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記憶屋(Ⅱ) の商品レビュー

2.9

36件のお客様レビュー

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2024/06/09

 IIとⅢで上下巻のようです。  Iから続いているかどうかを気づけなかった。新たな環境と登場人物で紐つくとしたら調査している方の回想くらいかな?  感想はⅢで書こうと思います。

Posted byブクログ

2024/06/06

最後の夏生と猪瀬が記憶屋の必要性について話している場面がお互いの考え方の違いを認識しつつも、相手を尊重する姿勢での会話だったため心地良かった。誠実な会話というのはこのことを言うのだと思った。 この作品は記憶屋自身がまだ幼い事が、記憶を消すことや記憶屋の存在に対する判断をより難しく...

最後の夏生と猪瀬が記憶屋の必要性について話している場面がお互いの考え方の違いを認識しつつも、相手を尊重する姿勢での会話だったため心地良かった。誠実な会話というのはこのことを言うのだと思った。 この作品は記憶屋自身がまだ幼い事が、記憶を消すことや記憶屋の存在に対する判断をより難しくしていると感じる。記憶屋の判断か未熟であるから、一過性の気持ちの昂りでの依頼が容易く通ってしまう。一過性の感情で取り返しのつかない決断をしてしまう事は間違った事だと思う。そう考えると、記憶を消せる選択肢を容易く持てることは危ないので記憶屋は必要ないという意見にならざる負えない。ただひとつ、記憶屋が全てを卓越する神だったとしたら本当に記憶を消してしまう事が善い方に働くような人を救えるのに、と思ってしまうことが悔やまれる点である。私は1人の不幸な人間を諦めて99人を救う選択肢を取る人間だと自覚した。

Posted byブクログ

2024/03/16

読んでいて考えがまとまらない。感想も曖昧で難しいなあと思う。人の記憶を消してしまう記憶屋の存在は不気味だし、消された本人はどの記憶を消されたのか認識していないのも恐い。誰にでも忘れてしまいたい事柄があるかも知れないけど、その記憶を共有している人を悲しませたり、ひょっとしたらその後...

読んでいて考えがまとまらない。感想も曖昧で難しいなあと思う。人の記憶を消してしまう記憶屋の存在は不気味だし、消された本人はどの記憶を消されたのか認識していないのも恐い。誰にでも忘れてしまいたい事柄があるかも知れないけど、その記憶を共有している人を悲しませたり、ひょっとしたらその後の生き方も変わってしまう記憶もあるわけで単純に消していいものなのか。猪瀬が言うように記憶屋の傲慢さも頷けない。果たして記憶屋の正体は、この巻では明かされなかったがあの人か?

Posted byブクログ

2024/01/14

最初の「記憶屋」を読んだのが数年前なので、記憶が少しあやふや。 ただ、忘れたい記憶を消してくれる「記憶屋」という人物がいるという都市伝説があるということは覚えている。 今回、「記憶屋」に知り合いが記憶を消されたという新聞記者の猪瀬が、「記憶屋」のことを知りたいと、数年前に記憶を失...

最初の「記憶屋」を読んだのが数年前なので、記憶が少しあやふや。 ただ、忘れたい記憶を消してくれる「記憶屋」という人物がいるという都市伝説があるということは覚えている。 今回、「記憶屋」に知り合いが記憶を消されたという新聞記者の猪瀬が、「記憶屋」のことを知りたいと、数年前に記憶を失くしたという女子高生の夏生に接触する。 夏生も記憶がなくなったということを周りから指摘されてわかってはいたが、詳細はわからないまま。 夏生の近くにいる人物が「記憶屋」ではないかと疑う猪瀬と共に、記憶を失ったとされる人たちを夏生は訪ねていく。 「記憶屋」は何を思って、どんな対象の記憶を消しているのか…不思議なことばかりだけど、そこには確かに興味かある。 2024.1.13

Posted byブクログ

2023/11/29

記憶屋再び。 本作は三作目に繋げるためだろうか、ミステリ的にはあまり驚きも少ない。だが前作同様にリーダービリティが大変よくスラスラと読める。青春の切なさと愛しさが詰まった作品だ。

Posted byブクログ

2023/08/21

約2ヶ月半ぶりの投稿か。なんだか色々あった。そして今はコロナに感染中。少し楽になってるけど、ピーク時は熱もあって本を開いても読めなかった。自分はかからないだろうという謎の自信が崩れた。 そしてこの記憶屋Ⅱ。前作読了から随分と間が空いていたが、読み進めるうちに思い出してくる。つい...

約2ヶ月半ぶりの投稿か。なんだか色々あった。そして今はコロナに感染中。少し楽になってるけど、ピーク時は熱もあって本を開いても読めなかった。自分はかからないだろうという謎の自信が崩れた。 そしてこの記憶屋Ⅱ。前作読了から随分と間が空いていたが、読み進めるうちに思い出してくる。ついに記憶屋の正体が!と思って読んでいたのだが、残りページがあとわずかに。ん?続きはⅢで?なんと、まだ完結していないではないか!なのでBOOKOFFへ探しに行き記憶屋Ⅲ発見、即ゲット。そして今読んでいるところ。まだ正体は分かっていない。

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2023/01/25

かつて友人たちと一斉に記憶を失うという経験をした女子高生は、新聞記者から記憶屋の存在を聞かされる。 女子高生は新聞記者と一緒に記憶屋を探そうとするがーー。 まさか第3巻に続くとは思わなかった。 途中で終わるなんて生殺しもいいところ。早く続きを読みたい。

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2023/01/09

2作目の記憶屋。正直前回誰だったか覚えてなくて、読みながら誰だっけ?と思ってた。依頼者の記憶から消すから依頼したことも消されたことも知らないとはいえ、本人の依頼でも記憶を消すことは正しいことなのか。今回はその点について猪瀬と夏生が遭遇者の話を聞きながら話す。 9冊目読了。

Posted byブクログ

2022/12/19

「1st Episode : ギミー・シェルター」 前科があると知らない。 護られるべき存在が危険に晒されているとはいえ、傷つけるリスクを思うと難しい問題だな。 被害を受けた者の記憶が消えたとなると、どうやって大勢の消したのだろうか。 「2nd Episode : ツイン・スタ...

「1st Episode : ギミー・シェルター」 前科があると知らない。 護られるべき存在が危険に晒されているとはいえ、傷つけるリスクを思うと難しい問題だな。 被害を受けた者の記憶が消えたとなると、どうやって大勢の消したのだろうか。 「2nd Episode : ツイン・スター」 忘れてしまったことを。 詰めが甘いからこそ再び縁を繋げたのだろうが、消した側からすると迷惑な人と思いそうだ。 対の存在だからこそ気付いた変化だが、本人に自覚させるのは難しいだろうな。

Posted byブクログ

2022/08/19

消したい記憶か〜。。。特にはないけど、消して悩みが解消されるのならありだな。 今回のシリーズ第2弾より第1弾の方が良かったな。しかしシリーズあと2冊も買っちゃったので、箸休めの様な感じで気楽に読もうかな。

Posted byブクログ