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虚構の男 の商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2025/10/30

原書は昔出たものだけれど、翻訳が新しいので読みやすかったです。平和な情景の中に漂う不穏な雰囲気……先が気になってどんどん読んでしまいました。 オチも含め、どことなく映画的な感じ。

Posted byブクログ

2024/12/04

1965年発行のイギリスの小説家L・P・デイヴィスによるSFミステリー小説。1966年、小説家のアラン・フレイザーは小さな村で新作SF小説の構想を練っていた。十年以上も慣れ親しんだ生活のはずが、毎日顔を合わせる村の隣人たちや家政婦との何気ない会話に違和感を覚えはじめ、次第に何が...

1965年発行のイギリスの小説家L・P・デイヴィスによるSFミステリー小説。1966年、小説家のアラン・フレイザーは小さな村で新作SF小説の構想を練っていた。十年以上も慣れ親しんだ生活のはずが、毎日顔を合わせる村の隣人たちや家政婦との何気ない会話に違和感を覚えはじめ、次第に何が真実かも判断できないような事態が次々に襲いかかる。ジャンルに捉われず最後まで予想を裏切り続ける異色のエンターテイメント作品。 物語冒頭の牧歌的な日常から、物語が急展開するまでの流れが絶妙で、気持ち良いほど惹きつけられる。そこからの展開は様々な角度から新事実が明るみになり、読者を絶対に飽きさせないという娯楽作家の心意気に感動した。あとがきにもあるが、著者は基本的には謎解きの作家であり、パズルのように部分的に開示しながら最後は綺麗に一枚に繋げる作家だ。しかし小説の長さにしてはジャンルを横断しすぎていて、ストーリーの変わり身の速さに一部ついていけないなところがある。現代の感覚で読んでもそれなのだから当時の読者はどんな反応だったのだろう。 ミステリーやSFをある程度読んでいて、斬新なものを求めている人にはとても楽しく読めるのではないかと思う。百貨店のラッピングのように、あまりにも綺麗に素早く畳まれてしまうので、ゆっくり世界観を味わいたい人には少し物足りないかもしれない。私は後者でした。

Posted byブクログ

2024/06/30

1960年代にこの話を思いつく脳みそが見てみたいし、色々な意味で一周まわってホラー。 ジャンル分けに困るけど、間違いなくフェアプレイが見れる作品。めちゃくちゃ好みが別れそう。

Posted byブクログ

2022/09/09

イギリスの田舎村ビューデイに住む作家アラン・フレイザー。 1966年ののどかな朝から始まる。 家政婦のミセス・ロウ、隣家のリー・クレイグ、アランの持病を診に来るドクター・クラウザー... 物語に引き込まれる。 また読みたい。

Posted byブクログ

2019/02/03

あーおもすろかった。本業のタバコ屋のレジの横で、作家というしがらみに囚われずに、好きだから書いたんですという、伸び伸びした創作。出版社側はどのジャンルにも当てはまらないから紹介が遅れたなどと記載してあるがの。レコード屋のあの棚のジャンル分け、ほんとに良くないよね。今は一曲単位で選...

あーおもすろかった。本業のタバコ屋のレジの横で、作家というしがらみに囚われずに、好きだから書いたんですという、伸び伸びした創作。出版社側はどのジャンルにも当てはまらないから紹介が遅れたなどと記載してあるがの。レコード屋のあの棚のジャンル分け、ほんとに良くないよね。今は一曲単位で選べる時代だからいいね。内容はSFスパイ物。60年代位にジャンポールベルモンドが無理してやってたスパイ映画みたいな雰囲気で楽しめました。

Posted byブクログ

2016/11/24

2016年神保町ブックフェスティバルで購入。 ドーキー・アーカイヴはスルー予定だったのだが、うっかり買ってしまったが、買って良かった……というか、もっと早くに買っていれば良かった。 冒頭〜序盤にかけてはホラー的な雰囲気もありながら、途中からSF方向に振れる。描かれる世界は流石に古...

2016年神保町ブックフェスティバルで購入。 ドーキー・アーカイヴはスルー予定だったのだが、うっかり買ってしまったが、買って良かった……というか、もっと早くに買っていれば良かった。 冒頭〜序盤にかけてはホラー的な雰囲気もありながら、途中からSF方向に振れる。描かれる世界は流石に古臭さを感じる部分があるものの、ツイストの効いたプロットが読者を飽きさせない。とてもサービス精神が旺盛だ。 他の邦訳作品に『忌まわしき絆』(論創海外ミステリ)があるようなので、こちらも買ってみよう。

Posted byブクログ

2016/06/02

そう。確かに「フェア」だ。だからへんな次元酔いをしない。クールで理路も整然、伏線もきちんと張ってある。だけど、箱を開けるたび次々と予想外の物が飛び出してくる感じで、戸惑うし驚くし、どうなるのどうなるのと追いかけて最終的には口をアングリ。。。 かなり面白かった。

Posted byブクログ