子どもは40000回質問する の商品レビュー
子供の好奇心を広げるには、子供の問いに対して大人も問いを返して、話を広めることが必要だと感じた。論文ベースで、結論が少ない。 結局何をすれば好奇心が高まり、それが何に役立つのかがわからなかった。
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子育て本かと思ったら違った いい意味で 好奇心のあるなしが人間とその他の動物を分ける 好奇心は時代によって罪になった 現代に生まれてよかった インターネットは無知なのに満足してしまう状況をつくる 答えに簡単にたどりつき過ぎて、セレンディピティの機会をなくしている 『スマホ脳...
子育て本かと思ったら違った いい意味で 好奇心のあるなしが人間とその他の動物を分ける 好奇心は時代によって罪になった 現代に生まれてよかった インターネットは無知なのに満足してしまう状況をつくる 答えに簡単にたどりつき過ぎて、セレンディピティの機会をなくしている 『スマホ脳』のような進み方、ヨーロッパの方の感覚なのかな、わかりやすい 辞書をひけば、他の読むつもりもなかったところを読んでしまう、本屋で思わず目的ではない本を買ってしまう、などがない 知識がないと好奇心は発動しない ある程度の詰め込み教育は必要との事 そうでないとセレンディピティ(予期せぬ学習機会)は訪れない とても納得のいくものだった ところどころ日本の教育について考えさせられる アジアのリーダーであるシンガポールや、中国、といった記述があり、日本の教育レベルは世界的にやばそうと実感 これもヨーロッパの方の視点なんだろーな 後半は知識がないが為に好奇心が発動せず 眠いところが続いたけど星5にしました
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それはこういうものだ、ではなくそれはなぜ、こういうものなのかを考えていか、そのためには知識が必要、か。 年齢だったり家族の状況だったり、好奇心が沸いてもそのまま突き進むことができないことが多いのだけど、一つでも二つでも多く突き進むことができたら、人生は退屈しないんだろうな。
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すごく興味深くおもしろかった。読み終わってからもう一度読み返した。 ヒトと「好奇心」の関係が様々な社会や文明、研究に結びついている。好奇心自体にも種類があり私達はそれに動かされて生きている。好奇心の素晴らしさと危険についても書かれていた。「好奇心」が湧く為には基礎となる地盤が必要...
すごく興味深くおもしろかった。読み終わってからもう一度読み返した。 ヒトと「好奇心」の関係が様々な社会や文明、研究に結びついている。好奇心自体にも種類があり私達はそれに動かされて生きている。好奇心の素晴らしさと危険についても書かれていた。「好奇心」が湧く為には基礎となる地盤が必要不可欠ということに、成る程と思い当たった。 サルとヒトとの違いについても勉強になった。
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単なる子育て本と思い本書を手に取った。そうそうにその期待は裏切られることになるが、決して悪い裏切られ方ではなかった。大人になってからも好奇心を十分に持続させることでき、新しい世界を知ることができることに希望を持つことができた。 もちろん、子供との関係において、問いを発することの...
単なる子育て本と思い本書を手に取った。そうそうにその期待は裏切られることになるが、決して悪い裏切られ方ではなかった。大人になってからも好奇心を十分に持続させることでき、新しい世界を知ることができることに希望を持つことができた。 もちろん、子供との関係において、問いを発することの重要性や、こどもの認知の変化を知っておくことは子育てをするうえで重要なことであり、子育てにも十分活かすことができる。
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邦題では育児書のようですが、ビジネス書として読んでも面白いと思います。 私は子育て中のため、育児書として大いに学びがありました。 流行りのモンテッソーリ教育に傾倒しており、「見守り型で子どもの好奇心を邪魔しない。」ことを意識していたけれど、次のことには納得し、一部教育方針を考...
邦題では育児書のようですが、ビジネス書として読んでも面白いと思います。 私は子育て中のため、育児書として大いに学びがありました。 流行りのモンテッソーリ教育に傾倒しており、「見守り型で子どもの好奇心を邪魔しない。」ことを意識していたけれど、次のことには納得し、一部教育方針を考え直そうと思いました。 子どもの知的好奇心を養うには周囲の大人が環境を整える必要がある。 知的好奇心を継続するには、背景『知識』が必要である。 インターネット検索は好奇心のきっかけとしては良いが、それで満足していては拡散的好奇心で止まってしまう。 大人になってからも知的好奇心は養えるということが書いてあるので、ビジネスパーソン、特に私のようにゆとり世代出身で教養がないなぁと思っている方、は読むといいかもしれません。
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面白かった。 当たり前すぎて言語化したこともなかったが、「好奇心を持つためには基本的な知識量が必要」という事実に目から鱗が落ちる思いである。 本書の論点はいくつかあるが、個人的に刺さったのが上記の「基本的な知識量」の問題だ。例えば「関東では桜は三月末に咲いて一週間程度で散る」とい...
面白かった。 当たり前すぎて言語化したこともなかったが、「好奇心を持つためには基本的な知識量が必要」という事実に目から鱗が落ちる思いである。 本書の論点はいくつかあるが、個人的に刺さったのが上記の「基本的な知識量」の問題だ。例えば「関東では桜は三月末に咲いて一週間程度で散る」という基本知識が無ければ、沖縄の2月の桜や、北海道の5月の桜の面白さは理解できないだろう。 好奇心は人間以外の動物には無い感情であり、第4の基本的欲求という見解も理解できる。 <アンダーライン> ★★★★★ 背景知識
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好奇心がいかに大事かを改めて感じ、考えさせられるとても良い作品。 子どもに限らず、成人以降の知識についての分析もあったのも為になった。 好奇心と不安と安心感のバランス、可能性の広げ方等々。すごく納得がいく内容だった。
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2年ほど前に一度読んでいた。そのときはあまり響かなかったけど、改めて読んでみて色々気付きが多く、当時はロックダウンで疲れてたのかな、、と思う。 タイトルは正直内容にふさわしいか不明だが、より多くの子育て世代がこれを手にして、新たな気付きが得れるであればそれは成功なのかもしれない...
2年ほど前に一度読んでいた。そのときはあまり響かなかったけど、改めて読んでみて色々気付きが多く、当時はロックダウンで疲れてたのかな、、と思う。 タイトルは正直内容にふさわしいか不明だが、より多くの子育て世代がこれを手にして、新たな気付きが得れるであればそれは成功なのかもしれない。 知的好奇心をどうやって保つか。育てていくか。子供に関して言えば親の役割は大きいということと、パズル化されてる世の中の流れの中で、ミステリーを追求するかのようか楽しみに時間を要せるかがポイントなのかな。 幅広い知識をつけること。知性がセレンディピティを生み出す。 脳に負荷をかけること。フラストレーションを感じること。空白を意識すること。 ググって一発解答OKの世の中から生まれるものは何か? 夫婦関係の維持についても言及されており、一人の大人として、人生に大事なことを教えてもらった一冊であった。興味深かった。
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好奇心の効用についての本。 好奇心のベースに知識がある。知識を得れば、知りたい欲求が湧いて更に深く広く知りたくなる。それが好奇心。知識の習得に励むと好奇心を高まり、自分の世界が広がることに繋がる。 でもそもそも好奇心の無い人は、こういう本は読まないでしょうね。
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