人を動かす 文庫版 の商品レビュー
当たり前のことが書いてあるにすぎない。が、仕事で人と関わる際、なかなかできそうでできない。 そういう意味で、うまく仕事を進めるヒントとして役立ちそう。実際、本書の事例に近い場面が仕事でよく発生する。 結局は、西洋、東洋の思想、哲学が根底にあって、そういうのは人類普遍なのかも。 テ...
当たり前のことが書いてあるにすぎない。が、仕事で人と関わる際、なかなかできそうでできない。 そういう意味で、うまく仕事を進めるヒントとして役立ちそう。実際、本書の事例に近い場面が仕事でよく発生する。 結局は、西洋、東洋の思想、哲学が根底にあって、そういうのは人類普遍なのかも。 テクニックではなく、本心から思い、行動することが大事そう。なかなかできないけど。
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☆2つに近い3つ。書きぶりはユーモアがあって面白い。 相手のためにという風を装ってはいるが、「どんな人にも親切に礼儀正しく接する方が自分にとって得である」という損得勘定が見え隠れしている。これを実践しても、要領と人当たりのいい人間にはなれても、高潔な人物にはなれない気がする。結...
☆2つに近い3つ。書きぶりはユーモアがあって面白い。 相手のためにという風を装ってはいるが、「どんな人にも親切に礼儀正しく接する方が自分にとって得である」という損得勘定が見え隠れしている。これを実践しても、要領と人当たりのいい人間にはなれても、高潔な人物にはなれない気がする。結局は「人を動かす」のが目的である。軋轢を厭わない中島義道の方が徳が高く、誠実である。 こういう風に言われたら、心をほだされるだろうという事例が多くある。相手は「動かそう」と思っている可能性があるので、騙されないようにしたいと思った。感じも性格もすこぶるよい(本書から抜け出たよう)が、無責任極まる同僚の顔もよぎった。 『赤毛のアン』のマリラやハリー・ポッターシリーズのマクゴナガル先生に憧れる身としてはまったく論外な指南だった。 本書の中のような人物になりきり、素で演じきれるならよいととてもよいと思う。間違いなく好人物になれる。ただ、実践を少しでも困難に思うなら、これを理想にしてはいけない。
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人を動かす ①人を動かす三原則 ②人に好かれる六原則 ③人を説得する十二原則 ④人を変える六原則 人とのコミュニケーション上留意することの教科書。 書いてる内容は、子供に諭すようなもので、特段の目新しさはないが、何度も読んで自分の行動を省みるのが良さそう。 善意がそのまま受け...
人を動かす ①人を動かす三原則 ②人に好かれる六原則 ③人を説得する十二原則 ④人を変える六原則 人とのコミュニケーション上留意することの教科書。 書いてる内容は、子供に諭すようなもので、特段の目新しさはないが、何度も読んで自分の行動を省みるのが良さそう。 善意がそのまま受け入れられ、善意として返ってくることに疑問を持つ、性悪説視点からは賛同しかねる部分もある。 そういう目に遭ってもブレないメンタリティ大事。
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名著of名著。なんだけど、自分にはあまり合わなかった。事例の紹介が長い。エッセンス版とかを読んだほうがいいのかもしれない。
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人と付き合う基本的な原則が書かれています。社会人の心構え、みたいな本です。その一番良い本でしょう。 でも何で星4?かと言うと、7つの習慣もそうですが、こう言う西洋の本は全てと言ってもいいくらいに聖書ぼ良心的な再解釈になっているから。本書は具体的な例を書いてくれてるから、非常によ...
人と付き合う基本的な原則が書かれています。社会人の心構え、みたいな本です。その一番良い本でしょう。 でも何で星4?かと言うと、7つの習慣もそうですが、こう言う西洋の本は全てと言ってもいいくらいに聖書ぼ良心的な再解釈になっているから。本書は具体的な例を書いてくれてるから、非常によかったが。 つまり、人間そのものは2000年以上何も変わらず、その基本原則は聖書をはじめ宗教哲学の本に既に普遍化されていると言うこと。あとはあなたの良心に従い解釈すつ必要があるということ。 そしてこれらの原則は耳に痛く、何と実行し難いことか!
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当たり前と思えば当たり前。でも、ここまでしっかりまとめられて、エピソードも豊富なのはすごい。一朝一夕で書かれたビジネス書とは比較にならない。 今まで遭遇してきた上司の何が良くて何がいけないのか、ようやく理解できたような気がします。この人のもとでなら一生働いてもいいと思えた上司をこ...
当たり前と思えば当たり前。でも、ここまでしっかりまとめられて、エピソードも豊富なのはすごい。一朝一夕で書かれたビジネス書とは比較にならない。 今まで遭遇してきた上司の何が良くて何がいけないのか、ようやく理解できたような気がします。この人のもとでなら一生働いてもいいと思えた上司をこの本に当てはめると、多くの教えを実践しているのだと分かった。自分も参考にしたい。
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お世辞と感嘆の言葉とは、どう違うか? 答えは、簡単である。後者は真実であり、前者は真実でない。後者は心から出るが、前者は口からでる。後者は没我的で、前者は利己的である。後者は誰からも喜ばれ、前者は誰からも嫌われる。
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米国における成人教育、人間関係研究の先駆者であるカーネギーが、自らが講習会を行うにあたって、適当な本がなかったために、最初小さなカードに教材として印刷していたものが、後にパンフレット、本になったもの。
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テクニックに走ってコミュニケーション力を高めたり「他者にとって」を考えすぎると、そのうち自我を失くしてフィーリングで動けなくなりそうだから嫌だけど、大人になることも時には大事で、子どもと大人のバランスを取り続けることはとても難しいのだなあと思う。 議論を避けることと流されること...
テクニックに走ってコミュニケーション力を高めたり「他者にとって」を考えすぎると、そのうち自我を失くしてフィーリングで動けなくなりそうだから嫌だけど、大人になることも時には大事で、子どもと大人のバランスを取り続けることはとても難しいのだなあと思う。 議論を避けることと流されることは違う。相手を理解した上で、相手にとって心地良い空間をつくる。どっちが一枚上手にいくか、大人になれるか。心を広く持つべし。 NOT Give and Take but Give and Give.
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人間関係に関わる自己啓発本によく出てくるような内容が多かった。つまり、この本は世に出ているその手の自己啓発本の原点のようなものか。 当たり前と言われれば当たり前の内容が多いが、それを実践するのが難しい。 翻訳のせいもあるかもしれないが、過剰とも思える表現が多かった。ただ、良いこと...
人間関係に関わる自己啓発本によく出てくるような内容が多かった。つまり、この本は世に出ているその手の自己啓発本の原点のようなものか。 当たり前と言われれば当たり前の内容が多いが、それを実践するのが難しい。 翻訳のせいもあるかもしれないが、過剰とも思える表現が多かった。ただ、良いことについては恥ずかしがらずに過剰に表現するのことも大切なのかもしれない。
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