自身も相手を肯定し好きになりたいという気持ちと、 自分自身を自己肯定し自信を持ち、自分を大切に生きていきたいのかなっと。 この本は、読み手にある程度判断を委ねているところがあるので、読み手の現状で左右されてしまいそう。 まーそれが面白いのだけれどね。 1番印象に残ったのは、16才の描写かな。 思春期の息苦しさとか、リンデの気持ち、 こんな表現できるの! ボウリングのシューズとスコアボード、なんの意味もないようで、実はこんな意味だったのかと。 3歳のサブタイトル「リンデとシューベルト」 シューベルトの曲に菩提樹というのがあるのだけれど、菩提樹をドイツ語にすると「リンデ」というらしい。 曲の内容もリンデにピッタリで驚いた。 正直にいうと難しかった。 この本を読んで、自分が生きてきて大切にしているものは何なのだろう?と考えさせられたのと、自分は一緒にいたいと思う相手に巡り会えたのが奇跡のように素晴らしく思えた。

Posted byブクログ

2025/03/05

リンデ、一生懸命生きてるな〜。 16歳で目覚めて以来、 色々考えて言動している割に少しずつ空回っていくような。。。  28歳、34歳の心理戦は自分の昔を思い出すようで引き込まれてしまいました。48歳でジョに対する諦めは、元妻と重なってしまい未来が見えず冷めた、でいいのかな。 「オ...

リンデ、一生懸命生きてるな〜。 16歳で目覚めて以来、 色々考えて言動している割に少しずつ空回っていくような。。。  28歳、34歳の心理戦は自分の昔を思い出すようで引き込まれてしまいました。48歳でジョに対する諦めは、元妻と重なってしまい未来が見えず冷めた、でいいのかな。 「オナメント」でキレるくだりはじめ 48歳からのリンデの自制心崩壊していく様がただただびっくり。 とことん省エネで生きる私とリンデは多分 真逆なタイプなのでリンデのようになるのは耐えられらいという思いと、周りを巻き込む言動力のパワーはリンデに学ぶところろもあるなとも思いました。

Posted byブクログ

2024/11/07

リンデが求めるのは、心から一緒にいたいと願う人だが、タイトルが「自分を好きになる方法」と自分の内側に向いているのが良い。 自分を好きになることは、一生をかけて見つけていかなければならないものなのだなと感じた。

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2024/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分を好きになる…ということは、少なくとも現時点では自分のことを好きではないということだろう。僕は自分が嫌いだし、他の誰かのことだって、手放しで好きだと宣言できるほど好きな人なんて…いない、いなかったと言い切ってしまうのは正確ではないし、何よりそんなことを口にしてしまったら、きっと悲しくなってしまう。好きな人は、いたこともあったけれど、たいていの場合刹那的なもので、うやむやになってしまうか、こっぴどい幕切れとか、後々思い出したりして、良かったな、なんて思い出など数えるほどもない。そもそも思い出になってしまった時点で、僕には芳しくない結果だったと証明しているようなものだ。僕にとって望ましい結末というか、そもそも結末などは必要なくて、つまり現在進行形で好きな人がそこにいてくれたら、と願うばかりなのである。僕は、ややもすると自己嫌悪に終始してしまう。なにより自信がない。自分がいちばん信じられない。 “自分を好きになる方法”というのは、自分の期待を裏切ることなく、自信を持つということだろう。僕は、いま、ようやくそんなことを思い始めている。   『自分を好きになる方法』 本谷有希子さんの本としては、正直で優しさに満ちた物語だった。リンデは63歳にして、ようやく“自分を好きになる方法”に気づき始めている。自分のことだからこそ、ままならないことってたくさんあるし、それを実感しない日などないし。リンデの生きづらさ、ままならなさ、もどかしさ、すべて僕自身にも心当たりがある。僕だって、それなりの年齢になるなどすれば、何かしら手がかりを得ることができるのかな、なんて考えた。   本谷さんの文章で僕が好きなのは、彼女の比喩表現です。それが、いちばんの本谷さんらしさと思うのです。この物語でも、存分に。

Posted byブクログ

2024/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の好みの作品ではなかったので評価低いです。 主人公リンデが、登場人物に対してすぐに癇癪を起こしていて、終始イライラした。読み終えても、あまりいい気分にはならなかった。 リンデの年齢ごとに章が分かれているから、それぞれの章で出てきた登場人物がその場限りで、その後の関係などはあまりわからずこれは読者側に想像が必要なのか、この作品が伝えたいところにそういう背景が不要なのか、私の好みではない作品でした。

Posted byブクログ

2024/02/01

カーヴァーとかサリンジャーとか、自分が学生の頃親しんだ短編を思い起こさせて、あー、これは賞取るやつだなと思った。

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2024/01/20

他人への期待値が高い主人公を、幼少期から老いるまで描いた作品。 章は16歳→28歳→34歳→47歳→3歳→63歳の順で構成されています。最初に多感な時期、そこから少しずつ落ち着いていく主人公。一度3歳に戻ることでどのように今の性格が芽生えたのかを振り返れたのが面白かったです。 ...

他人への期待値が高い主人公を、幼少期から老いるまで描いた作品。 章は16歳→28歳→34歳→47歳→3歳→63歳の順で構成されています。最初に多感な時期、そこから少しずつ落ち着いていく主人公。一度3歳に戻ることでどのように今の性格が芽生えたのかを振り返れたのが面白かったです。 正直言って主人公にイライラしながら読んだのですが、完全に嫌いになれず、どこか自分と重ねる部分もあったのが心苦しかった... 女の面倒な部分を濃縮還元1000%したものが見れるので、女性の方が楽しめる作品です。 特に28歳期の男女のやり取りはむちゃくちゃイライラするけれど、分かんないでもないという複雑な気持ちにさせられます。 客観的にみると「どうなんそれ!?」という言動が多いですが、主人公は終始自分のことを受け入れて、孤独な状態もある程度気に入っているご様子。これがタイトルにつながっているのかなと考察しています。 昨今、世の中では素敵な人間になって自分を好きになろうという流れがありますが、自分を好きになるにはそんな大層な人間になる必要はないということではないでしょうか。 なかなか皮肉の効いたタイトルです。

Posted byブクログ