あきない世傳 金と銀(一) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
満を持して読みました。 ずっと積読山のてっぺんに置いて、いつ読もうかなっ♪と楽しみにしていて。 『みをつくし料理帖』の時もそうだったんですが、 読んでいると姿勢を正したくなるというか、 まじめに懸命に生きようと思わせてくれるんですよね。 「学びたい」それが許されない、この時代の女性の哀れ。 自分がどれほど恵まれた時代に生まれたのか、 与えられているものの大きさに、いまさらながら気づかされます。 智蔵、そして菊栄までも…、幸の心のよりどころだったのに…。 これからどんな”いばらの道”が、幸の行く手に待ち受けているんでしょう。 父の教えである「商いは詐」それは真なのか…。 この先にきっとその答えはあるはず。 そして治兵衛さん、なにやら思いついたご様子で…。 それが現実にならないことを願いながら、 次回を楽しみに待ちたいと思います。
Posted by
やはり読み始めるとあっという間に読んでしまう。今後の展開が楽しみ。 みをつくしみたいに長く続くのかな〜
Posted by
面白かったです。 辛いときこそ笑顔でいることの大切さを教えてもらった気がします。今までに何度も聞いた言葉でしたが、一番ストンと心に落ち着きました。 幸の素直に学びたいという気持ちが、清々しく思えます。
Posted by
みをつくし料理帖シリーズの高田郁の新シリーズ。シリーズとは銘打ってないですが、まあどう考えてもシリーズ化する感じです。源流篇って書いてあるし。 今回はタイトル通り「商い」を主軸にしたお話。今までの料理だったり他の本でも商いは商いとしてやってましたが、今回はあくまでも主軸が商い。内...
みをつくし料理帖シリーズの高田郁の新シリーズ。シリーズとは銘打ってないですが、まあどう考えてもシリーズ化する感じです。源流篇って書いてあるし。 今回はタイトル通り「商い」を主軸にしたお話。今までの料理だったり他の本でも商いは商いとしてやってましたが、今回はあくまでも主軸が商い。内容は大阪を舞台にした「幸」という少女を主人公で・・・まあこれまでとちょっと似た感じはしますけども。 そしてこれまで通り読みやすく、主人公の少女がいろいろと苦労をするお話なんだろうなあ・・と予想できる感じではありますがいつも通り楽しく読めました。次も楽しみです。間違いなく苦労につぐ苦労なんだろうなあ・・と思いますが。 連続テレビ小説とかにしたらしっくりする気がするw
Posted by
流石のクオリティで一気読みはしたけれど やっぱり「みをつくし」と比べてしまうと、星一つ分位は評価が下がる感じかな 幸の才能と努力の見せ場はこれからなんだろうけど、そこに行き着く迄に一冊使われるのはちょっとしんどい 2巻以降に期待です
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
料理の次は商いがテーマということで。 まだ主人公本人よりもまわりの境遇中心の話ですが、これからに期待を込めて。 「幸」という名の通りの結末になればいいですね。
Posted by
待ってました!高田郁さんの新シリーズ!幸の幼少期の舞台が地元なのが嬉しいです。ラストは「いやいやそれだけはやめてー!」という展開で、幸のこれからが思いやられますが、幸せになるよう応援したいです!智蔵や菊栄ともまた会える日が来ることを信じてます!
Posted by
2016.5.16 最初しんどくて、読めないかとおもったけど、幸の成長を感じられるようになって楽しみになってきたけど……
Posted by
著者の新たなシリーズが始まったとのことで期待を込めて読んだ次第。みをつくしシリーズに通ずる、今作は幸が幾多の困難を克服し道を切り開いていくのは、今後の活躍に期待し、応援したくなる。幸の周りの人物達も癖のある人もいたり、うーんとなる人もいたりするがいい人達もいて、特に理解してくれる...
著者の新たなシリーズが始まったとのことで期待を込めて読んだ次第。みをつくしシリーズに通ずる、今作は幸が幾多の困難を克服し道を切り開いていくのは、今後の活躍に期待し、応援したくなる。幸の周りの人物達も癖のある人もいたり、うーんとなる人もいたりするがいい人達もいて、特に理解してくれる智蔵の存在は大きなものだと感じる。彼らが今後の物語に大きな役割を果たすだろう。巻末のあきない講座は物語をより楽しめる要素だと感じる。幸の物語はまだまだ始まったばかりだが、今後の成長に期待を込めて温かく見守っていきたいと思う。
Posted by
折しも、NHKの朝ドラ「あさが来た」が終わったばかりのこのタイミングに拝読し、なかなかにタイムリーというか。 「みをつくし料理帖」シリーズで既に十二分に味わった高田郁氏の筆運びはもちろん今作でも健在で、良くも悪くも期待を裏切らない展開で、安心して楽しむことができる。 西宮市民で...
折しも、NHKの朝ドラ「あさが来た」が終わったばかりのこのタイミングに拝読し、なかなかにタイムリーというか。 「みをつくし料理帖」シリーズで既に十二分に味わった高田郁氏の筆運びはもちろん今作でも健在で、良くも悪くも期待を裏切らない展開で、安心して楽しむことができる。 西宮市民で、大阪市内の天満界隈で働く私にとって、よく知る地元が舞台になっているのも馴染み易い。
Posted by