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戦争は女の顔をしていない の商品レビュー

4.4

200件のお客様レビュー

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ソ連の公式見解では戦死者2000万人とか。人口統計を見ると2600万人が減っている。弾に当たっただけでなく、ドイツ軍の捕虜となった為に殺された赤軍兵士。餓死者なども含まれる。 この様な本は貴重だ。何より体験した人の証言。一次資料だからだ。 私は偶々南京占領時の日本兵と話す機会...

ソ連の公式見解では戦死者2000万人とか。人口統計を見ると2600万人が減っている。弾に当たっただけでなく、ドイツ軍の捕虜となった為に殺された赤軍兵士。餓死者なども含まれる。 この様な本は貴重だ。何より体験した人の証言。一次資料だからだ。 私は偶々南京占領時の日本兵と話す機会があった。内容は日中兵士共に悲惨な内容だった。中国の公式見解では戦死者300万人となっている。しかし、人口統計をみれば2000万人が減っている。 ドイツはソ連に対する加害意識が高いが、日本には皆無。その理由は一次資料が出回っていないからだろう。

ユスト

2026/03/12

従軍したソ連の女性たちの話。 想像を絶する体験なのに、少女らしい雰囲気も漂っている話が多くて、なんだか読んでて不思議な気持ちになる。 ただずっとツライ。 読んでて胸がギューっとなる感じ。

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2026/02/01

大学時代からずっと読みたかったのに、なぜか読む気が起きなかった本をやっと読めた。 「麦は高々と伸び、草は青々としげり、太陽が照って、あちこちに死体が転がっている、血が流れている……」 「私たちが通った後には赤いしみが砂に残った。女性のあれです。… 私たちがはいているズボンは乾...

大学時代からずっと読みたかったのに、なぜか読む気が起きなかった本をやっと読めた。 「麦は高々と伸び、草は青々としげり、太陽が照って、あちこちに死体が転がっている、血が流れている……」 「私たちが通った後には赤いしみが砂に残った。女性のあれです。… 私たちがはいているズボンは乾ききって、ガラスのようになる。それで切れるんです。そこが擦れて傷になる、いつも血の匂いがしてました。」 ハッとしたいくつものインタビューのなかから少しだけ抜き出させてもらった。 本書には第二次世界大戦で従軍した女性たちに聞き取ったいくつもの話が綴られている。 戦争と女性というと軍医や看護師のイメージはあるけれど、銃後のイメージしか湧きにくかったので、驚くことばかりだった。 人の数だけ、その人しか体験していない忘れられない戦争があるということがよく分かる。 図書館で借りて約5日で読了。自宅用の購入を決めた。

Posted byブクログ

2026/01/27

苛烈で残酷な独ソ戦に従軍したソ連の女性たちによる、貴重な証言をまとめた作品。 祖国を守るため、軍に志願した10代の女性たち。 長かった髪は切られ、男子のような風貌になっても、待ち時間には刺繍をしたり、時には軍用品をかき集めてワンピースを作ったり、詩を朗読したり。 寒さと飢えが蔓...

苛烈で残酷な独ソ戦に従軍したソ連の女性たちによる、貴重な証言をまとめた作品。 祖国を守るため、軍に志願した10代の女性たち。 長かった髪は切られ、男子のような風貌になっても、待ち時間には刺繍をしたり、時には軍用品をかき集めてワンピースを作ったり、詩を朗読したり。 寒さと飢えが蔓延り、弾丸が飛び交う戦場で血みどろになっても、女は女を捨てられない。 従軍していた女性たちは戦後同性からは侮蔑され、共に戦場で戦った男たちもまた、彼女たちを守ろうとはしなかったという。 従軍の過去を隠し、何十年も沈黙を強いられた女性たちの記憶を書き残した著者の功績を称えたい。 とにかく、戦争は惨い。

Posted byブクログ

2025/12/10

読むのがしんどいのでぽつぽつと読んでいた。 プライベートでも色々あると余計読めなくなる。 メンタルととのえていかないとちょっときついねこの本は。 最後まで、現実のこととは思えなかった。

Posted byブクログ

2025/12/23

戦ったのは、数字ではない。一人一人が生身の感情のある個性ある人間であるということを、気づかせてくれる本。 205-

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2025/11/28

積読にしておきながら、こんなこと言うのもなんですが必読の一冊です。同志少女よ〜の読後にこちらの本を手に取り読み始めました。初めは夢中になり、どんどん読み進めたのですが、どうも私は口述記録というスタイルが合わないのか途中で飽きて挫折しました。同じ著者のチェルノブイリの祈りも積読にな...

積読にしておきながら、こんなこと言うのもなんですが必読の一冊です。同志少女よ〜の読後にこちらの本を手に取り読み始めました。初めは夢中になり、どんどん読み進めたのですが、どうも私は口述記録というスタイルが合わないのか途中で飽きて挫折しました。同じ著者のチェルノブイリの祈りも積読になってます。いつか読み切れるかな…。

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2026/03/12

図書館で借りようと思ったら借りられまくってて借りられそうになかったので、書店で探して買っちゃった。 戦争を「戦場にいた」女性たちの視点から語っている。戦場の凄まじい環境もだけど、帰ってきてからの話もどこかやりきれないものが多い。 読むのがしんどくて、2~3人ぶん読んではほかの本...

図書館で借りようと思ったら借りられまくってて借りられそうになかったので、書店で探して買っちゃった。 戦争を「戦場にいた」女性たちの視点から語っている。戦場の凄まじい環境もだけど、帰ってきてからの話もどこかやりきれないものが多い。 読むのがしんどくて、2~3人ぶん読んではほかの本を読んだりゲームしたり……という感じで読んでたけど、読んでおきたかった。 よく聞き出せたなあ……語ってくれたな……というのも正直な感想。

Posted byブクログ

2025/08/24

ロシアによるウクライナへの侵略戦争が長期化している今だからこそ読んでおきたいと思った。 タイトルは有名ながら、手に取ったことがなかった。 内容としては非常に生々しい、従軍女性たちから聞き取った証言集。 もっと書き手の主張が入ったルポライティングのようなものを想像していたが、インタ...

ロシアによるウクライナへの侵略戦争が長期化している今だからこそ読んでおきたいと思った。 タイトルは有名ながら、手に取ったことがなかった。 内容としては非常に生々しい、従軍女性たちから聞き取った証言集。 もっと書き手の主張が入ったルポライティングのようなものを想像していたが、インタビューに応じた女性の肉声が聞こえてくるような書きぶりによって戦争のむごさがより際立つ。 「女たち」の視点ではあるが、前線に出される兵士たちの様子も証言から浮かび上がる。

Posted byブクログ

2025/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漫画のほうを先に読んで、旧日本軍よりマシかも…とか感想を持った自分を殴りたい。 いろんな人がいて、いろんな手段で戦ったり、生き延びたりして。でも戦争がハッピーエンドで終わるなんてことない。これは今まさに繰り返されている悲劇だってことを教えられます。 腹立つのは、解放された捕虜に「なぜ生きてる?」と問うとこ。せっかく地獄を生き延びても裏切りを疑われながら生きなきゃならないとか。 著者のインタビュアーとしての姿勢が素晴らしい。「話してください。悪魔には鏡でその姿を見せつけてやらなければ」と。 しかしウクライナとかベラルーシの人たちのインタビューなんだよね。こんなことされてドイツを許す気になるかとか、その後のスターリンの仕打ちを考えるとソ連に抱く感情だって複雑だろうし。ほんと戦争嫌だ…

Posted byブクログ