女學生奇譚 の商品レビュー
中盤ぐらいまでは通勤中に2回寝るほど退屈だったけど、そこまでがヒントになってて後半の解答へと繋がっていた。ホラー小説なのかと思ってたら全然違った。シリーズものになりそうだが法医昆虫学シリーズに匹敵するほどになるかは疑問。
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いつに無く夏休みを満喫していて読むのに時間がかかってしまった。 これ、続くってことですよね?そうでないとしたら尻切れトンボすぎですよ。何だか話の展開がすごくて最後に近くなっての急展開の上にこの終わり方…。無視の学者さんの話も好きだけど、この続きがあるなら読みたいものです。
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「この本を読んではいけない」という警告文付きのいわくありげな本「女学生奇譚」の謎を追ってゆくミステリ。 どんな恐ろしげな秘密が隠されているのかと思いきや…、その本そのもの存在から主人公のフリーライターの「恐怖」を呼び起こすための「トリック」だったというのは、なかなか大仰などんでん返しではあったと感じます。後半の弟の存在が明らかにされてから、話の雰囲気が違うフェーズに入った感はありましたが… ただその「恐怖」を本の内容からあまり感じられなかったのが残念といえば残念。少女の行方も(フィクションとしてはまああるので)そこまで意外性があったわけではないし… あとはやはりどこか煙に巻いたような終わり方というか、「次回につづく!」というふうに肝心な部分が流されたのがちょっと残念でした。キャラクタは個性的でしたので、次回があればうれしいのは確かですが…
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#読了。 料理の腕がプロ級のフリーライター八坂と長身で自己破産経験がある女性カメラマンの四宮は、オカルト雑誌の編集長からの依頼で奇妙な古書について調査する。その古書は「この本を読んではいけない」とのメモがあり、過去に読んだものは発狂・失踪したといういわく付き。この古書を持ち込んだ...
#読了。 料理の腕がプロ級のフリーライター八坂と長身で自己破産経験がある女性カメラマンの四宮は、オカルト雑誌の編集長からの依頼で奇妙な古書について調査する。その古書は「この本を読んではいけない」とのメモがあり、過去に読んだものは発狂・失踪したといういわく付き。この古書を持ち込んだあやめと3人でほんの真相を探ると・・・ キャラクターは面白いのだが、あの人もこの人もという感じで多少欲張りすぎのような。弟とのやり取りなどは八坂の一面を知る上で非常に興味深かったのだが、その後に続かなかったのが残念。この終わり方は、続編へということなのだろうか。
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「この本を読んではいけない。」という警告文から始まる。 人探しと女学生の手記とどうつながるの? この本を最後まで読んだ 五人が発狂?三人が失踪? 女学生はどうやら攫われて座敷牢に閉じ込められている。しかし、「風と共に去りぬ」を原文で読んだり、仔羊のペルシャンソースだの生ハムだの、戦前の食事とは思えない贅沢なものを毎日たべている。いつか、ひとりが呼び出され、もう戻ってこない。そしてべつの少女がまたやって来て…その目的は? あっと驚く理由が明らかになった後もう一度ざわざわと心が総毛だつ展開が! 川瀬七緖畏るべし。 そして川瀬七緖色とでも言うべき特徴も見られる。 「桃ノ木坂互助会」では引きこもりのお姉さん、今作では囚人の弟。この作者の主人公は家族との関係性に悩んでいる。 弟の存在はジャック・カーリイの兄も連想させる。
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「この本を読んではいけない・・・」というメモが挟まった古書をめぐるミステリ。登場人物は魅力的だしストーリーにも文句なし。新たなシリーズ開幕の予感。でも、法医昆虫学捜査官シリーズも忘れないでね。
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作中作の『女學生奇譚』の内容が少しずつ明らかになると同時に現実でも不可解な出来事が起こり不穏さを増していく展開は引き込まれますが、キャラ設定とやり取りがコミカルで物語の雰囲気とは不釣合に感じるのと、本書と似たオチが数多く存在するため途中で先が読めてしまうのが残念です。
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読んではいけない古書の謎を探るうちに、現実にも不穏な動きが見られて、どうなるのかわからない恐怖を主人公の代わりに体験してました。
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