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パンドラの少女 の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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    4

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2023/11/14
  • ネタバレ

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2023.11 スティーブン・キングの異能機関を読んだばかりだったので、外国小説はこの手のストーリーが好きなんだな〜と感心。なんかSFとゾンビとウルヴァリンのごちゃまぜ小説って感じです。

Posted byブクログ

2022/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遂に小説でも〈動く屍〉ものを選んでしまいました。主人公のメラニーは屍とはいえ喋るし思考するし知能は高い。好奇心旺盛で何もかもを吸収していくけど、「自分は何だろう」にも気付いてしまうのが悲しい。 メラニー、メラニーが大好きなジャスティノー先生、メラニーみたいな子どもたちを研究材料としか思ってない科学者、メラニーたちを管理してた軍曹と兵士の5人の逃避行はハラハラでした。でもジャスティノー先生以外の3人との変化は良かったです。メラニーが聡明で勇敢で凄い。 結末も壮絶でした。「次の人類」……キノコの森を焼いてそれを生み出すきっかけを作るパークス軍曹と、次の人類に教育を施すジャスティノー先生の苦悩半端ない。ドクター・コールドウェルはマッドサイエンティストだったけど〈飢えた奴ら〉とメラニーたち第二世代の違いにたどり着いてたので実はちゃんと科学者だったんだな。。 ゾンビだらけな世界…「世界はとても美しく、だけど破壊された過去で埋め尽くされている」。映画も観たいです。 訳がまたしても、「ファージング」三部作や「完璧な夏の日」の茂木健さん。絶妙な言い回しの翻訳が好みです。

Posted byブクログ

2019/10/18

終末・ゾンビ・ロードノベル。←大好物\(^o^)/人間の脳に寄生するキノコが原因で奇病が蔓延し文明が崩壊。寄生された人間はゾンビ状態になり人間を襲うようになる。しかし主人公メラニーのような、寄生されながらも自意識をもち学習する特別な子供たちが発見され、軍の施設で研究が進められるが...

終末・ゾンビ・ロードノベル。←大好物\(^o^)/人間の脳に寄生するキノコが原因で奇病が蔓延し文明が崩壊。寄生された人間はゾンビ状態になり人間を襲うようになる。しかし主人公メラニーのような、寄生されながらも自意識をもち学習する特別な子供たちが発見され、軍の施設で研究が進められるが…。絶望的な逃避行なのに、読者がそんなに悲観的な気持ちにならないのはメラニーの存在のためか。作中に出てくるオフィオコルディセプスが実在し、アリに寄生してゾンビ化させ、実際にキノコが生えるのには驚く。

Posted byブクログ

2018/12/25

面白かった!なんでそうなっちゃったの?これからどうなっちゃうの?が、スッキリ説明されていてモヤモヤ感ゼロなうえに、脱出行は、もはや冒険小説のハラハラドキドキ感。楽しい読書でした。

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2018/11/23
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 ゾンビものというか、ディストピアものというか。ハッピーエンドとは言えないのだが、読後の感想としては悪くない。こどもたちの未来があるからか。  映画化されており、DVDを見たのだが、かなり原作に忠実に作られている。作者自らが、脚色しているのだから当然といえば当然。

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2018/01/21

映画を見たのでキャラクターをイメージしやすかった。面白かったが暇つぶしにしては量が多すぎ。 ところどころ聖書や神に対する、洗脳的嘲笑や冒涜が目立ち、読んでいて苦痛であった。ゾンビ物が好きであるのだが、もう読むのやめようと思う。しかも翻訳なので日本人作家よりも、登場人物が外人さんゆ...

映画を見たのでキャラクターをイメージしやすかった。面白かったが暇つぶしにしては量が多すぎ。 ところどころ聖書や神に対する、洗脳的嘲笑や冒涜が目立ち、読んでいて苦痛であった。ゾンビ物が好きであるのだが、もう読むのやめようと思う。しかも翻訳なので日本人作家よりも、登場人物が外人さんゆえに、感情移入しずらかった。

Posted byブクログ

2017/08/27

 「中間的存在」である少女が自分の存在について何を考え、どのような選択・決断をして生きていくのか、その少女の周囲の人たちが何を考え、何を思い、どのような心情の変化を起こしながらその少女と時間を過ごしていくのかを考えながら読むとなかなか面白い。最後の少女の決断を知ったとき、タイトル...

 「中間的存在」である少女が自分の存在について何を考え、どのような選択・決断をして生きていくのか、その少女の周囲の人たちが何を考え、何を思い、どのような心情の変化を起こしながらその少女と時間を過ごしていくのかを考えながら読むとなかなか面白い。最後の少女の決断を知ったとき、タイトルの意味を知り、納得できると思う。文章やストーリーは平易なので、一気に読み進めることもできるので、ぜひ読んでいただきたい。  少し残念に思ったところは、もう少し膨らませてほしいと思うところがチラホラあったところ。

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2017/07/13

読み始める前に予想していたよりも、 ずっとずっと面白く良い作品だった。 カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』な雰囲気で端緒を開き、 TV ドラマ『ウォーキング・デッド』な世界に突入。 コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』なテイストもちょっと有りの、 アドベンチャーロードノ...

読み始める前に予想していたよりも、 ずっとずっと面白く良い作品だった。 カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』な雰囲気で端緒を開き、 TV ドラマ『ウォーキング・デッド』な世界に突入。 コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』なテイストもちょっと有りの、 アドベンチャーロードノベルなディストピアもの。 少女を中心とした人間ドラマがキモ。

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2017/07/12

どの様な解決策が出るのかと思っていたが、「レジェンド」みたいな終わり方になってしまった。人から次の人類に主役がバトンタッチされて行く。まさに進化の過程である。

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2017/03/26

主人公の少女メラニーに感情移入してしまったらもう一気読み。だんだんメラニーが変化していって見ているこっちの感覚も変化していって、どうにかなるのかこれ…と思っていたら。 読み終わってから、表紙の原題と和訳タイトルをまじまじ見返してしまった。

Posted byブクログ