モップの精は旅に出る の商品レビュー
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日常のなかに、それあるかも!って言うミステリーを解決していく清掃員のキリコ。誰かが殺されるでもなくファンタジー的な存在も現れないが面白く一気に読めました。キリコと大介がお互いを思いあってるのも微笑ましい。
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前に読んでいた本でした。なぜか登録し忘れていたようです。 でも細かい内容は忘れていたし、キリコシリーズは何度読んでも面白い。 勘が鋭くてたくましく、それでいて繊細なキリコちゃんと、キリコちゃんを支える大介の2人が本当に好きなキャラだったので、これが最後だとあとがきにあって寂しくなりました。
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キリコさんシリーズの5作目で完結?というか終わり? ってか、完結してなくね?何かもやもやしたものが残る読後感 ま、それはシリーズ通してすっきりしない終わり方のお話が多いわけだけれども というか、日常系ミステリなのに人死には出るわ、悪意満載の人がいたりと、あまり心休まらないのもシリ...
キリコさんシリーズの5作目で完結?というか終わり? ってか、完結してなくね?何かもやもやしたものが残る読後感 ま、それはシリーズ通してすっきりしない終わり方のお話が多いわけだけれども というか、日常系ミステリなのに人死には出るわ、悪意満載の人がいたりと、あまり心休まらないのもシリーズの特徴か もう一回シリーズを読み返したい気持ちはあまりない…
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さくさくーっと読み終わりました。 アクの強くない主人公に、帯ほどインパクトのつよくないキリコさんのキャラ故?これが最後だそうてますが、他のシリーズも読んでみて印象が変わるかを試してみようと思う。
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英会話学校の事務員の翔子とストーカー疑惑の生徒の話の慣れないモテに感じる恐怖に共感。翔子とキリコのアフタヌーンティーやキリコのファッションも楽しい。姉の死を受けキリコが閉じ籠もり旅に出る話では、ただ信じて好きにさせる大介とキリコの夢みたいな信頼関係や、いい人だらけではない親族に見...
英会話学校の事務員の翔子とストーカー疑惑の生徒の話の慣れないモテに感じる恐怖に共感。翔子とキリコのアフタヌーンティーやキリコのファッションも楽しい。姉の死を受けキリコが閉じ籠もり旅に出る話では、ただ信じて好きにさせる大介とキリコの夢みたいな信頼関係や、いい人だらけではない親族に見える現実が印象的。
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シリーズ5作目、そして最後の本。 この作品を読むたびに、家を綺麗にしなくちゃ!と思う本。 お互いを尊重して良い夫婦だなー
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清掃員のキリコちゃんが、さまざまな事件を爽やかに解決する物語。 シリーズ終了なんですね。 寂しいです。 近藤さん、「キリコちゃんを自由にさせてあげたい」と思われたんですね。 キリコちゃんと出会ってからどれくらいたつでしょう。 長く読んでいたシリーズものが終わるとき、 自分や身の...
清掃員のキリコちゃんが、さまざまな事件を爽やかに解決する物語。 シリーズ終了なんですね。 寂しいです。 近藤さん、「キリコちゃんを自由にさせてあげたい」と思われたんですね。 キリコちゃんと出会ってからどれくらいたつでしょう。 長く読んでいたシリーズものが終わるとき、 自分や身の回りの変化も含め、時の流れを否応なく感じさせられます。 いつもふわっと現れて、どことなく魔法使いのようなイメージのキリコちゃんと、 肩の凝らない軽い謎解きが好きでした。 旦那さんは相変わらず優しいし、ねこの兄やんも元気だったし♪ 最後のお話は、彼女の複雑な家庭環境や、心の闇も垣間見えたりしたけれど、 「お別れ」っぽくなくて良かったです。 これからもどこかでキリコちゃんの物語は続いていくような気がします。
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キリコシリーズ5作目にして最後の本。 残念ながら著者がそう言っているので、これは覆らざる事実である。 初めの二話は語学教室で起きる怪事件。 たいして話したことのない受講者から送られてきた婚姻届。 その後、その送り主は不可解な死を遂げる。 なぜ?どうして私に。 回数チケットを買って...
キリコシリーズ5作目にして最後の本。 残念ながら著者がそう言っているので、これは覆らざる事実である。 初めの二話は語学教室で起きる怪事件。 たいして話したことのない受講者から送られてきた婚姻届。 その後、その送り主は不可解な死を遂げる。 なぜ?どうして私に。 回数チケットを買ってもらったことは、恋愛感情によるものだったのか? 仕事を「普通」にこなそうとしたことで起きた悲劇。 また一方では女同士にありがちな精神的いじめ。 しかしいじめの対象となっている彼女はめげない。 強い人だ、いい話だ、で終わらないのが著者のスパイス。 三話目は別のオフィスでの物語。 被害者の男性は「見ていない」人物だった。 キリコは言った。 「男の人と女の人って、見える世界が全然違うんだなって」(175頁) 残念ながら言ってもわからない人は一定数いて、彼らの世界は自分の見たい世界だけでできている。 周囲の心配、苦悩などを真剣には受け止めず、たとえそれによって周りの人間がひどく傷つけられたとしても、自論に終始する。 モップの精は飛び立った。 こない、とわかっていても、次に降り立つ時はいつか来るだろうかと願ってしまう。 いや、新たな精がきてくれるかもしれない。 この著者の、手元から、再び。
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4つの短編。 キリコ自身の家族についても。 1巻のラストで、急に結婚していたのでプロポーズや結婚に至った道は不明のままだけれど 今作読んで、大介のいいところがすごくあらわれていて だから彼女は彼を選んだのかな、と。 『重なり合う輪』の悪ふざけについて。 仕事についての悪戯も読んだとき大分イラっとしたが 事件の原因となった悪ふざけを読んで 気分が沈む。。 よく好きな子をいじめてしまう、というのが妙に甘酸っぱく表現されていたりもするが やられた方はたまったもんじゃないわけで。。 男女差別には気をつけたいが、男女区別は必要だろう、と葛藤する事が。。。 「相手の立場になって考える」これはとても難しいけれど更に 「相手と、相手の周りにいる人間についても考慮しつつ」行動しなければ。。。 キリコをスーパーウーマンのように感じていて、でも彼女も生身の人間で でもそんな彼女が救われる存在が隣にいることが本当によかった。 終わってしまうのが寂しいけれど。
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キリコちゃんシリーズもこれで最後なのかなぁ。 やっぱりキリコちゃん大好きだなぁ。 大介との関係も好き。 いつかまたキリコちゃんに会えたらいいのにな。 2018.1.22 読了
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