ラメルノエリキサ の商品レビュー
この作者の本を全読みしたい気分だけど、なんとなく私には合わないような気もしている。 面白かったし、そうだったのねとは思ったけどでもなんかそんな日本にするほどの内容だったのかな?という思いも。
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通り魔に刺されたリナは復讐の申し子。やり返すため犯人を探す。自己愛強めに在るがままに生きる姿が痛快。「ラメルノエリキサ」謎解く鍵は錬金術。妹の過激な行動を抑止する姉。彼女の意外な行動が面白い。
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倍返しではなく自分の為。 復讐をモットーにする女子高生「小峰りな」、どんな些細なこともやり返さないと気が済まない。ハンムラビ法典ってのがあるみたい、目には目を歯には歯をって奴、でも私の悲しい気持ちや周りの気持ちも考えたら同じことをやり返すのじゃ足りないと思う。 そんな私は、ある...
倍返しではなく自分の為。 復讐をモットーにする女子高生「小峰りな」、どんな些細なこともやり返さないと気が済まない。ハンムラビ法典ってのがあるみたい、目には目を歯には歯をって奴、でも私の悲しい気持ちや周りの気持ちも考えたら同じことをやり返すのじゃ足りないと思う。 そんな私は、ある日刺された。 復讐女子高生が夜道で刺される所から物語は始まる。 6歳の時に事故に見せかけて同級生を骨折に追いやって以来、復讐をモットーにして生きてきた彼女にとって最大の復讐劇の開幕の予感である。 犯人が残した謎の言葉「ラメルノエリキサ」を手掛かりに復讐心のもと奔走する主人公、家族や友人たちも巻き込み未成年の心の拠り所に迫る青春小説の一面も覗かせる。 色々と物騒な内容だが本作は小説としてはかなり軽い、「小峰みな」は自分の心の平穏の為に復讐を行うが、中身は案外女子高生。 夜道での犯人捜しは足が震えるし、涙も出そうになる。 復讐が生きがいなのではなく、復讐して心の清算をしないと生きてゆけないというのが正しいだろう。 そんな彼女がどう事件と向き合い、折り合いをつけるのかが本作の肝になる部分である。 斬新かつ、読んでいて過去に類のない作品なのは保証する。
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うん、おもしろかった。意味ありげなタイトルが途中からどうでもよくなるくらい、主人公の語りが好きだった。何だかもう清々しい気持ちにすらなった。お姉ちゃんも大好き。
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面白かった!!! 通り魔に刺されたのに、強いこの子! でもちゃんと少女の怖がる姿や、 怒りが描かれていた。 ママへの葛藤もいいなぁ 交差する意思が物語をテンポ良く 勧めてくれてる。 読みやすく、面白いですよ! 熱中して数時間で読んじゃいました。
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初めての作家さん。 新刊「クラゲ・アイランドの夜明け」が気になったのですが、どうせなら、わけのわからないタイトルのデビュー作からということで、この本から読むことにしました。 出だしは衝撃の連続。間違ったかなと思うくらいでした。 淡々と短めの文章で綴られるので、より強く感じられま...
初めての作家さん。 新刊「クラゲ・アイランドの夜明け」が気になったのですが、どうせなら、わけのわからないタイトルのデビュー作からということで、この本から読むことにしました。 出だしは衝撃の連続。間違ったかなと思うくらいでした。 淡々と短めの文章で綴られるので、より強く感じられました。ちょっと作者さん怖いなと思ったら、カバーに写真がありましたが、やさしそうな微笑みと落差激しすぎ。 主人公を襲った犯人は誰かという謎解きなのですが、この部分は「こんなのあり?」というものでしたが、タイトルの謎解き部分は十分楽しめました。また、犯人に迫るまでのハラハラ・ドキドキ感は十分楽しめるものだと思います。 気持ちを落ち着けてから次の作品も読んでみたいです。
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だいすき。 鋭利で、他者に依存をしなくて、大前提として「私は私を愛している」ということ。 害されたら「自分の為に」きちんと復讐をする。そうして「すっきり」する。それだけで、べつに相手に求めない。わざわざ責めない。 自身を大事にしているりな(や姉)は、読み手であるわたしにもやさしい...
だいすき。 鋭利で、他者に依存をしなくて、大前提として「私は私を愛している」ということ。 害されたら「自分の為に」きちんと復讐をする。そうして「すっきり」する。それだけで、べつに相手に求めない。わざわざ責めない。 自身を大事にしているりな(や姉)は、読み手であるわたしにもやさしい。人間の在り方としてやさしい。お手本にしたい。 りなの根っ子はとても理性的だと思う。 この一冊だけで、作品を通り越して著者を崇拝しそうなくらいのナチュラルインパクト。(きけん)
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奥行きのないキャラクター。思わせぶりなのに物語と絡まないエピソード。中二病のような文章。 一応、ミステリってことになるのかな。 主人公の高校生りながエキセントリックだけど可愛いと惹かれる人が多いんでしょうか…。お母さんも完璧な美人、お姉さんも違うタイプの美人、って美人ばかりでよかったね。 下手な漫画より薄っぺら。漫画なら絵の魅力でどうにかなるが。でも、ミステリとしてはちゃんとしてるかもしれないし、と期待して読んだけどね。 復讐する主人公と言いながら、まあホント、中二病みたいに自分に酔ってるだけなんだけど、それを書いている側もあまり客観視できてなさそうなところが痛い。 訳あって読んだけど、時間の無駄だった。
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主人公は、正直仲良くなれないな、って子。 復讐に執着している子。 周りにいる子も、いるいる、な子。ノリでいじめするような。 主人公は冷めた目で周りを評価していて、ママは完璧と言いながらもコンプレックスを抱いていて残酷な感情も持ってる。 人の傷口をこわごわみているような小説だった。
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こちらはちょっと乱暴は小説。 主人公の女の子は、りな。 彼女は復讐至上主義の女の子。 自分を害するものは徹底的に許さない。 そして、そのためには手段も選ばない。 そんなりなが、学校帰りのバス停で、いきなり襲われる、という事件が起こる。 犯人が残した言葉は 「ラメルノエリキサのために」 彼女はこの言葉をヒントに、犯人にたどり着くために独自の捜査を始めるが…… という話でした。 個人的にはなかなかにりなの性格が好きです。 いやまあ、かなり傍にいたら迷惑だと思うし、こええって思うからアレですけど…… ここまですっぱりやってくれると気持ちがいいです。 そして、最後がやっぱり骨抜きになっちゃうのもいい。 りなにも弱点があるんだなあ……ってわかるのもいい。 何もかもがとってもいい感じなので、個人的にはとても満足です。 でもちょっと、復讐とかハードなの苦手な人には厳しいかもしれません。 ちょっとそれくらい生々しいレベルの復讐心でした。
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