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水鏡推理(Ⅱ) の商品レビュー

3.7

43件のお客様レビュー

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2016/02/22

文科省職員の水鏡が、研究の不正行為を暴くミステリー小説第2弾。今回はSTAP細胞の騒動によく似た案件を扱う。 前作に登場した人物は水鏡以外誰も出ない。その思い切りのよさに驚いた。前作でほのかに香っていたラブストーリー要素も完全リセット。 その分、案件への真相への追求が明確に浮かび...

文科省職員の水鏡が、研究の不正行為を暴くミステリー小説第2弾。今回はSTAP細胞の騒動によく似た案件を扱う。 前作に登場した人物は水鏡以外誰も出ない。その思い切りのよさに驚いた。前作でほのかに香っていたラブストーリー要素も完全リセット。 その分、案件への真相への追求が明確に浮かび上がってとても面白かった。第3弾も近々に刊行予定みたいなので楽しみ。

Posted byブクログ

2016/02/19

≪人の死なないミステリ≫最高傑作! =リケジョの星VS.文科省ヒラ職員= 世界的発見にまたも捏造疑惑。彼女が譲らぬ「正しさ」とは? 小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。 ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじ...

≪人の死なないミステリ≫最高傑作! =リケジョの星VS.文科省ヒラ職員= 世界的発見にまたも捏造疑惑。彼女が譲らぬ「正しさ」とは? 小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。 ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじみだった。 勃発する研究ノート窃盗と捏造疑惑。智美に降りかかる災いの真相とは? 官僚を押しのけ霞が関を揺るがすヒラ職員の下克上ミステリ。 もしも自分が、一日でスターダムにのし上がるも一瞬ですべてが地に堕ちようとしている若き科学者の同級生だったら? 松岡圭祐はそんな立場に、ヒロインの身を置いてみせる。他の全ての人間が「間違いだ」と言っても、自分自身が「正しい」と思う感覚を、彼女は譲らなかった。奇跡的ラストシーンまで一気に読ませる傑作!―吉田大助(書評家・ライター) リケジョの星に捏造疑惑の影。現実を食い破る予測不能な真相に読者を導く松岡マジック!“研究”と“助成金”との抜き差しならない関係を正す社会派エンターテインメント!―佳多山大地(ミステリ評論家)

Posted byブクログ

2016/02/18

すごい!前巻とは全然違う。今作を読み終えたから感じる、以前は1巻ゆえのためか、各キャラが強く出ており、バタバタしてる印象だったと。 今作は最初から一貫して例の事件によく似た内容を独自の構成で展開 どこまで業界の裏と一致するのか分からないけど、知らなくても楽しめてしまう 現実の...

すごい!前巻とは全然違う。今作を読み終えたから感じる、以前は1巻ゆえのためか、各キャラが強く出ており、バタバタしてる印象だったと。 今作は最初から一貫して例の事件によく似た内容を独自の構成で展開 どこまで業界の裏と一致するのか分からないけど、知らなくても楽しめてしまう 現実の当人たちがこの作品を読んだら、一体どんな感想を持つのだろうか

Posted byブクログ