ざんねんないきもの事典 の商品レビュー
児童書だからすぐ読み切れる。続編もある。(以下の紹介例は正か続かどちらに載っていたか忘れてしまった) 普通の図鑑は動物がどれだけ強いかととか、どれだけ大きいかとか、特殊技能だとかをそういうのを載せるけれど、これはざんねんな行動を紹介した本。とくにうんこねたが多い。完全に小学...
児童書だからすぐ読み切れる。続編もある。(以下の紹介例は正か続かどちらに載っていたか忘れてしまった) 普通の図鑑は動物がどれだけ強いかととか、どれだけ大きいかとか、特殊技能だとかをそういうのを載せるけれど、これはざんねんな行動を紹介した本。とくにうんこねたが多い。完全に小学生男子を意識しているな、これは。 コアラの母親は子供に自分のうんこを食べさせる。主食であるユーカリには毒があり消化も難しいが、毒素を分解する細菌を生まれた子供は持っていない。だから母親のうんこから摂取して腸に住まわせる消化できる体質になる。 ウォンバットのうんこは四角い。うんこが四角いからと言って肛門が四角いわけではない。縄張り意識の強いウォンバットはうんこで縄張りを主張する。転がっては困るので四角くなった。 カンガルーの子どもは親の袋のなかで育つが、うんこもおしっこも袋の中に出しッぱなし。しかしそれほど臭くならないらしい。なぜなら親がせっせと舐めてお掃除しているから。 まだまだ小学生男子が喜ぶネタが満載だ。 ダンゴムシは口から食べ物を摂取するのに、なぜか水はお尻から摂取する。 ハチミツは蜜蜂の吐いたゲロらしい。 ナマコの肛門に住み着く魚がいる。 ザリガニはびびると顔からおしっこをする。捕まえたことあるひとならわかるとおもうが、あれは涙じゃないぞ!気を付けろ! 初めて知ったのは口から呼吸をするのは人間だけだということ。ほんとかそれは? 人間以外の動物は鼻からしか呼吸をしない。だから鼻くそがつまると呼吸ができない。猿やゴリラは手でほじれるからいいが、キリンなどは長い舌で鼻くそをほじるらしい。そういえばオカピが耳くそを舌でほじっているのを見たことがある。 きったな〜い、と人間は思うが、そういう人間だって、肛門を舐めた犬に手やら顔やら舐めさせて平気なんだから、目くそ鼻くそだ。 見た目からじゃ想像できないようなネタも多い。 アライグマは水で食べ物をあらったりしないとか。 トラは狩りが下手くそで成功率が10%くらいしかないとか。 ピューマはさすが足が早いだけに狩りの成功率は60〜70%らしいが、非力なので、狩った獲物をハイエナに横取りされちゃうとか。 ワニは噛む力はものすごいが口を開く力は弱い。おじいちゃんの握力(30kgくらい)で口を押えられるだけもう開けられないだとか。 ひょこひょこと首を振って、おびえたような行動が可愛いミーアキャットの好物はサソリだとか。 なんか喜んで書いてしまった。かつての小学生男子の記憶が甦ってしまったのかもしれない。
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- ネタバレ
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ゴリラは知能がありすぎて下痢になる、とか。 サソリは紫外線をあてると光るが意味はない、とか。 イラストと相まって非常に面白い。 それにしても、ひとつの種に対してほんと数が多い。 人間くらいではないのかと思う。黒人、白人、黄色人種と区切るか、コーカソイド、アングロサクソン、モンゴロイドなどで区切るかにもよるが、この程度でしか分けられないし、内面での多様さ(アルコールの分解など)はともかく、外見的なものや能力的なものについてはほとんど差がないように思える。進化しきったのだろうか。終息に向かっている?知性で乗り越える人間には進化はできないのか。 どちらにせよ、ハーレム的環境の形成ができるほど崩れないと、広がらないだろう。 あとは、突然変異的にというのが進化の通説だが、色の黒い蛾はともかく、水中に適応した人間が突然生まれるのだろうか?当然裏を返せば、そういう環境になった時に人間が適応できなければ滅びるだけなのだが。陸から水の中にいった種もいると考えると、、、。
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おもしろいんですけどね、絵も文章もクスット、ニヤっと。 ただね、ちょこちょこっと書いてあるだけなので 40分もあれば全部読めちゃう。 小学生には最高なんだろうけどね。 大人にはちょっとざんねん。
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この手の本はたくさんあると思うのだけど。文章が面白く、イラストも好きなテイストで、分量もちょうど読みやすく、楽しめた。
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生き物って、本当に面白い。 そして、なんだかちょっぴり切ない・・・ 生きてゆくのって、大変なことだ。
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こういう本が好きだ。でも知ってるものも多い。 ちなみにアドベンチャーワールドのパンダは茶色だ。 白ではないよ、井上陽水様へ
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本屋で平積みされていて、甥っ子ちゃんにプレゼントしよう!と思い立ちその前に私も読んでみました。 動物にまつわる雑学集で、大人の私でも楽しめました。 子供にウケるであろうウンチやゲロネタをわざと多くしていると思われ、また、なぜかパラパラ漫画なども入っており、細かいところまで子供の...
本屋で平積みされていて、甥っ子ちゃんにプレゼントしよう!と思い立ちその前に私も読んでみました。 動物にまつわる雑学集で、大人の私でも楽しめました。 子供にウケるであろうウンチやゲロネタをわざと多くしていると思われ、また、なぜかパラパラ漫画なども入っており、細かいところまで子供の気持ちをガッツリつかむ工夫が盛り沢山。 オラウータンのフランジは喧嘩に勝った証拠で、勝つと男性ホルモンが分泌され、一日でフランジが発達する! ワニの噛む力は小型トラック位の重さを掛けられるが、開く力は30キロほど。おじいちゃんが片手でおさえこめるほど! スズメバチはお腹のくびれが激しすぎるため固形物が食べられない、ご飯は幼虫から栄養液をもらって食べている! アブラムシのメスの幼虫は生まれた時点で妊娠している、という不思議な仕組みで短期間に爆発的に個体数が増える。冬だけ寒さを越せず、卵の形で越冬する! などなど、子供も大人も知らなかった面白ネタ多数です。どーでもいいモノもけっこうあるけどね。 常識知らずで恥ずかしいですが、ウスバカゲロウの幼虫がアリジゴクだということはこの本を読んで初めて知りました・・・ また、進化の道は一方通行なので、例えば人間は魚類や爬虫類の祖先から進化したため、彼らの持つ水中で呼吸をしたり変温動物になったり、という方向の進化は絶対にできない、というのも知りませんでした・・・ 子供目線で☆は甘めです。。
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学校の図書室に新しく入った本を子どもがいないうちに読んでみました。 1ページに1種ずつ,その種独特の特徴を簡単な言葉で紹介しています。確かに,なんでわざわざそんなことするの?とか,なんでそんな体になっちゃったの? と思うような動物たちがいっぱい出てきますが,中には,なるほど,...
学校の図書室に新しく入った本を子どもがいないうちに読んでみました。 1ページに1種ずつ,その種独特の特徴を簡単な言葉で紹介しています。確かに,なんでわざわざそんなことするの?とか,なんでそんな体になっちゃったの? と思うような動物たちがいっぱい出てきますが,中には,なるほど,そんな仕組みになっているのか…と感心もします。 これを読んで,いろんな動物にも興味を持ってくれればいいなと思いました。 さて,新学期からは,どれくらい借り出されるだろうか。
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◆きっかけ ブクログ。タイムラインに出てきた『冒険者たち』レビューの主meriiiさんの本棚より。娘が年長さんくらいになったら一緒に読んでみたい。2017/3/29
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