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水鏡推理(Ⅱ) の商品レビュー

3.7

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    19

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2016/09/08

今年2月に出てたんだ。 シリーズ化されて3作(?)、今後も続きそうなので楽しみ。 相手のことを信用していればしているほど、簡単に騙されそう。何の疑いもなく論文執筆。確認しようとしても実験がうまくいかない。何かコツがいるのか? と思うわなぁ〜。 自分自身の実績も大切なのかもしれない...

今年2月に出てたんだ。 シリーズ化されて3作(?)、今後も続きそうなので楽しみ。 相手のことを信用していればしているほど、簡単に騙されそう。何の疑いもなく論文執筆。確認しようとしても実験がうまくいかない。何かコツがいるのか? と思うわなぁ〜。 自分自身の実績も大切なのかもしれないけれど、それだけがすべてじゃないだろうに。

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2016/08/27

まさかのタスクフォース人事異動でメンバー変わってるとは思いもしませんでした。 翔馬〜! でも周りを認めさせていくところはさすが。 友達の嘘を指摘してなおかつ救うって相手を思う気持ちが強い人ゆえ。 尊敬します。

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2016/08/03
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今回は瑞希が、小学校の同級生・智美が発表したFOV人工血管に関する捏造疑惑を解明しようとするストーリー。 流れはまんま、STAP細胞の捏造疑惑。若い女性が発表した研究で一躍有名になり、マスコミに持ち上げられ、でも捏造疑惑が持ち上がり、日本全国から袋叩きにあうという…。不倫疑惑から、自殺(未遂)までまるまる。読みながら「松岡さん、これどう収拾つける気⁉︎」とハラハラしてた。ここまで似せて問題じゃないのかと。 でもそこは流石、きれいに、なんというか納得がいくかたちでおさめてくれたわ。スッキリ。 ただ最後の記者会見の場面は、そこまできれいじゃなくて良かった気もするんだけど。

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2016/06/22

前回からの登場人物が水鏡しか出てない! 公務員って人事異動激しいんだ、、 科学雑誌から始まった事件。 まさかのST◯P細胞をモチーフにされてたので時事ネタとしてもタメになった。

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2016/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一作目に続き、文科省の不正研究調査チームの水鏡瑞希が人工血管の研究の調査に乗り込む。 研究のリーダーは旧友だった。 旧友がかつて犯したカンニングから疑念が晴れない瑞希は旧友の智美を問いただす。 次第に明らかになる真相は、まぁそれほどびっくりとはなりませんでしたが、疾走感の、ある作品で読みやすいです。

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2016/04/22

同僚キャラを一新しての続き方。しかしそうなると、前作のイケメンとか、いい仲になりそうだった事務官仲間とか、使い捨てなんでしょうか。 STAP騒動をもとにしているが、 インパクトファクターが不正を呼ぶ、という指摘には納得。 全体としては好きなんですが、一番の肝になっているトリック...

同僚キャラを一新しての続き方。しかしそうなると、前作のイケメンとか、いい仲になりそうだった事務官仲間とか、使い捨てなんでしょうか。 STAP騒動をもとにしているが、 インパクトファクターが不正を呼ぶ、という指摘には納得。 全体としては好きなんですが、一番の肝になっているトリックがちょっと… 主人公のキャラがまだ見えない。今回はちょっとヒガミっぽかった。 作者の女性主人公の中では年長組のはずなのだが。 この作品で、紗崎玲奈か凜田莉子との絡みがちょっとでもあると、探偵の鑑定2へのつながりがよくなったと思うんだけどなあ。 次作以降でゲスト出演したりするのかな。

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2016/04/14

サブタイトルのインパクトファクターに興味をもった。雑誌への投稿についての科学者の考え方とか研究費とか。捏造を暴く箇所よりも文科省と研究者の内情が面白い。

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2016/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさかの続き方!第1巻のメンバーは主人公である水鏡瑞樹以外は全て総取っ替え。 続編のパターンを根底から覆す展開にはビックリ。本作は世間を震撼させたSTAP細部捏造疑惑をベースとした理系ミステリー。題名の通り公務員試験では必須の判断推理で謎を解いていくという軸がしっかりとしているのでエンタメ小説として読み応えある作品。次巻にも期待!

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2016/04/10

何故、ここまで否定されながらも最近でも手記を出している様な某リケジョと何故、自殺までして真相を語らなかったのかという、その上司の謎を別の話として再構築したいという趣旨で無理矢理持ってきたような話であり、そのモデルとなった人物たちがどう感じるのかということが気になり、少々、読むのが...

何故、ここまで否定されながらも最近でも手記を出している様な某リケジョと何故、自殺までして真相を語らなかったのかという、その上司の謎を別の話として再構築したいという趣旨で無理矢理持ってきたような話であり、そのモデルとなった人物たちがどう感じるのかということが気になり、少々、読むのが辛いか。最後の記者会見もラストの話のまとめ方もリアリティがない。

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2016/04/09

 文部科学省の不正研究調査チーム”タスクフォース”に所属する水鏡瑞希の活躍を描いた、シリーズ第二弾。  今回は瑞希の小学生時代の友人で、画期的な人工血管を開発に成功した如月智美をめぐる疑惑が大きなテーマとなります。  ”世紀の開発”という点に加え、その開発者が25歳という若さ...

 文部科学省の不正研究調査チーム”タスクフォース”に所属する水鏡瑞希の活躍を描いた、シリーズ第二弾。  今回は瑞希の小学生時代の友人で、画期的な人工血管を開発に成功した如月智美をめぐる疑惑が大きなテーマとなります。  ”世紀の開発”という点に加え、その開発者が25歳という若さと美貌を持っていたことから、一躍マスコミに注目されるようになる智美。しかし、研究ノートの窃盗騒ぎに始まり、ついには実験のねつ造疑惑と、実際にあったかのような展開をたどり始めます。はたして人工血管は本当にあったのか、という点に加え、なぜ研究者チームは不可解な行動を取るのか、という謎もそこから生まれてきます。  そして、徐々に明らかになってくる研究者たちの苦悩。理論は完成していても、それを実証するには予算がない。その予算を得るためにねつ造や不正をしてしまう研究者。その裏には、すぐに金になる実験にしか予算を出そうとしない、政府の方針があります。そのために研究者たちは有名になり、予算の配分を得ようとしたり、結果をねつ造してしまいます。  そして、松岡さんの問題意識は、そうした政府の姿勢だけでなく、研究者にも向けられます。知識を持っているが故に、一般の人を見下しがちとなり、自分を特別視する研究者たち。そうした知識を持つが故の高慢さも描かれます。  近年のSTAP細胞騒動から着想を得た作品だと思うのですが、そこから現実の社会問題をあぶりだしていく手法がとにかく見事!  ラストの締め方も松岡作品ならではの爽快さです。  前回から主人公以外の登場人物を一新するなど、新たな人間関係と、今後の展開も気になるところです。

Posted byブクログ