僕らのごはんは明日で待ってる の商品レビュー
恋愛小説。 兄の死によって心を閉ざしていた亮太(主人公)が、小春と出会い、再び人生に輝きを見つけるストーリー。 亮太の内面や成長が丁寧に描かれていた。 普段の生活の中にあるささいな瞬間にも、心を開いて感じ入り、その喜びや感動に共感した。 二人が試練に立ち向かう姿勢からは、人間の強...
恋愛小説。 兄の死によって心を閉ざしていた亮太(主人公)が、小春と出会い、再び人生に輝きを見つけるストーリー。 亮太の内面や成長が丁寧に描かれていた。 普段の生活の中にあるささいな瞬間にも、心を開いて感じ入り、その喜びや感動に共感した。 二人が試練に立ち向かう姿勢からは、人間の強さや愛の力を感じた。自分自身の希望や活力を見い出せる作品。 ほのぼのとした温かさやユーモアに包まれながら、心が温かくなる読書体験ができました。
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素敵なお話でした。 内容は結構ディープなところがたくさんあるのに、主人公の二人の会話がなんとも軽快で温かく 明るいので楽しくあっという間に読み終えました。 人は、いろいろ辛いことやどうやって乗り越えたらいいんだろうと途方に暮れる出来事に何度か 出くわします。 そういう時に、誰...
素敵なお話でした。 内容は結構ディープなところがたくさんあるのに、主人公の二人の会話がなんとも軽快で温かく 明るいので楽しくあっという間に読み終えました。 人は、いろいろ辛いことやどうやって乗り越えたらいいんだろうと途方に暮れる出来事に何度か 出くわします。 そういう時に、誰か一緒にいてくれたり、 話を聞いてくれたり安心して自分をだしても受け止めてくれる人がいると、なんとか乗り越えて 一歩一歩前に進めるのかもしれません。 人生が思い描いた通りにならなくても またそこから新しい道を探しながら歩いていくのも人生の醍醐味であるといえるのかもしれません。
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すいすい読めたんだけど、なんか刺さるものがなくそのまま流れていったような感じでした。この方の作品はちょっとタッチが軽すぎるのかも。
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人生らしくちゃんといろんなことが起きて、救いや報いがなかなか来なくても、やさしさに溢れたふたりの掛け合いがずっとああたかい。
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2人が過ごす時間の流れ方が大好きで、一気に物語へひきこまれた。 マック、ケンタッキー、ポカリスエット。2人が共有する物は贅沢とはかけ離れたものだけど、そこがまた良かった。自分達の立ち位置。無理のない付き合い方。 「本当に大切なことは何か」そこに気づくことができた2人。純...
2人が過ごす時間の流れ方が大好きで、一気に物語へひきこまれた。 マック、ケンタッキー、ポカリスエット。2人が共有する物は贅沢とはかけ離れたものだけど、そこがまた良かった。自分達の立ち位置。無理のない付き合い方。 「本当に大切なことは何か」そこに気づくことができた2人。純粋に良いお話だと思った。
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瀬尾まいこさんの諸作品を、「癒し」「希望」「浄化」などと形容するレビューをよく見ますが、全く同感です。本書も見事なまでの安定感で、爽やかで心地よい読後感でした。 一見、ありふれた恋愛小説のようで、実は奥が深いなという印象をもちました。 葉山亮太と上村小春、同級生。一人たそ...
瀬尾まいこさんの諸作品を、「癒し」「希望」「浄化」などと形容するレビューをよく見ますが、全く同感です。本書も見事なまでの安定感で、爽やかで心地よい読後感でした。 一見、ありふれた恋愛小説のようで、実は奥が深いなという印象をもちました。 葉山亮太と上村小春、同級生。一人たそがれている葉山を、光が見える場所に連れ出してくれたのが上村でした。そして時を経て、上村のいろんな(辛い)ことを平気にしてくれたのが葉山なのでした。 人付き合いはなかなかにして難しい面もありますが、それでも誰かと関わることを諦めてはいけませんね。平凡でもいいから、誰かと明日を作っていくことはこんなにも素晴らしいことだと、瀬尾さんはさらりと教えてくれているようです。 「僕らのごはんは明日で待ってる」という題名も素敵です。誰かと共に食べることは貴重であり幸せなことなのですね。「◯◯で待っている」の◯◯には、具体的な場所が来るでしょうに、「明日」というセンスに脱帽です。 若い2人が辛い現実を共に乗り越えてゆく様子は、まるでストレス軽減サプリのような一冊! とおすすめできる物語でした。
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人の死ばっかりの本を読んでた主人公がどんどん変わっていく感じがなんだか少年から大人になるみたいでした 読んで行くうちに、わたしまで小春ちゃんに翻弄されました。
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心が温かくなる話だった。イエスと小春の掛け合いのテンポが読んでいて楽しく、吹き出しそうになった。2人の言葉選びが素敵。個人的にイエスのキャラが好き。殻に閉じこもっていた高校時代のイエスが小春によって、徐々にオープンになっていく様がよかった。そんな人に出会いたい。
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兄が死んで、すっかり抜け落ちたようになんの気力も湧かなくなった亮太は、体育祭で出会った小春と出会い、生きる力を取り戻していく。そんな二人が苦難を乗り越えていく物語。 人生には小さな夢や目標がたくさん散らばってるけど、本当に大切に思ってるものがどれなのかは意識して生きていきたい。
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明日がある、だから、今日も食べる。 食べるって、エンジン。食べなきゃやっぱり元気に楽しく生きられない。 明日があることが急に当たり前じゃなくなる時がある。そんなとき、悲しくて、苦しくて、途方に暮れてしまう。食べられなくもなる、きっと。 そんな経験したくない。周りの人にもしてほしくない。でも、「死」や「病気」のように、苦しみは人生にありふれている。近いか、遠いかの違い。 この本を読みながら、ふたりと一緒に悲しみを感じるのかもしれないと思うと、辛くなったりもしたけど、程よい距離感で、読み終えてホッとした。 明日に続く帰り道。当たり前の幸せを1日1日感じたい。
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