神去なあなあ夜話 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作の神去なあなあ日常と比べると恋愛や失くしもの探しなど日常描写が増え、勇気の文章の表現もかなり口語感の強いものになっていた。 なんとなく前作の方が内容の濃いものになっている気はしたが、解像度の高い心理描写が散りばめられており没入感があった。 勇気、おめでとう。
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神去村の村人たちの歴史が感じられた。 大切な人が生きた過去、生きている現在、これから大切になる人たちが生きる未来を、みんなで大事にしている村の様子が好きだなと思った。
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神去村の人たち、ホントに味のある人たちばかり。 閉鎖的な集落に生まれて死ぬまで暮らす生活は、それはそれで人付き合いも大変なんだろうけど、だからこその「なあなあ」精神が潤滑油になっているんでしょうね。 都会人の平野勇気が、神去村でどんどん成長していくのが、ほっこりして、読み終えるの...
神去村の人たち、ホントに味のある人たちばかり。 閉鎖的な集落に生まれて死ぬまで暮らす生活は、それはそれで人付き合いも大変なんだろうけど、だからこその「なあなあ」精神が潤滑油になっているんでしょうね。 都会人の平野勇気が、神去村でどんどん成長していくのが、ほっこりして、読み終えるのがもったいなかったなぁ。 神去村の言い伝えや起源の話もあって、山の神秘的な部分にも触れられて良かった。さすが、しをんさんの小説。 さて、しをんさんの小説で、ちょっとのんびりしたから、再度、北方水滸伝に戻りますかね。漢たちの死闘の世界へ、いざ。
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神去シリーズ第二弾!といっても「神去なあなあ日常」より時を経ること7年目。 私は「日常」を2010年に読んだので、14も歳を重ねてしまったけど「夜話」の平野勇気くんはまだ林業2年目爆走中。 林業と村に生きる人々との暮らし。 神に触れ、恋をして、怪我をして遭難して免許を取得して鳥...
神去シリーズ第二弾!といっても「神去なあなあ日常」より時を経ること7年目。 私は「日常」を2010年に読んだので、14も歳を重ねてしまったけど「夜話」の平野勇気くんはまだ林業2年目爆走中。 林業と村に生きる人々との暮らし。 神に触れ、恋をして、怪我をして遭難して免許を取得して鳥居を作って初めてのクリスマスパーチー、神去を愛し奮闘する青年が書き記した痛快備忘録。 がんばれ勇気。そんな1冊。 今年の28冊目 2024.11.4
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神去村が愛おしすぎて一気読みした。 山や村に住む人たちの優しさあたたかさが心地よい。 勇気が成長してるし村の一員として過ごしている姿がよい。 ヨキと清一の過去が明かされて泣いてしまった。 清一の強さすごすぎる。 恋愛も発展したかなーーー?! 神去村がますます好きになった! 物...
神去村が愛おしすぎて一気読みした。 山や村に住む人たちの優しさあたたかさが心地よい。 勇気が成長してるし村の一員として過ごしている姿がよい。 ヨキと清一の過去が明かされて泣いてしまった。 清一の強さすごすぎる。 恋愛も発展したかなーーー?! 神去村がますます好きになった! 物語の続きが見たいんですけど、どうしたらいいの………
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毎日の生活の中でふと緑を感じたくなるときがあります。 都会にいて、少し疲れた人、休憩時間などにふと緑が恋しくなったときにオススメの一冊です。 横浜住みの主人公(勇気)が神去村というド田舎な場所で仕事(大工)を始めるという話で、 主人公がまるで日記を書いているかのような話し言葉で話...
毎日の生活の中でふと緑を感じたくなるときがあります。 都会にいて、少し疲れた人、休憩時間などにふと緑が恋しくなったときにオススメの一冊です。 横浜住みの主人公(勇気)が神去村というド田舎な場所で仕事(大工)を始めるという話で、 主人公がまるで日記を書いているかのような話し言葉で話が進んでいきます。最初はこんな土田舎嫌だ!となっていたけれど段々と村に慣れ、段々と勇気が神去村の大工へと成長して行く様子や、和気あいあいとした勇気の仲間たちとのエピソードに心がほっこりします。 いつも自分は電車に乗っている間なんとなくスマホを見続けていることに疲れ、そのことを上司に相談したことがきっかけでこの本に出会いました。また緑が恋しくなったときに読もうと思います。
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「神去なあなあ日常」続編。一年たって少し林業に余裕が出てきた勇気が、前作同様軽快な語り口でディープな神去村をナビしてくれます。相変わらず個性も元気もいっぱいの村人たちと壮大や自然、優しく寄り添う神様を時に感じながら、恋に邁進!とってもおもしろいです。
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神去なあなあ日常の続篇で、横浜出身の主人公が三重の山奥で林業に挑戦しながら成長している姿に、思わず応援しながら読みました。地域の伝統的な行事が粛々と受け継がれていることにも感動しました。主人公の成長と、恋の行方が知りたいので続編を待ち望んでいます。
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この日本にヨキたちがいて、おんなじように生活してるんじゃないかって思えるくらいに溶け込んだ一冊。勇気が成長していくのがいいのだけど、冒頭と文末の安っぽいブロガーさがね…情景描写とかとても素敵でよかった。
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日常よりも日記口調が強めな印象。神去村の名前の由来となる神様の話や、日常に引き続きお祭りの話など、神様の話が出てきてわくわく。今まで全く知らなかった林業をなんだか応援したくなってしまった。
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