アンと青春 の商品レビュー
なんと4作目から読み始めてしまったこのシリーズ。 結局順番はバラバラになってしまったけれど、他の3作品も読み終えた。 表紙から美味しそう、作品を読んでも美味しそう!なこのシリーズ。 サラリと読めて、和菓子の知識も知ることができて、登場人物それぞれに個性があって楽しい。 和菓子って...
なんと4作目から読み始めてしまったこのシリーズ。 結局順番はバラバラになってしまったけれど、他の3作品も読み終えた。 表紙から美味しそう、作品を読んでも美味しそう!なこのシリーズ。 サラリと読めて、和菓子の知識も知ることができて、登場人物それぞれに個性があって楽しい。 和菓子って日本の美しさを教えてくれるんだなぁ…と思いながら読む。 みつ屋が近くにあったらなぁ… 読み終わった後、和菓子が食べたくなること間違いなし。
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感想 接客業はやっぱり大変。変な客の対応もしないといけない。 前巻は和気藹々としていたが、今回は、ちょっと嫌な客だったり、店内の人間関係もギクシャクしたり、長く働くとそういうこともあるよね。 あらすじ みつ屋で働き始めて大分過ぎた頃、アンはバイトという立場が気になりだしていた。久しぶりの連休を取って京都に旅行にいく。 そこでお菓子に込められたメッセージについて友達にエピソードを話す。アンはバイトという立場でフラついていると感じ出し、一度はバイトを辞めることを考えるが、立花に素直に謝られて考え直す。 その後は娘の健康を過剰に気にする母親の話。最後は乙女こと立花さんとあまり関係が上手くいっていないことについて。
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いいなぁ、こういう職場。 嫌なことがあっても、ちゃんと向き合って仲直りする。 私もそういう仲間を作っていかなくっちゃ。 そして、タイトルがいいですね!
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食べてる杏子ちゃんの幸せそうにモグモグしてる顔が何回も浮かんでくる。ネガティヴな杏子ちゃんが少しずつ大人になっていくさまも愛おしい。ありきたりだけど、甘すぎない優しい一品
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和菓子のアンシリーズ2作目。 和菓子は美味しく、幸せな気持ちにさせる一方で、 悪意を持って相手に手渡せば時には甘い和菓子が 凶器となることもあるんだなと思いました。 この作品では前作よりも杏子ちゃんが自分の現状に悩み、時には涙を流しながらも少しずつ成長していく姿に読んでいてこ...
和菓子のアンシリーズ2作目。 和菓子は美味しく、幸せな気持ちにさせる一方で、 悪意を持って相手に手渡せば時には甘い和菓子が 凶器となることもあるんだなと思いました。 この作品では前作よりも杏子ちゃんが自分の現状に悩み、時には涙を流しながらも少しずつ成長していく姿に読んでいてこちらも励まされる作品。 立花さんと杏子ちゃんの関係も少し変化が訪れて 作中で「甘酒屋の荷」という言葉が出てくるけれど 最後に意味を知った時はニヤニヤが止まらなかった。 続きが気になるし、甘酒がとっても飲みたくなった
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あんこが食べられないのが悔しくなるほど、このシリーズに魅了されてしまっている。乙女な立花さんの気持ちにまったく気づかないアンちゃんにやきもき。自分に自信がないアンちゃんだが、和菓子屋の店員として自覚を持って働く姿が眩しくて好ましい。どんな価値観を持つ人も優しく包み込むことはなか...
あんこが食べられないのが悔しくなるほど、このシリーズに魅了されてしまっている。乙女な立花さんの気持ちにまったく気づかないアンちゃんにやきもき。自分に自信がないアンちゃんだが、和菓子屋の店員として自覚を持って働く姿が眩しくて好ましい。どんな価値観を持つ人も優しく包み込むことはなかなかできない。私は放射線量は気にしないが、気にする人を否定せず異質と分類しないことも大事。相変わらずデパ地下の空気感が伝わってきて懐かしい。それにしても上生菓子で嫁いびりなんて高尚すぎて、私だったら例え気づいても絶対スルーする。
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師匠はため息をつく。 「・・・とんだ甘酒屋の荷だな」 和菓子のアンの続編 今作も和菓子の知識に関連した謎をとく 何となくよそよそしい立花さん 更なる続編ではその辺りにも進展があるのだろうか 季節の上生菓子等の描写がすき
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著者、坂木司さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 坂木 司(さかき つかさ、1969年 -)は、日本の作家。東京都出身。作品の基本スタイルは「主人公の成長」と「日常の謎」。日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員...
著者、坂木司さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 坂木 司(さかき つかさ、1969年 -)は、日本の作家。東京都出身。作品の基本スタイルは「主人公の成長」と「日常の謎」。日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員。 ---引用終了 坂木司さん、性別を非公開にされているようです。 ペンネームからは男性かと思いますが、本作を読む限りでの想像では、女性だと思います。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう―美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会える。ベストセラー『和菓子のアン』の続編。 ---引用終了
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「和菓子のアン」の続編だった。 前作より、主人公の成長や胸の内などが具体的にかいてあり、主人公の気持ちなどが想像しやすかった。 和菓子職人が自作の和菓子を好きな人(主人公)に自分が好きだということを遠回しに伝えるシーンを読んで、面白いアプローチだなと思った。
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心が甘いものを欲していた。そして選んだ本は『和菓子のアン』シリーズの二作目。お年頃の女の子目線、会話多めでサクッと読みやすい。美しくおいしい描写が楽しい。和菓子の豆知識も面白い。 デパ地下にある和菓子屋のバイト販売員、アンちゃん。美味しいもの大好きで笑顔が素敵。でも実は、ぽっちゃ...
心が甘いものを欲していた。そして選んだ本は『和菓子のアン』シリーズの二作目。お年頃の女の子目線、会話多めでサクッと読みやすい。美しくおいしい描写が楽しい。和菓子の豆知識も面白い。 デパ地下にある和菓子屋のバイト販売員、アンちゃん。美味しいもの大好きで笑顔が素敵。でも実は、ぽっちゃりな見た目に自信がなく、バイトという宙ぶらりんな状況にも思い悩んでいる。 失敗したり悩んだり考えたり。アンちゃんの一所懸命な姿が好き。若い故の悩みかもしれないけど、こんな感情をいつまでも忘れずにいたいなと思う。 続きが読みたい。甘酒屋の意味って、やっぱりそういうことよね。
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