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水鏡推理(Ⅱ) の商品レビュー

3.7

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    19

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    10

  4. 2つ

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2018/08/28
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前作の心を通わせた仲間たちと新たな敵に立ち向かうのかと思いきや、まさかの水鏡以外移動!そうですよね、公務員は移動しますよね。 新たな仲間と対するのはリケジョ。数年前のあの事件を彷彿させます。この小説の終わり方とても良いです。

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2017/08/24

今回はST○P細胞のときのようなお話。相変わらず面白くて、どんどん先に進んでしまう。この本に出てくるような人たちが本当に省庁にいるといいんだけどねぇ。

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2017/08/17

もう、先が読みたくてどんどんページをめくり、あっという間に読み終えてしまった。どんなふうに不正を暴くのか、気になって読書を中断できないくらい。笑

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2017/04/24
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再読。STAP細胞問題をモチーフにした話の構成。最後の瑞希の記者会見の中の言葉「道を踏み外した事実があったにせよ、人間性まで否定される謂れはないということ」という言葉はその通りだと思う。何故、そう思うかは上手くは言葉に表すことはできないけれど、真実を知った上でそういう事は考えるべきだと思う。インパクトファクターの件も然り。その実験が実証されたか否かに関わらず権威がある雑誌に載ったという点だけで公共機関が支援するというような仕組みにゾッとした。次からは始めて読むので、楽しみに読んでいきたいと思う。

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2016/12/25
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水鏡推理シリーズ第2作。あのSTAP細胞騒動を思わせる作品。自然治癒する人工血管論文発表後、論文の捏造疑惑がおこり、その責任が瑞希の小学生時代の同級生、大学院生如月智美に押し付けられようとする。誰も追試が成功していないというところもそっくりだった。読者の興味をひくのはいいと思うが、今回は解明の段階も杜撰で方法もよくある手品の応用だった。

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2016/12/11

前作同様、瑞希の冴え渡る推理力で、事件の解説に導いていく。間違っていることは、きっぱりと言うが、怒りのあまり、理性が利かなくなるのは、抑えていて、丸くなっているような感じである。実際に起こった事件をモチーフにして、オリジナルにしているのかと思うが、事件の裏側、当事者の心情、その後...

前作同様、瑞希の冴え渡る推理力で、事件の解説に導いていく。間違っていることは、きっぱりと言うが、怒りのあまり、理性が利かなくなるのは、抑えていて、丸くなっているような感じである。実際に起こった事件をモチーフにして、オリジナルにしているのかと思うが、事件の裏側、当事者の心情、その後にも、スポットを当てているのが、また違った物語として楽しめた。新しい登場人物も出てきて、仕事に使命や倫理観を持ち、瑞希の価値観も尊重し、共に仕事に邁進する姿が見え良かった。智美も、先生として新たに頑張っていて、安心である。

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2016/11/26

○STAP細胞事件の裏側!?とも読めるリアリティ、関わる人間にも感情がある。その内面に迫る 文部科学省「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」に所属するコッパンの水鏡瑞希シリーズ第2弾。 あるときテレビで中継されていた「FOV人工血管に関する論文が某雑誌...

○STAP細胞事件の裏側!?とも読めるリアリティ、関わる人間にも感情がある。その内面に迫る 文部科学省「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」に所属するコッパンの水鏡瑞希シリーズ第2弾。 あるときテレビで中継されていた「FOV人工血管に関する論文が某雑誌に掲載された」記者会見。合成高分子材料に培養人工血管を~~と語ってもよくわからないので説明はできないのだが、自然と再生できる人工血管を作成できたという内容のようで、人類にとって重要な発見をしたというのである。 そこには瑞希の同級生の智美が映っていた。智美は昔、カーボン紙でテストの際不正をしたことがあり、瑞希は少し疑いの目を向ける。 しかし再現実験を世界各国でやったが確認できず、疑問の声も多く上がり、文部科学省としても調査することになった。 研究所の志賀や滝沢、智美を問い詰めるも、不正の確証が得られず、そしてその不正が何のために行われようとしているのかがはっきりしない。 いったい誰が何のためにこんなこと不正をしようとしているのか。 メディアから智美の尊厳を傷つけられたと感じた瑞希は誤解を払拭したいという思いとともに奮闘する。 この物語を聞いたときに真っ先に思い浮かべるのは、まだきっと記憶に新しいだろうSTAP細胞の事件である。本書でも、「STEP細胞」などとして示されることもあるが、実にこの不正の流れ自体がSTAP細胞事件の裏側を想像でフィクション的に肉付けしたかのようだ。 実際に本書での結論がSTAP細胞の結論ではないだろうけれど、研究者が悪意を持ってやっているというわけではない可能性だってもちろんあるわけで、メディアの報道の仕方も揶揄し、かつ前作に引き続き研究者に対し「やむを得ない不正などないのだ」と視点を与えてくれているような気さえする。 もちろん悪意を持って研究している人ばかりではないし、やむにやまれず不正に手を染めてしまう感情があるのは理解できる。しかし、瑞希にとってはやむにやまれなかったとしても、不正は不正なのだ。瑞希の判断推理の能力はピカイチ、その能力によって最終的には同級生の智美を救えるのか!?

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2016/11/20

第2巻になって、相方総入れ替えとはね 今後もこのパターンか? 今回は論文と掲載紙の黒い一面をチクチク突いてます 事件の真相は稚拙で、やや突拍子がないですが

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2016/11/19
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【170冊目】ジャンル的にはあまり読まないライトノベルに該当するのかもしれないけど、かなり面白かった!STAP細胞の話をモデルに、本当に目に見えていたことが全てなのか、あの騒動の真実をきちんと明らかにする必要はなかったのかというみんなが抱えていたモヤモヤを、ノンフィクションですっきりさせてくれた本。 まぁ、オチは水鏡が得意とするいつものチープなインチキを暴くっていう感じなので、ご都合主義なのは否めないんだけど笑。ただし、そこに至るまでの騒動の展開の仕方や、水鏡たちの態度の方が興味深かった。自分だったらどうするだろうと考えざるを得ない!

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2016/09/24
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買ってしまっているから読まなければ! と、 読み始めたら祈りの幕が下りる時が出て急いで読んだ! 結果的には、 祈りの幕が下りる時は単行本で読んでいたのでゆっくり読めばよかった2巻目の水鏡さんです。 インパクトファクターですね。 インパクトは衝撃的ですな。 ファクターは要因ですね。 インパクトのある「何か」をすれば評価されてご褒美が貰える的な。 いい論文を書いて、 有名な雑誌に取り上げられればインパクトのある行動とみなされ、 得点が加算されていく。 得点が加算されればされるほどに次の年の予算が多くなると・・・。 ゆえに、 得点のためになんでもやっちゃうから水鏡瑞希さんの出番もあると。 水鏡瑞希の同級生の如月智美は、 FOV人工血管なるものを作りあげ美人リケジョは有名になるが、 水鏡瑞希さんが異を唱える形に! 職場の2人と、 インドのアヴァリさんしかでてこない。 めっちゃ登場人物が少ないので、 わかりやすくいうと犯人はすぐにみつかる。 1人しかいないしね。 300ページくらいありますが、 上に書いてる程度のことしか内容はないのでいかに無駄が多いか。 なんとなく、 探偵の探偵でライトノベルっぽさがなくなったけど、 この、 水鏡推理2巻目だとまだまだライトノベルっぽくて、 人が死なないミステリーというか、 読み物ですよね。。。 これ小説か? 犯人当てがミステリーのファクターですよね。 1人しかいないし。。。 動機が何なのかがミステリーのファクターですよね。 アヴァリならば、 解けることはないし解く必要もないし、 如月智美ならばアヴァリを信じすぎたってだけだし、 トリックはただの手品だし、 ミステリーなのか? と、 そこに疑問がのしかかりますなぁ。。。 と、 水鏡さんの探偵時代の恩師が登場。 個人的には問題点として、 水鏡瑞希のキャラの弱さですね。 1巻の時から同じで弱い。 そこに恩師の探偵が登場! もう、 探偵ものをちゃんと書けばいいんじゃないか? 本当は、 ちゃんとした探偵ものをミステリーを書きたいんじゃないのか? 講談社から新潮社にでも移ってちゃんとミステリー書けば? ちなみに、 STAP細胞はあるの? 時事に関係したことを書いていくってのにも無理があるんじゃないか? 理系ミステリー? ちょっと無理がありすぎるし荷が重いよ。。。 で、 パレイドリア・フェイスはおもしろいの? 読んだほうがいい?

Posted byブクログ