その青の、その先の、 の商品レビュー
青春を満喫する高校生。 好きなことや好きな人に夢中になったり、思うようにいかないこともあったり… それでもキラキラしているのは多分不器用ながらも懸命だからなんだろうな…と思う。 今考えると、高校生の頃って小さなことに一喜一憂しながら過ごしていた気がする。 小さなことって思えるのは...
青春を満喫する高校生。 好きなことや好きな人に夢中になったり、思うようにいかないこともあったり… それでもキラキラしているのは多分不器用ながらも懸命だからなんだろうな…と思う。 今考えると、高校生の頃って小さなことに一喜一憂しながら過ごしていた気がする。 小さなことって思えるのは、年齢を重ね大人になったから。親世代になったから。 躓きや努力だけではどうにもならないことにもぶつかるけれど、それでも前を向いて進もうとする彼ら、彼女らがとても愛しかった。 切なさも感じたけれど、光さすラストに元気をもらった気がする。 今しか感じられないことって絶対にある。 今を大切に、今を懸命に生きていかなきゃな…なんて思った。 「青」と「光」を感じる作品だった。
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17歳女子の青春学園小説。高校生の日常がダラダラとつづられるが、事故を機に話は展開してなかなかリアル。
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これは泣く。 前半はまさに青春で、彼氏の学校の文化祭に行ったり友達のライブ見に行ったり、たこパしたりと自分の学生時代を見てるようで、懐かしみながらも後半の何かの伏線じゃなかったらいいなーなんて思って読んでた。 亮司が事故にあってからのお話は急展開で衝撃的で、まひるちゃんに感情移入しすぎてたから、すごく苦しかった。 けど、ラストは希望が持てる終わり方で良かった。
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面白かった。 半日で読了。 椰月美智子さんらしい、瑞々しさはちょっと少なかった印象。 ハッピーエンドで終わって良かった。 高校時代の色々が思い出された。 好きな人と両思いで入れて、隣で体温を感じられることがどんなに幸せか噛み締めた。
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ふぅ、ずっとこの世界に浸っていたいけれど、朝が来てしまった...。私にとってこの時期にこの作品を手に取ったこともまた必然なのだろう。 タイトルに込められた思い、高校2年生という日常を切り取ったようで、それだけじゃないものが宝物のように詰め込まれている。まひると亮司の未来に幸あれ!
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その青の、その先の、 タイトルがいいなと思いました。 ずっとずっと果てしなく続いているようにも、 十七歳という一瞬を切り取ったようにも思えて。 色んな時間帯が、変わっていく空の色合いで表現されていて、目の前に空が広がっていくようで読んでいて心地よかったです。 「わたしたちは真剣に、真面目に十七歳を生きているのだ。」 まさにその通りでした。
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17歳の少年少女達の、揺れ動く心の描写が見事で、自分も高校生の頃にタイムスリップしてしまいました。 また、亮司の落語のシーンが度々あり、落語の魅力に引き込まれていくし、なにしろ亮司がめっちゃいい奴で、私も惚れそうになりました。まひるに軽く嫉妬…笑笑
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う〜ん...いいねぇ...(^ ^ この人の小説を読むと、いつも「いいねぇ...」と思う(^ ^ 人間って、まだまだ捨てたもんじゃないって思う(^ ^ 本作も、普通の高校生の日常を描き、 「普通の悩み」や、これはちょっと「普通じゃ無い事件」 などを通して、成長していく様子がテ...
う〜ん...いいねぇ...(^ ^ この人の小説を読むと、いつも「いいねぇ...」と思う(^ ^ 人間って、まだまだ捨てたもんじゃないって思う(^ ^ 本作も、普通の高校生の日常を描き、 「普通の悩み」や、これはちょっと「普通じゃ無い事件」 などを通して、成長していく様子がテーマで。 途中まで、実は「今どきの『普通』って、 こんなんじゃね〜よな〜... 高校生ってもっと大人で、もっとガキで、 ズルくて汚くて、でも純粋で傷つきやすくて... この本に出て来るのは 『大人の脳内にしか存在しない普通』じゃん」 みたいに斜に構えて読んでいたのですが(^ ^; でも後半、そんなんど〜でもよくなる(^ ^; テーマは「普通の再現性の高さ」ではない(^ ^; たまたま高校生を主役に据えているだけで、 もっと「人として普遍性のある話」が主眼である、 と言うことに気づかされる。 巻末の解説がまた良い(^ ^ 上記のようなこと、そのまま書かれている(^ ^ 字間からにじみ出る「作者のいい人感」と、 全編通して漂う「名作感」に酔える一冊(^ ^ 万人にお勧めできる佳作である(^ ^
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まひるやまわりのみんなが色んな経験をして成長していく。みんな頑張れ!と声を掛けたくなる話 亮司が事故に遭い、おじいちゃんがお見舞いに来た時には泣かされたなぁ 切断した足って、火葬場で焼くんだ… 知らなかったなぁ
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まひるがどんどん変わっていくのが感じられた。 読んでいて自分は遠くにいて、キラキラしているけどセピアがかってるような印象を受けた。 起きて良かったとは到底言えない出来事だけど、この物語の誰もにとって必要な出来事だったんだろうと。なんとなく大人になってしまった身としては、少し羨まし...
まひるがどんどん変わっていくのが感じられた。 読んでいて自分は遠くにいて、キラキラしているけどセピアがかってるような印象を受けた。 起きて良かったとは到底言えない出来事だけど、この物語の誰もにとって必要な出来事だったんだろうと。なんとなく大人になってしまった身としては、少し羨ましい思いもした。
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