誰にも探せない の商品レビュー
夢とロマンが溢れる埋蔵金探索を巡るミステリ……かと思いきや。どんどん物騒な方向に話が転がっていって、軽い読み口ながら、なかなかにスリル溢れるサスペンスな物語でした。予想外の展開に引き込まれます。 いろんな要素が繋がっていくミステリとしての読み心地はもちろん。サスペンス感が抜群。案...
夢とロマンが溢れる埋蔵金探索を巡るミステリ……かと思いきや。どんどん物騒な方向に話が転がっていって、軽い読み口ながら、なかなかにスリル溢れるサスペンスな物語でした。予想外の展開に引き込まれます。 いろんな要素が繋がっていくミステリとしての読み心地はもちろん。サスペンス感が抜群。案外と山って侮ると怖いんだなあ、というのも思いました。ちなみに、現実的な「お宝」はそりゃあ魅力的でないはずはないけど。ミステリ好きとしては、「消えた村」の方にロマンを感じちゃうなあ。
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埋蔵金って、なんだかロマンがある。 子どもにとっては、なおさらのこと。 なにしろ、祖母が残した今はない村とくれば、それだけで気分が高揚する。 でも、長く会っていない伯斗が持ってきた話は、だんだん生臭く、血なまぐさくなっていく。 嗚呼。 そんな中、吉井の存在が風穴をあけてくれている...
埋蔵金って、なんだかロマンがある。 子どもにとっては、なおさらのこと。 なにしろ、祖母が残した今はない村とくれば、それだけで気分が高揚する。 でも、長く会っていない伯斗が持ってきた話は、だんだん生臭く、血なまぐさくなっていく。 嗚呼。 そんな中、吉井の存在が風穴をあけてくれている。 とんでもなくお調子モノだけど、どこか憎めない。 国分寺のおじさんも、かっこいいなぁ。冒険家で医者って、できすぎ! 彼らのその後も読んでみたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
穴山梅雪の埋蔵金探しからの殺人事件。金は金でも埋蔵金か現金かで様相は大きく変わり、巻き込まれた晶良は本当に良く頑張った!と思います。青春っぽさも無い訳ではないですが、かなり緊迫感ある展開で中盤以降は特に一気読みでした。終わりは割りと素直に決着したようにも思えます。ラストのシーン、あそこまで酷い経験をし、一大学生が死体や瀕死の人を見たにも関わらず、元気だなぁと思えるハイタッチには少々の違和感も。それにしてもお金って怖い。女は怖い。その後彼らは埋蔵金を見つけられたのかどうか、それは分からないままが良いですね☆
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埋蔵金が眠る幻の村。 そう聞いただけで、ワクワクするな。ふふふふ。 祖母が話しているのをこっそり聞いて、手描きの地図まで手に入れたら、そりゃもう宝探しに出かけるよ。 埋蔵金そのものを見つけたいわけではないけれど、幻の村を確認してみたい。 秘密にされると、人は余計に知りたくなるもの...
埋蔵金が眠る幻の村。 そう聞いただけで、ワクワクするな。ふふふふ。 祖母が話しているのをこっそり聞いて、手描きの地図まで手に入れたら、そりゃもう宝探しに出かけるよ。 埋蔵金そのものを見つけたいわけではないけれど、幻の村を確認してみたい。 秘密にされると、人は余計に知りたくなるものだな。
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