人を動かす 文庫版 の商品レビュー

D.カーネギー(著者),山口博(訳者)

2023/08/18

人間はたとえ自分がどんなに間違っていても決して自分が悪いと思いたがらない
他人を矯正するよりも、自分を直そうとする方が、よほど得であり、危険も少ない
人を動かす秘訣
→自ら動きたくなる気持ちを起こさせること
→心からの賞賛を与える、嘘はバレる
→その人の好むものを問題にしそれを手に入れる方法教えてやる
人間の行動は心の中の欲求から生まれる
自己重要感を渇望するあまり狂気な世界に入る
　→精神疾患など
人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやること
→相手に強い欲求を持たせ、叶える条件で動かす
友を作りたいなら、まずは人に尽くすこと

2022/10/09

具体的な例示があり読みやすい。綺麗な言葉を並べただけではない。100年経ても読み継がれる意味がわかった。今も昔も人間社会の表面は変わっても、そこに暮らす人の関係、悩みは大きくは変わらない。

2022/10/02

人を動かすための方法が豊富なエピソードと共に書かれている。逆に多すぎて冗長なのと、例示される人物が古くて取っ付きづらくはある。人は皆、自分のことが最大の関心事であり、重要感を持たせるのが大切というのは腑に落ちた。上部だけで人を褒めればいいのではなく、心の底からというのもその通りだと思う。

2022/09/27

要点がとても分かりやすくまとめられているため「自己啓発本」としての側面もあり、各項目についての具体例もたくさんあるため「小説」としての側面もある。
本書を読むことによって対人関係における悩みは少なくとも軽減されるのではないだろうか。

どんな時であれまずは相手を認め、尊重することによって互いの関係がよいものになることを主に学んだ。

2022/08/24

思ったより読みやすかった。当たり前のことだけど人のためにここまでやらないと人は動かないのか…！と思った。討論せずに、人の話を聞くことが大事と学んだので、今後大事な場面で活かしてみたい。

2022/08/23

同じことでもこう言えばいいのか、こう考えればいいのか、ということを学べました。
少しずつ取り入れていきたいです。

2022/08/20

365日読書　8冊目
【再読】「人を動かす」D.カーネギー

みなさんもビジネス、友人との交流、家庭など様々な場面で悩まれたことがあるのではないでしょうか？
仕事や人間関係におけるコミュニケーションスキルの向上は、人生をより豊かなものにしてくれます。

これは科学的にも実証されており、カーネギー工科大学の研究によると、人生の経済的成功において、職業における専門的な知識が寄与するのは１５％にすぎず、残りの８５％はコミュニケーションスキルが影響していることが明らかとなっています。

「人を動かす」（D・カーネギー著/創元社）では、そんなコミュニケーションスキルを向上させる様々な方法、考え方が紹介されています。

【本の中で一番刺さった内容】
誰しも心の中で「重要人物でありたい」という欲求を強く持っている。
•会話の中で自分が話している相手の名前を何度も使う
→〇〇さんはーなんですね。
•相手の変化、近況に関心を持ち、把握していることを伝える。

2022/08/19

名著と言われるだけあって、生活や仕事をする中で大事にした方が良いよねと思うスタンダードなことが沢山書かれていた。心がけって大事だね。

2022/08/09

言われてみれば当たり前のことのようにも思えるが、
それを実例を交えて言語化している本。
何度か読みたい

2022/08/14

「われわれは他人から賞賛を強く望んでいる。そして、それと同じ強さで他人からの非難を恐れている」

「自己主張は人間の重要な欲求の一つである」

「人は、幸福になろうとする決心の強さに応じて幸福になれるものだ」

「良い習慣は、わずかな犠牲を積み重ねることによって作られる」ものなのである。

「どんなほめことばにも惑わされない人間でも、自分の話に心を奪われた聞き手には惑わされる」

「自分のことだけしか考えない人間は、教養のない人間である。たとえ、どれほど教育を受けても、教養が身につかない人間である」

「相手しだいで成果も違うが、概していえば、どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生がひろがる。それが、何よりの成果だ」

自分の重要性が認められて議論が終わり、自我の拡大がおこなわれると、思いやりのある親切な人間に変わる。
「憎しみは、憎しみをもってして永久に消えない。愛をもってして初めて消える」

親切、友愛、感謝は世の一切の怒声よりもたやすく人の心を変えることができる。

「相手の自己評価を傷つけ、自己嫌悪におちいらせるようなことをいったり、したりする権利はわたしにはない。大切なことは、相手をわたしがどう評価するか、ではなくて、相手が自分自身をどう評価するか、である。相手の人間としての尊厳を傷つけることは、犯罪なのだ」

批判によって、人間の能力はしぼみ、励ましによって、花開く