子どもは40000回質問する の商品レビュー
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過去の偉人より後に生まれたことの有難さ 情報が溢れすぎていつも溺れちゃいそうと思っていたけれど、今を生きていることが1番幸せなんだと思った 私は勉強することは苦手 仕事は分からないから嫌い 物事を知り尽くしていては無関心になり 知らなさすぎると目を背けてしまうらしい 私は仕事から目を背けてたのかも 知識を身に付けることが自分には大事なことだけど かと言って遠い未来の為に勉強すると飽きてしまう 今の自分の気持ちを確かめながら勉強すると、何かが変わるのかな この本を読んで自分を振り返ったり、これからの人生を少し考えることができた。素敵な本でした。
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はるさん推薦 好奇心をどう活かすがが現代。 好奇心の歴史(威信失墜、問いかけ、解答の時代)という変遷が面白い 子どもの好奇心に大人が反応することが大切 うしなかった好奇心は取り戻せない 好奇心格差が社会格差へ 貧しい家庭では、質問の仕方を知らない マインドマップ...
はるさん推薦 好奇心をどう活かすがが現代。 好奇心の歴史(威信失墜、問いかけ、解答の時代)という変遷が面白い 子どもの好奇心に大人が反応することが大切 うしなかった好奇心は取り戻せない 好奇心格差が社会格差へ 貧しい家庭では、質問の仕方を知らない マインドマップ参照 【気づき】 ・子どもの好奇心に応えることはかなり重要。 失った好奇心は元に戻らない。 以下、心に残ったところ ・好奇心旺盛なコンピューターは存在しない。 ・好奇心は環境によって大きく左右される。 生き方次第で好奇心をかきたてることも、台無しにすることもできる。 ・拡散的好奇心 知りたいと言う心のうずき これは探究心の第一歩だ。 未知なるものへと目を開くきっかけとなり、新たな経験を求め、それまでのなかった人々に出会うことを後押ししてくれる。 ただし知ることへの欲求を膨らませて成熟させない限り、何の洞察も得られないまま興味の対象を次々と変えるだけで、エネルギーと時間を無駄にしかねない。 方向性を持たない好奇心は不毛だ。 ・知的好奇心 知識と理解を求める意欲 意識的に訓練をしなければつかない奥深い好奇心。個人とっては、魂の糧となる満足と喜びをもたらす。 組織や国にとっては、独創的な才能にたっぷりとエネルギーを注いでイノベーションを誘引し、いわば鉛に過ぎない拡散的好奇心を黄金に変える媒体となるだろう。 知的好奇心はさらなる飛躍の時代を迎えても良さそうだが、私たちは拡散的好奇心を浪費するばかりだ。 ・
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読む目的 質問について構造、心理などを知りたかった。 所感 知りたいテーマではなかったが非常に面白い内容だった。 概要抜粋 ・好奇心が高いのは個性ではなく状態=環境で手に入る ・好奇心を得る方法=つまらないを楽しいに変える方法は、目的意識を、持ち探究すること(好奇心を持つ) ...
読む目的 質問について構造、心理などを知りたかった。 所感 知りたいテーマではなかったが非常に面白い内容だった。 概要抜粋 ・好奇心が高いのは個性ではなく状態=環境で手に入る ・好奇心を得る方法=つまらないを楽しいに変える方法は、目的意識を、持ち探究すること(好奇心を持つ) ・好奇心は学ぼうという意思によってのみ保たれる ・退屈は夫婦仲(人間関係)にも悪影響がある ・退屈〈言い合いをする=一緒にやることがある
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邦題が謎。英題CURIOUSの通り好奇心に関する本。喩え話とメッセージが遠くて難儀する項もあるが、好奇心の基盤に知識の必要性を説くのは新鮮。好奇心偏重でややバランスに欠けるので-1☆ 1年以上前にABDで手に取り漸く読了できたのは嬉しい。
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好奇心は人にしか見られない。 Googleは求めているものを正確に返してくれるが、何を尋ねるべきかは教えてくれない。 拡散的好奇心(気まぐれな好奇心)ではなく知的好奇心(持続的好奇心)をのばす。 知識こそが創造性と好奇心の源。 好奇心がなければセレンデピティは起きない。 交渉=...
好奇心は人にしか見られない。 Googleは求めているものを正確に返してくれるが、何を尋ねるべきかは教えてくれない。 拡散的好奇心(気まぐれな好奇心)ではなく知的好奇心(持続的好奇心)をのばす。 知識こそが創造性と好奇心の源。 好奇心がなければセレンデピティは起きない。 交渉=共感的好奇心「なぜ?」と質問する 「つまらない」を「面白い」に変える記述:小さな物事をよく観察する、自分がどう感じたかを記録する。
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子どもの好奇心をその子の為に育ててやれるのは親を始めとする周りの大人たちだ。とはいえ、親は子供たちが好奇心によって絶えず指を指したり、質問したりすることに苛立ちを覚えることもある。食事の用意をしている時や、友達と話している時、Eメールを書いている時、子どもの問いかけに一つ残らず応じるのはなかなか難しい。 最近ではますます手軽に、大人が対応すべき役割をデジタル機器に任せられるようになっている。テクノロジーは、子どもの好奇心から親をしばしば解放してくれる素晴らしい存在だ。私たちは子供をテレビの前に座らせておくことも、携帯電話を触らせておくことも、あるいはお気に入りのゲームの入ったiPadで遊ばせておくこともできる。そういったことが子どもに対する最悪のしうちだというつもりはない。しかし私は、専門家の意見を聞き、子どもたちの学習のメカニズムについて知った今、娘からの問いかけを受け流すたびに、娘の知りたいという内なる欲求を台無しにしてきたのではないかと深く反省せずにはいられない。
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わからない。知りたい。教えて欲しい。 ドラえもんのポケットではないが、ワンクリックでどんな疑問にも答えてくれる、インターネットによってもたらされた恩恵は計り知れないが、私たちが自分の頭で考えることを止めるという弊害も同時にもたらした。 本書の言葉を拝借するなら、インターネ...
わからない。知りたい。教えて欲しい。 ドラえもんのポケットではないが、ワンクリックでどんな疑問にも答えてくれる、インターネットによってもたらされた恩恵は計り知れないが、私たちが自分の頭で考えることを止めるという弊害も同時にもたらした。 本書の言葉を拝借するなら、インターネットによって私たちの拡散的好奇心(知りたいという心のうずき)は即座に満たされるようになったが、過度なまでに依存することで、その先にある知的好奇心(知識と理解を求める意欲)を育む機会を失った。 下記の4つが特に印象に残った。 1) インターネットの普及によって世界でどのようなことが起きているのか、容易に知ることが出来るようになったにも関わらず、海外のサイトにアクセスする習慣を持つ人は、私たち全体の10%にも満たないという事実。(自分たちが思っているほど私たちの視野は広がっていない) 2) 知的好奇心と共感的好奇心(他人の考えや感情を知りたい)は親和性があること。人間関係やコミュニケーション能力などの発育、情操教育の観点からも好奇心は有益なものである。 3) 今までのところ、好奇心を持つことへの否定的な研究結果は無いが、短期的視点や結果に対して一定の期限を要求されるビジネスの世界などにおいては、好奇心は必ずしもプラスには働かない。 4) ジェネラリスト(キツネ)か、スペシャリスト(ハリネズミ)か? これからの世界はそのどちらも兼ね備えた人材(キツネハリネズミ)が成功する。
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さしあたりタイトルについて補足 子どもは、2歳〜5歳までの間に「説明を求める質問」を40000回するという教育学者ポール・ハリスの計算による。 中身は300pあるだけあって幅広く、具体例がかなり多い。科学ばかりでも思想ばかりでもなく、ほどよい。 何度も読んで、何度もワクワクでき...
さしあたりタイトルについて補足 子どもは、2歳〜5歳までの間に「説明を求める質問」を40000回するという教育学者ポール・ハリスの計算による。 中身は300pあるだけあって幅広く、具体例がかなり多い。科学ばかりでも思想ばかりでもなく、ほどよい。 何度も読んで、何度もワクワクできそう。
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人が持つ好奇心について色々と知ることができて面白かった。 特に、子育て世代には第1部の第2章と第7章を強くオススメします。昨今の詰め込み教育を善としない風潮について、考えさせられる内容です。 小さくて下らないと思える事にも、好奇心をもって見てみれば今まで知らなかった世界が広が...
人が持つ好奇心について色々と知ることができて面白かった。 特に、子育て世代には第1部の第2章と第7章を強くオススメします。昨今の詰め込み教育を善としない風潮について、考えさせられる内容です。 小さくて下らないと思える事にも、好奇心をもって見てみれば今まで知らなかった世界が広がっていく。そんな可能性を感じさせてくれる一冊でした。
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中世には罪とされた好奇心だが、現代では成功のためには好奇心が必須になっている。乳幼児の好奇心は、大人が適切に反応することで伸ばせる。源泉となるのは、長期記憶に持つ知識。好奇心を持ち続けること鬱や加齢に対抗できる。 疑問に思ったら、ネットで簡単に答えがわかることで、深められずに終...
中世には罪とされた好奇心だが、現代では成功のためには好奇心が必須になっている。乳幼児の好奇心は、大人が適切に反応することで伸ばせる。源泉となるのは、長期記憶に持つ知識。好奇心を持ち続けること鬱や加齢に対抗できる。 疑問に思ったら、ネットで簡単に答えがわかることで、深められずに終わってしまう状況はある。でも、圧倒的数があるわけだから、同じことをしていても、深められる人はそれぞれにいるんじゃないかな。どうなんだろう。
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