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神の値段 の商品レビュー

3.1

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    10

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2016/08/16

読みやすかった。最後の一行いいですね。 この分野は先駆者がいるのでやりにくそう。 美術以外のミステリを書いてくれることに期待。

Posted byブクログ

2016/08/16

美術や書道などの芸術とミステリーが好きな人には、とても良い作品だと思う。 最後に分かる犯人は、私には意外だったのでおもしろかった。 長さ的にもちょうどよく、読みやすい作品だった。

Posted byブクログ

2016/08/14

美術界を描いたミステリ。 終始盛り上がりに欠ける展開でミステリと呼べないほど謎がない。犯人はありきたりで何故警察が解らないのかが解らない。 美術業界の話やオークションの話はウンチクとしては面白いがそれだけでは物足りない。

Posted byブクログ

2016/08/05

「このミステリーがすごい」大賞を受賞していることで期待し過ぎた。 正直そこまで面白いと感じなかったが、最後に見た著者の経歴が本の内容と合致するもので、納得がいった。 この人は小説を書くというより、自分の専攻している芸術学や中国美術を消化する為に書いたのではないかと思う。 これが...

「このミステリーがすごい」大賞を受賞していることで期待し過ぎた。 正直そこまで面白いと感じなかったが、最後に見た著者の経歴が本の内容と合致するもので、納得がいった。 この人は小説を書くというより、自分の専攻している芸術学や中国美術を消化する為に書いたのではないかと思う。 これが最初で最後の小説になりそう。

Posted byブクログ

2016/08/05

美術ミステリー?ミステリーとは思えなかった。主人公もラストで突然探偵になるし、ミステリー感あまりない。まあ確かにアートやらマーケットやらって話はそれなりに関心持って読めたかな。

Posted byブクログ

2016/08/04

消息不明の画家に唯一コンタクトできる美貌画商が殺害される。画商の下で働くアシスタントの真由美が画商の夫と絵画オークションや残務を処理しながら事件の謎を解く。絵画の描写や画廊の仕事内容に新鮮さを感じたが謎解きの結末がありきたりで残念。

Posted byブクログ

2016/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終えて、私にはちょっと理解しがたい内容だったような気がする。ミステリー的にももう少しだったり、殺人自体が必要だったのかとも思う。 最後の数ページで犯人が明かされドタバタの中で終了したのはちょっと、??って感じだった。もう少し殺人に至るまでの犯人の心理状態とかが描かれていたら良かったと思う。 ただ、良い点は、私のよううな美術アートにまったく素人の者でも、わかりやすく丁寧に描かれていたのはすごいと思う。アートギャラリーとアトリエの違い、作品が売れるまでの過程とかがよく書かれていると思う。 内容としては、アートの世界の底辺を上げようとする、世界的な美術家・川田無名と私利私欲にかける、彼のギャラリーの経営者・唯子の夫の諍いによる殺人なのだが・・・。 警察の捜査もあいまいで、いまいち、納得ができない終わり方である。私としては、もう一つの「ブラック・ビーナス 投資の女神」の方が良かったのではと思う。

Posted byブクログ

2016/07/31

メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。彼は唯一繋がりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で作品を発表し続けている。ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手のうちから出してくる。来歴などは完全に伏せられ、類似作が約六億円で落札されたほどの価...

メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。彼は唯一繋がりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で作品を発表し続けている。ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手のうちから出してくる。来歴などは完全に伏せられ、類似作が約六億円で落札されたほどの価値をもつ幻の作品だ。しかし唯子は突然、何者かに殺されてしまう。アシスタントの佐和子は唯子を殺した犯人、無名の居場所、そして今になって作品が運び出された理由を探るべく動き出す。 このミス大賞大賞受賞作。このミス大賞大好きマンみたいになってきた。美術ミステリー?画家とギャラリーとアトリエと客のセレブたちの独特な世界を垣間見ることが出来て興味深かった。肝心の殺人事件については駆け足だしちょっとお粗末だったけど、異世界は見れた。いやーお金持ちとアーティストの考えることは不思議だ。

Posted byブクログ

2016/07/29

殺人事件が起きて、その事件が解決されるという意味ではミステリー作品だが、舞台が絵画という全くなじみのない世界であり、特に現代美術というものを全く知らない自分にとっては、とても興味深かった。 一般的なオークション市場では、非常に多くの同一商品に対してN対Nが価格を付けあい、そこに...

殺人事件が起きて、その事件が解決されるという意味ではミステリー作品だが、舞台が絵画という全くなじみのない世界であり、特に現代美術というものを全く知らない自分にとっては、とても興味深かった。 一般的なオークション市場では、非常に多くの同一商品に対してN対Nが価格を付けあい、そこに神の見えざる手が働くといわれる。 しかし、制作者、ギャラリー、そしてコレクターのなかで行われるオークションで神が値段を決めるとは... 美術品マーケットについての話も非常に興味深かった。 作者の次の作品がどうなるか、楽しみ。

Posted byブクログ

2016/07/26

『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作ということで期待して読みました。 確かに面白い。 ストーリーのテンポもよく読むほどにひきつけられるしアートにまつわるうんちくも興味深かった。 でもミステリーとしての謎解きはあと一歩物足りない感じがしました。 今後の作品も楽しみな作家...

『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作ということで期待して読みました。 確かに面白い。 ストーリーのテンポもよく読むほどにひきつけられるしアートにまつわるうんちくも興味深かった。 でもミステリーとしての謎解きはあと一歩物足りない感じがしました。 今後の作品も楽しみな作家ですね。

Posted byブクログ