アンと青春 の商品レビュー
著者、坂木司さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 坂木 司(さかき つかさ、1969年 -)は、日本の作家。東京都出身。作品の基本スタイルは「主人公の成長」と「日常の謎」。日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員...
著者、坂木司さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 坂木 司(さかき つかさ、1969年 -)は、日本の作家。東京都出身。作品の基本スタイルは「主人公の成長」と「日常の謎」。日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員。 ---引用終了 坂木司さん、性別を非公開にされているようです。 ペンネームからは男性かと思いますが、本作を読む限りでの想像では、女性だと思います。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう―美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会える。ベストセラー『和菓子のアン』の続編。 ---引用終了
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「和菓子のアン」の続編だった。 前作より、主人公の成長や胸の内などが具体的にかいてあり、主人公の気持ちなどが想像しやすかった。 和菓子職人が自作の和菓子を好きな人(主人公)に自分が好きだということを遠回しに伝えるシーンを読んで、面白いアプローチだなと思った。
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心が甘いものを欲していた。そして選んだ本は『和菓子のアン』シリーズの二作目。お年頃の女の子目線、会話多めでサクッと読みやすい。美しくおいしい描写が楽しい。和菓子の豆知識も面白い。 デパ地下にある和菓子屋のバイト販売員、アンちゃん。美味しいもの大好きで笑顔が素敵。でも実は、ぽっちゃ...
心が甘いものを欲していた。そして選んだ本は『和菓子のアン』シリーズの二作目。お年頃の女の子目線、会話多めでサクッと読みやすい。美しくおいしい描写が楽しい。和菓子の豆知識も面白い。 デパ地下にある和菓子屋のバイト販売員、アンちゃん。美味しいもの大好きで笑顔が素敵。でも実は、ぽっちゃりな見た目に自信がなく、バイトという宙ぶらりんな状況にも思い悩んでいる。 失敗したり悩んだり考えたり。アンちゃんの一所懸命な姿が好き。若い故の悩みかもしれないけど、こんな感情をいつまでも忘れずにいたいなと思う。 続きが読みたい。甘酒屋の意味って、やっぱりそういうことよね。
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よくそこまでお菓子に意味を付けられるな、って感心する。 甘酒のブームが江戸時代から、は笑った。 アンちゃんの心の内がおもしろくて癖になる。 立花さんは、まあなんて分かりにくい。自分に女としての自信がない人に対するアプローチじゃないよ。そんなん一生気付かないよ。気付かないってこと...
よくそこまでお菓子に意味を付けられるな、って感心する。 甘酒のブームが江戸時代から、は笑った。 アンちゃんの心の内がおもしろくて癖になる。 立花さんは、まあなんて分かりにくい。自分に女としての自信がない人に対するアプローチじゃないよ。そんなん一生気付かないよ。気付かないってことは無いも同然だからね。
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デパートの和菓子屋『みつ屋』で働くアンちゃん。ほんわか和菓子のお話かな〜と思ってたら、アンちゃん…考えが深い! プロフェッショナルな店長や先輩とアルバイトの自分を比べて、落ち込んだり悩んだりしながら悩みの本質に迫るアンちゃんに、仕事とどう向き合うか、自分がどういう場所に立ちたいの...
デパートの和菓子屋『みつ屋』で働くアンちゃん。ほんわか和菓子のお話かな〜と思ってたら、アンちゃん…考えが深い! プロフェッショナルな店長や先輩とアルバイトの自分を比べて、落ち込んだり悩んだりしながら悩みの本質に迫るアンちゃんに、仕事とどう向き合うか、自分がどういう場所に立ちたいのか、多くの事を考えさせられた。
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元気と癒しをもらいたいとき、お勧めの物語。 和菓子のアンの続編。2冊を読んで、このお話が大好きになった。再読したいと思える本(しかも4シリーズ)に出会え、幸せな気持ちになった。 主人公のアンちゃんは、優しくて笑顔が可愛い女の子。繊細で、くよくよすることもある。自分の体形...
元気と癒しをもらいたいとき、お勧めの物語。 和菓子のアンの続編。2冊を読んで、このお話が大好きになった。再読したいと思える本(しかも4シリーズ)に出会え、幸せな気持ちになった。 主人公のアンちゃんは、優しくて笑顔が可愛い女の子。繊細で、くよくよすることもある。自分の体形にコンプレックスを感じている。このままでいいのか。と働き方に対して悩む。職場の人のささいな言葉で傷ついてしまう。 だけど、アンちゃんの魅力を分かってくれる人達は必ずいる。励まされ、支えられて頑張っている。 人は元気そうに見えても、悩みながら生きている。アンちゃんのように。辛いときは休んでいい。泣いてもいい。分かってくれる人は必ずいる。と元気をたくさんもらえた。
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☆3.6 今回もアンちゃんのまわりで起きた少し謎な出来事を、自身の成長と共に解きほぐしていく。 前作は椿店長が謎を解き明かす、といった印象だったけれど、今回はアンちゃんが自分なりに出来事に向き合って、情報を集め考えてわかろうとするようになっていた。 そういう成長をアンちゃんは確...
☆3.6 今回もアンちゃんのまわりで起きた少し謎な出来事を、自身の成長と共に解きほぐしていく。 前作は椿店長が謎を解き明かす、といった印象だったけれど、今回はアンちゃんが自分なりに出来事に向き合って、情報を集め考えてわかろうとするようになっていた。 そういう成長をアンちゃんは確かにしているのに、やっぱりどこか自信がない。 働き始めて慣れたことによる気の弛みや甘えを自覚して、恥ずかしくなったり反省しているだけでも偉いと思うんだけどな。 今回一番びっくりしたのは、桜井さんの結婚。 このホップ・ステップ・ジャンプが本当すごい。びびる。 そして立花さんの変化も。 読者としてはすごいわかるけど、アンちゃんはそこんとこの自己肯定感低いからもっと頑張れ! 根っからの乙女な彼がどうやっていくのか、次作も追いかけずにはいられない。 桜井さんが立花さんを「乙女」って呼んでるの地味にジワってます。
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あんちゃんやお店にも色々起こる。終始ハラハラモヤモヤしながら読み進めるも、落ち着き方には納得できる。あんちゃんが成長していく様子が見て取れて、まさに青春だなぁ。
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主人公が少しずつ成長してゆく姿を微笑ましく読みました。「甘酒屋の荷」の意味は知らなかったですが、文脈からニュアンスは分かったため星一つ減らしました。和菓子の謎解きなどは相変わらず面白かったです。
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読んだら暖かい気持ちになりました。 和菓子を通じて日本の伝統を知りました。 素敵な人間関係だと思います。 こんな所で働けたら幸せだろうなと思います。 自分じゃ無理かな。
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