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小倉昌男 祈りと経営 の商品レビュー

4.3

45件のお客様レビュー

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2018/10/26

●小倉昌男がヤマト福祉財団を設立した背景に迫る著書。ヤマトの経営哲学などを知りたかったので、期待していた内容とは違ったが、興味深く読めた。

Posted byブクログ

2018/10/09

再版されてやっと読めました。クリスチャンであった小倉氏が日々祈っていたのは、きっとご家族のことだったのでしょうね。仕事だけでなく、家庭の問題にも対峙していたお真面目な父さんのお話でした。

Posted byブクログ

2018/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小倉昌夫の評伝。 世間から知られているような人物像とは違った一面が描かれます。 私自身の個人的な境遇と重なり、非常にインパクとある作品でした。

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2018/06/06

正直こんなに凄い人がヤマトを率いていたとは知らなかった。勉強不足。そしてどんだけお金を稼いだとしても心の充足というのは、また別のところにあるんだなという事を、この方の人生を通して少し実感出来た気がする。とはいえやはり昭和の名経営者、巨人だと思う。スケールの大きさが、クリスチャンで...

正直こんなに凄い人がヤマトを率いていたとは知らなかった。勉強不足。そしてどんだけお金を稼いだとしても心の充足というのは、また別のところにあるんだなという事を、この方の人生を通して少し実感出来た気がする。とはいえやはり昭和の名経営者、巨人だと思う。スケールの大きさが、クリスチャンであるという事に由来するのかも知れないが、没後10年経っても当時の関係者が集まってくるというのはその人の人間としての影響力が伺い知れる。せめてもっと謙虚にならんとあかんなと自省した。まだ未読の経営学を読んでみたい。何だかありがとうございます。と言いたくなるほどに勝手に親近感が湧いた。この著作が満点の評価を得たというのも納得の充実した取材ぶりとその内容だったと思う。作者の仕事っぷりに敬意を表したい。

Posted byブクログ

2018/04/30

ヤマト運輸の元会長で、宅急便の父と言われた小倉昌男の評伝。 宅急便を普及させるために、様々な規制をめぐり行政と闘った剛腕経営者、というのは有名な話だが本作には、引退後に莫大な私財を投じて福祉財産を設立した事、敬虔なカトリック教徒だった事、自身の家庭問題で悩んでいた事など、意外な...

ヤマト運輸の元会長で、宅急便の父と言われた小倉昌男の評伝。 宅急便を普及させるために、様々な規制をめぐり行政と闘った剛腕経営者、というのは有名な話だが本作には、引退後に莫大な私財を投じて福祉財産を設立した事、敬虔なカトリック教徒だった事、自身の家庭問題で悩んでいた事など、意外な素顔が描かれている。 ヤマト運輸が宅急便を開始した1970年代という時代は、日本中が高度成長の真っ只中で、小倉氏に限らず家庭を顧みず仕事に勤しむ父親は多かったのだと思う。そして本来であれば休息の場である家庭が、心に病を抱えた妻と娘の修羅場であった事が、小倉氏をより一層仕事に没頭させたのかもしれない。 経営者としては類稀なる才覚を発揮した小倉氏が、後年福祉の世界に進んだ事や、周囲の心配を押し切って、アメリカに住む娘の家で最期の時を過ごしたのも、小倉氏の家族に対する贖罪の気持ちであり、神のお召しだったのだろう。

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2018/01/28

これぞノンフィクション。素晴らしい。何よりも、よくこの内容が世に出ることを親族が了承したなという感想を持った。

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2017/12/25

★小倉昌男さんが家庭では悩みを抱えていた。彼の人間性が、誠実な人柄が改めてよくわかった。自著ではとうてい語られない内容である。

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2017/11/26

昭和の男、という本を読んで、 小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの 読んでみようと思った。 小倉昌男といえば、 宅急便をつくり、 昭和を代表する成功者の一人と思うが、 家庭的には恵まれていなかった。 小倉の娘さんは、 境界性パーソナリティ障害だったとの...

昭和の男、という本を読んで、 小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの 読んでみようと思った。 小倉昌男といえば、 宅急便をつくり、 昭和を代表する成功者の一人と思うが、 家庭的には恵まれていなかった。 小倉の娘さんは、 境界性パーソナリティ障害だったとのこと。 家族に病人が、 特にケアが難しい病人がいると、 本人はもちろん、 家族もたいへんだ。 どんな人でも、 人にはわからない苦しみがあるものだ、 と改めて、痛感した。

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2017/10/04

経営学と私の履歴書くらいしか小倉さんには触れた記憶がなく、とにかく行政とバトルをしてた強気な経営者というイメージだった。 そのイメージを覆すのではないが、そのストレスフルなビジネスでの戦いと同時に家庭内でもこんなにストレスフルな戦いをされてたのだなと1人の人間のノンフィクションと...

経営学と私の履歴書くらいしか小倉さんには触れた記憶がなく、とにかく行政とバトルをしてた強気な経営者というイメージだった。 そのイメージを覆すのではないが、そのストレスフルなビジネスでの戦いと同時に家庭内でもこんなにストレスフルな戦いをされてたのだなと1人の人間のノンフィクションとして素晴らしかった。取材力も凄いです

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2017/09/23

先日、ビジネス書大賞2017の表彰式に行ってきまして、そこで、この本の著者である森健さんの、この本に関する対談を聴き、是非「読んでみたい」と思いまして、読んでみました。 とってもいい本だと思うのですが、「ビジネス書」前提で読んだので、若干違和感がありました。 この本について...

先日、ビジネス書大賞2017の表彰式に行ってきまして、そこで、この本の著者である森健さんの、この本に関する対談を聴き、是非「読んでみたい」と思いまして、読んでみました。 とってもいい本だと思うのですが、「ビジネス書」前提で読んだので、若干違和感がありました。 この本については、ビジネス書ではなく、伝記として読むのがよいと思います。 外では名経営者として知られていた小倉さんですが、家庭内では、仕事とはまったく異なる苦労をされていたのですね。 それだけに余計、小倉さんの偉大さを知ることができたような気がします。

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