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なんらかの事情 の商品レビュー

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55件のお客様レビュー

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2018/01/24

図書館で。 前の一冊が面白かったので二冊目も借りてみました。一気に読むと多少ダレる感はアリかなぁ。 個人的には挿絵がなんか合わない気がするんだけどどうなんだろう…? そして何故か作者を鬼籍の人だと思いこんでいて、死ぬまでに…というくだりが出るたびにああ、出来たのだろうか…としん...

図書館で。 前の一冊が面白かったので二冊目も借りてみました。一気に読むと多少ダレる感はアリかなぁ。 個人的には挿絵がなんか合わない気がするんだけどどうなんだろう…? そして何故か作者を鬼籍の人だと思いこんでいて、死ぬまでに…というくだりが出るたびにああ、出来たのだろうか…としんみりしていたらウィキを読む限りではまだご存命だった。なんでそんな事を思ったんだろう?不思議不思議~

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2018/01/10

 岸本佐知子女史の三冊目になるエッセイ集。  やはりニヤニヤしながら読み進めた。  今回も虚実入り混じってはいるのだが、どちらかというと実の割合が多く、虚の占める率が下がってきているように感じた。  最後まで虚で押し通す場面は殆どなかった。  うーん、岸本佐知子女史の虚が...

 岸本佐知子女史の三冊目になるエッセイ集。  やはりニヤニヤしながら読み進めた。  今回も虚実入り混じってはいるのだが、どちらかというと実の割合が多く、虚の占める率が下がってきているように感じた。  最後まで虚で押し通す場面は殆どなかった。  うーん、岸本佐知子女史の虚が好きな僕としては少し淋しかったかな。

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2017/07/25

ひとつひとつ短いエッセイでさらっと読みやすい。あーーわかる!となる話もあるが、基本筆者の独特な切り口なものの見方によるエッセイがおおく、不思議な気持ちになる。お気に入りは友の会とみんなの名前である。

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2017/06/30

17/06/30 (52) 岸本さんやっぱりおもしろい。 のっけから、いちばん遅いレジの列に並ぶ競技があれば金メダルだなんてもう面白いこと言うんだからうふふふふ。 ・頭の中で、プーチンが私の差し出した草稿をびりびりに破いて捨てる。(P41 おもなできごと) ・そのキワキワの隙...

17/06/30 (52) 岸本さんやっぱりおもしろい。 のっけから、いちばん遅いレジの列に並ぶ競技があれば金メダルだなんてもう面白いこと言うんだからうふふふふ。 ・頭の中で、プーチンが私の差し出した草稿をびりびりに破いて捨てる。(P41 おもなできごと) ・そのキワキワの隙間に隠れているかもしれない一抹の希望や、そこを起点として始まるかもしれないロマンと一大冒険の予感に、ひそかに興奮しているのかもしれない。(P76 何らかの事情)

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2017/03/26

エッセイなのか?とにかく面白い。電車では読めず、1日の締め括りに、とんでもない妄想も含めて楽しませてもらいました。

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2017/01/01

とにかく作者の独特の感覚から繰り出される世界に一気に引き込まれてしまい、あっという間ににやついていたり、笑い声を立ててしまう自分に気づく。こういう本ばかりなら楽しいのだけれど。。。

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2016/12/09

今まで面白いと言われる本を読んでいたつもりですが、 この作品は今までに読んだことのないタイプで エッセイのようでエッセイでないような不思議な世界です。 何の気なしで日常を送っている中で一瞬の的を得て、 普通の世界から異次元のおかしな世界に引きずり込まれ それが想像もできないような...

今まで面白いと言われる本を読んでいたつもりですが、 この作品は今までに読んだことのないタイプで エッセイのようでエッセイでないような不思議な世界です。 何の気なしで日常を送っている中で一瞬の的を得て、 普通の世界から異次元のおかしな世界に引きずり込まれ それが想像もできないような世界で、 思わずくすりと笑えてしまう世界に嵌ってしまいました。 まるで異次元の宝石箱、いや宝箱か玩具箱かもしれないです。 それぞれ独特な視点からおかしかったですが、 中でも「素敵なアロマ生活」はツボでした。 素敵なアロマ道が語られるのかと思ったら、 「アロマでごわす。」のひと言でがらりとそれは打ち砕かれました。 もうこれを読んでしまったらアロマコーナーでは 脳裏ではこれが駆け巡ってしまいます。 他にも「物言う物」、「レモンの気持ち」、「D熱」、「読書体験」も 同じように考えたことがあったので頷きながら笑えてしまいました。 また文章の間にあるイラストが何とも個性的でユニークで これも一緒に見ていると更に不思議な世界に迷走させられました。 岸本さんの作品はこれが初めてですが、 とても不思議な世界を楽しめたので、 これをきっかけに他の作品も読みたいと思いました。 日常の生活に疲れて何も考えたくない時などに これを読んだらまた面白さが一段とアップしそうな作品だと思います。

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2016/09/19

日常感アップしてて、あと、思考回路が同じなので(オリンピックがあれば金メダルという切り口が何度もでてくる)つまらない。

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2016/07/22

岸本佐知子の翻訳した小説をはじめて読んだのはいつだったか。 彼女のエッセイをはじめて読んだのはいつだったか。 どちらが先だったか? 兎にも角にも、彼女は「岸本佐知子が訳した小説」といういちジャンルを確立している数少ない翻訳家のひとりである、私の中で。 その想像力(創造力?)に...

岸本佐知子の翻訳した小説をはじめて読んだのはいつだったか。 彼女のエッセイをはじめて読んだのはいつだったか。 どちらが先だったか? 兎にも角にも、彼女は「岸本佐知子が訳した小説」といういちジャンルを確立している数少ない翻訳家のひとりである、私の中で。 その想像力(創造力?)に嫉妬すら感じております。 「サザエのふた屋」とか! 途切れなく引かれた一本の線のように、まっすぐまっすぐ伸びていく、思考の道すじ。 紙の上に収まらず、すうっと伸びていく。 普通の人間なら少なくとも紙の中に収まるはずなのだ。 恐れを知らず、線はすうっと伸びていく。 この世ではないどこかを伸びていく。

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2016/07/02

翻訳家 岸本佐知子のエッセイ?ショートショート?雑誌「ちくま」での連載を文庫化した第二弾。 どストライクです!一気にファンになりました。

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