日本人はどこから来たのか？ の商品レビュー

海部陽介(著者)

2016/05/04

日本渡来のルートは３つ。早期と考えられる順に対馬ルート、沖縄ルート、北海道ルート。
３万８０００年～３万年前に海を渡ってきた。

日本人のルーツが分かりやすくかかれている。
その背景に、著者の膨大な知識があるのは読んでいてわかる。
エキサイティングな内容だった。

2016/04/21

日本人の祖先はどこから来たのか についての まったく新しい説を始めて一般向けにわかりやすく書き下ろし た。

2016/04/14

今年の1月に遺伝子検査をしてみた。ガンの確率が知りたいわけでもなく、隠し子がいるわけでもなく、祖先がどこから来たかを知りたかった。その結果ではシベリアから来た「北の狩人」という結果。確かに釣りが好きだったり。この本を読むと、自分の祖先がどこをどのように旅をしてきたかがわかる。人類史でありながら、ホモサピエンスの冒険記を読むような感覚で読め、しかも、自分ゴトに出来たのでおもしろかった。

2016/04/07

現在の日本人の祖先はどのようなルートでいつ頃日本に来たのかという謎を現状でわかっている遺跡から出てきた出土品や人骨の化石などの証拠から探る話。

勿論様々な仮説の上に書かれているので、これが正解という事はないが、読んでいてワクワクする。

主たるルートは、３つ。
東南アジア、台湾からの琉球ルート
中国、韓国ルート
ロシアからの樺太ルート

3万8千年前から3万年位に上の3つのルートから入ってきた。

2016/02/25

全くの門外漢であるが、日本人としてのルーツに興味があり本書をとった。日本やアジアの領域を対象にした、分析・研究ではなく、アフリカを人類「ホモ・サピエンス」の発祥の地として、世界規模で描く壮大な人類の移動の絵は読んでいて、心躍るものであった。