PTAグランパ! の商品レビュー
大手メーカーを退職した勤のもとに 離婚をして孫娘の友理奈を連れて帰ってきた都 都の代わりに友理奈の小学校のPTA副会長になる勤 様々なトラブルを勤と同じ役員達はどうするのか テンポがよく 勤と同じ副会長の順子の成長物語 ややこしいこともたくさんあるけれど 同じことに仲間と取り組...
大手メーカーを退職した勤のもとに 離婚をして孫娘の友理奈を連れて帰ってきた都 都の代わりに友理奈の小学校のPTA副会長になる勤 様々なトラブルを勤と同じ役員達はどうするのか テンポがよく 勤と同じ副会長の順子の成長物語 ややこしいこともたくさんあるけれど 同じことに仲間と取り組む 大人の青春 そう思えば子供の役員も悪くはない 溝がある勤と都の親子関係 会長のギャル男 にも注目 図書館でタイトル借りした本 読んで良かった
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仕事一筋のサラリーマンが定年後に挑むPTA役員になっての話。想像以上に面白かった。 凝り固まった規定概念から、それを覆す子供ファーストと更には次の世代に繋ぐという理念 それによって変わっていく登場人物達 良い。良い。見習わなくては〜
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現役時代は大企業の営業本部長まで勤めたモーレツ社員だったが家事・育児は妻に丸投げ。定年後は暇を持て余すただの頑固親父。ただし孫娘に甘い。 そんな武曾勤が、古稀目前にして小学校のPTA組織を舞台に奮闘するさまをコミカルに描いた作品。 * * * * * 元モ...
現役時代は大企業の営業本部長まで勤めたモーレツ社員だったが家事・育児は妻に丸投げ。定年後は暇を持て余すただの頑固親父。ただし孫娘に甘い。 そんな武曾勤が、古稀目前にして小学校のPTA組織を舞台に奮闘するさまをコミカルに描いた作品。 * * * * * 元モーレツ社員だった熟年男性や義務教育機関のPTA組織は、小説やドラマのネタになることが多いようです。 それだけ問題を多々抱えているからでしょうし、客観的に見れば、それらは滑稽に映るからでもあるのでしょう。垣谷美雨さんや加納朋子さんの作品を読めばよくわかります。 本作は、その2つの要素が盛り込まれた作品で、頷いてしまうところが多かった。 結局、問題を解決するのは人であり、その人に柔軟性があるか否かなのだと思いました。 勤はまっすぐであっても意固地ではなく、自己を顧みて反省すべきはするという柔軟性を持つ人でしたし、PTA組織のラスボスである雅恵にしてもそうでした。 だからこそ、あれほど異色のメンバーの執行部がうまく回ったのだと思います。 全員参加を強制するのでなく、メンバーそれぞれができるところを互いに融通つけあい協力して運営に当たる。そんな思いやりが却って組織を活性化させるし、活性化した組織は人を成長させるのではないでしょうか。 担任教師の痴漢冤罪というおまけがついたため焦点がぼやけてはしまいましたが、そんなメッセージを感じました。 ただ、松平健主演でテレビドラマ化されたという情報を先に知ってしまったため、頭の中では松平健がストーリーに合わせて動き回っていたのには、ちょっと参りました! ( 吉宗より頼りなかったのはよかったのですが……。)
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評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 大手家電メーカーを定年退職した、いわゆる元「モーレツ社員」の武曾勤。悠々自適の隠居生活…のはずが、商社勤めの娘が、小学一年生になる孫娘と共に出戻った。さらに、勤は娘の代理で青葉小学校PTAの副会長を務めることに。会長は24歳金髪のギャル男、もう一人の副会長は気弱な主婦。勤は「PTAなぞ暇な主婦のお仕事ごっこ」という認識で、敵を作らぬわけがない。早速、会計監査でママ集団のボス・雅恵に目をつけられる。形だけの総会、子連れの居酒屋打ち上げ、運動会に夏祭り…勤には到底理解できない出来事と、トラブル満載のイベントが続く中、信頼していた教師がある事件で起訴されてしまい…。時間・労力・愛・体力を仕事に捧げてきた昭和の男が、子供と家族、自分自身と向き合う一年間。 過去の地位にすがりつくありがちな男性像で思わず「あるある」と。この男性もバツイチで社会で闘う娘とかわいい孫に育てられて普通のおじいちゃんに。 男も女も働けば辛さも大変さも一緒なんだけど・・・・
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シングルマザーで仕事が激務の娘の都に代わり、孫の友理奈の小学校のPTAの副会長をやることになった武曽勤、67歳。 長年のサラリーマン時代に染み付いた経験からなかなか抜け出せず、PTAでの空気を読めない発言や行動で周囲を困惑させる事態。 3人の子育てを家事とパートとPTAと、毎日てんやわんやの 気弱な内田順子に、バイトと主夫をやる若いパパの会長、織部結真。 その他のPTA幹部の女たちの圧力や、会社とは少し違うPTAという保護者たちによる独特な組織で 初めは考え方も立場の違った人たちが、力を合わせて子供たちのために活動していく様子。 働くママの都が、パート主婦の順子を攻撃するシーンが怖かった。 確かに都の言うことは正論だけど、正論だけが正しいとは 限らないんだなあ、と。 立場は違うけど、子供を育てているというところは同じで、子供たちの未来のために今自分たちができることは、それぞれあるよね。 先生の痴漢冤罪のは突拍子もないような印象だけど。 ドタバタ劇のような雰囲気。
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意外な良作です。というととっても失礼な感じがしますが、会社で活躍したおじいちゃんがPTAに参入し、周囲をひっかき回しながら次第に絆を深めて、そして本人も変わっていくというような話を想像すると思うのですが、びっくりするぐらい想像の域を出ない本です。ほぼその通りと言っても過言ではあり...
意外な良作です。というととっても失礼な感じがしますが、会社で活躍したおじいちゃんがPTAに参入し、周囲をひっかき回しながら次第に絆を深めて、そして本人も変わっていくというような話を想像すると思うのですが、びっくりするぐらい想像の域を出ない本です。ほぼその通りと言っても過言ではありません。 しかしその予測出来過ぎる内容の中に、色々なエピソードや事件を効果的に配列して、人間関係の構築をしっかり回収していくのがとってもスムーズ。しかも親子関係の確執や過去の自分への悔恨も無理なく盛り込まれて、思わず胸も熱くなったりしました。 デビュー作「お父さんと伊藤さん」でも感じましたが、ディフォルメしつつもシンプルに人の気持ちを描くのが上手い人だと感じました。
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初めましての作家さん。小学校の役員を引き受けたタイミングで気になるタイトルを図書館にて発見。 と、孫の為に役員を引き受けたおじいちゃんが主役だっとは!ドラマ化されていてそのおじいちゃんが松平健とはこれまたはまり役だこと。物語が進むにつれみんな温かい人だと気付く。ドラマのパート2も...
初めましての作家さん。小学校の役員を引き受けたタイミングで気になるタイトルを図書館にて発見。 と、孫の為に役員を引き受けたおじいちゃんが主役だっとは!ドラマ化されていてそのおじいちゃんが松平健とはこれまたはまり役だこと。物語が進むにつれみんな温かい人だと気付く。ドラマのパート2も見てみたいと思った一冊。
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仕事一筋で生きてきた男が孫娘のためにPTA役員を引き受けた事から始まる大騒動の物語。 一流企業の営業統括本部長まで務めた武曾勤は、出戻った娘・都の子・友理菜のためにPTA役員を引き受けることに。 不器用だけど愚直で真面目な勤に、今の世代の親とは水が合わず、衝突を繰り返す。...
仕事一筋で生きてきた男が孫娘のためにPTA役員を引き受けた事から始まる大騒動の物語。 一流企業の営業統括本部長まで務めた武曾勤は、出戻った娘・都の子・友理菜のためにPTA役員を引き受けることに。 不器用だけど愚直で真面目な勤に、今の世代の親とは水が合わず、衝突を繰り返す。 家庭を顧みず仕事に邁進してきた勤が、改めて娘と向き合ったり、同期と進行を深めたり、学校に関わる親のあり方を見つめ直す。 いろんな事情のある中で、個々に幸せに暮らそうとしているのに、個人を尊重できない現代人の心の狭さを感じた。 1億総活躍社会ってこういう所からだと思う。
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次の予約本が来るまでの軽く読める本として適当に選んだもので、内容は軽いものだけど一気に読める感動ものだった! 難しい内容、格調高いモチーフとか、そんなの必要ない、身近なごくありふれた生活感に感動があるものだと再認識させられた。 PTAなんて誰もやりたくないし、自分も子育ての時にこれには当たらないでと何度も願ったwやったらやったで充実感はあるんだろうけど、やっぱり大変だと思うし、こんな事を一般市民に押し付ける地方自治や学校にも問題あるんだとは思うけれど、自分の子や、これからの子供の幸せを願ってっていう名文句には唸らされるばかりだ。 どの学校にもヌシみたいなPTA役員がいるけれど、ここにもしっかり登場して、その存在感を十分にアピールしている様は共感を覚えながらはらはらとラストまでが楽しくて仕方がなかった。
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小一の孫娘と共に出戻った娘に代わりPTA副会長になった祖父の、金髪青年会長等と過ごす行事に担任の冤罪。自他問わず清く正しくな愚直さで、でも軋轢でギスギスせずどこか微笑ましい。特別な描写がある訳じゃないのにPTA劇に泣きそうになり、柔らかくほどかれていく様子も良かった。若者喋りのそ...
小一の孫娘と共に出戻った娘に代わりPTA副会長になった祖父の、金髪青年会長等と過ごす行事に担任の冤罪。自他問わず清く正しくな愚直さで、でも軋轢でギスギスせずどこか微笑ましい。特別な描写がある訳じゃないのにPTA劇に泣きそうになり、柔らかくほどかれていく様子も良かった。若者喋りのその他ママたちは世代か。。
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