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神の値段 の商品レビュー

3.1

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

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2017/02/01

山場が無いまま終わってしまった感があります。佐和子を筆頭に登場人物のキャラが、全体に魅力に乏しかった気がします。

Posted byブクログ

2017/01/31

絵だし、ミステリーだし。 ということでしたが。 悪くはなかったけど。 気持ちが入らなかったかなぁ。

Posted byブクログ

2017/01/29

またしてもこれがこのミス?と思ってしまうような作品が大賞を受賞したものだと落胆した。アートの叙述が多く、川田無名なる芸術家が本当に存在するのではないかというくらいの細やかな作品描写は素晴らしかった。でも、これをミステリーという観点で宣伝したせいで、逆にこの作品の良さが死んだ気がす...

またしてもこれがこのミス?と思ってしまうような作品が大賞を受賞したものだと落胆した。アートの叙述が多く、川田無名なる芸術家が本当に存在するのではないかというくらいの細やかな作品描写は素晴らしかった。でも、これをミステリーという観点で宣伝したせいで、逆にこの作品の良さが死んだ気がする。このミスという宣伝文句さえなければ、もっと純粋な気持で作品を読めたのになぁと思う一歩で、宣伝文句一つに左右されるということは、やはり力がない作品なのかもしれないとも思う。

Posted byブクログ

2016/12/30

アートの世界を舞台にしたミステリー。 そこそこ面白かったです。 謎解きが淡白だっかな〜とか、 ある方向へグイグイ引っ張る感じは少なかったかな〜とか、 一つ一つの伏線らしきものが、スッーと溶ける感じだったかな〜とか、 感じたけど、アートの世界を舞台にしたシナリオは好きだし楽しめた...

アートの世界を舞台にしたミステリー。 そこそこ面白かったです。 謎解きが淡白だっかな〜とか、 ある方向へグイグイ引っ張る感じは少なかったかな〜とか、 一つ一つの伏線らしきものが、スッーと溶ける感じだったかな〜とか、 感じたけど、アートの世界を舞台にしたシナリオは好きだし楽しめた。

Posted byブクログ

2016/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書記録です。まだの人は読まないでね。 このミステリーがすごい大賞受賞作品。 転じて墨ののった「紙」の値段。 最後の数ページで一気に謎解きをしたのがちょっと残念。 読んでいればだいたい、姿を現さない芸術家の謎は想像できるから、ラストにしゃべらせるんじゃなくて少しずつ把握させて欲しかった。 だって2時間ドラマの演出じゃないんだから、高飛び前に小娘のごたくなんて空港でゆっくり聞いてられないでしょーに。ちょっと現実味に欠けるかな… 「本当の目的」のみラストで証して欲しかったなぁ。

Posted byブクログ

2016/11/12

美術商に勤める女性の上司が、何者かに殺された。 推理小説というよりは、美術商の世界を描いた作品。あんまり興味ないし、無駄に長い。 最後の10p位で、謎解き。 このミス大賞。たまに”このミス”では、この作品が?ってのが、大賞だったりする。こっちの興味の問題かな?

Posted byブクログ

2016/09/18

美術がテーマということで、購入し、暫く、机に積まれていましたが、読み始めれると一日で読んでしまいました。書評にあるように、警察に関わる表現は拙いですが、それをどうでもいいと思わせるものがあります。作家、画商(ギャラリー)、コレクターといった日ごろ自分とは無関係な事を興味深く読みま...

美術がテーマということで、購入し、暫く、机に積まれていましたが、読み始めれると一日で読んでしまいました。書評にあるように、警察に関わる表現は拙いですが、それをどうでもいいと思わせるものがあります。作家、画商(ギャラリー)、コレクターといった日ごろ自分とは無関係な事を興味深く読みました。流石芸大卒、丁寧で詳細な文書は好感を持ちました。美術品は、金融商品や、金といった投機の商品と同じ面があり、結局金儲けの対象でしかないと感じていた部分と、全くそういったものはとは異なる面があるという事、アートは宗教という言葉が何度もででてきますが、株や、為替は信仰の対象にはならないが、芸術は信仰になりうるのでしょう。永井唯子や、川田無明を通じて、人生観のようなものを感じました。人は何に信じ、何のために生きるのか。主人公の佐和子がこの後、どう生きていくのか、興味深いですね。次の作品が楽しみです。

Posted byブクログ

2016/09/07

このミス大賞作品。 美術ワールド&マネーゲーム+殺人事件と、 なかなか面白かった。 書評にも書いてあったとおり、 警察捜査の描写には難アリだったけど。 全体的に良かったと思う。

Posted byブクログ

2016/08/26

#読了。初読み作家。2016年このミス大賞受賞作品。 ギャラリストの永井唯子以外には、一切姿を現すことのない芸術家の川田無名。10億はくだらないとされる過去に描いた作品が人前に出ることになったとき、唯子は何者かに殺される。アシスタントの佐和子は、唯子の後を引継ぎ作品をオークション...

#読了。初読み作家。2016年このミス大賞受賞作品。 ギャラリストの永井唯子以外には、一切姿を現すことのない芸術家の川田無名。10億はくだらないとされる過去に描いた作品が人前に出ることになったとき、唯子は何者かに殺される。アシスタントの佐和子は、唯子の後を引継ぎ作品をオークションに出すことに。本当に無名は存在するのか、 そして犯人は。。。 アトリエ、ギャラリー、作家の関連性や、オークションのことなど、美術業界の仕組みが詳細に描かれている。ミステリーではあるが、犯人探しがメインとはなっていない。テンポもよく、最後まで興味を持って読めた。

Posted byブクログ

2016/08/17

このミス大賞ということで読んだ モチーフに興味のない人には、つらいかもしれない 私は、現代美術の世界を垣間見つつ、芸術の本質に触れるようで面白かった 選評では欠点も指摘されているが、問題になるようには思えなかった

Posted byブクログ