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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 の商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2023/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正太郎が1人で頑張る話。読んでいる自分も花房に騙されそうになる。そんな話の後の内海さんはなんだか安心する。

Posted byブクログ

2022/05/11

巨悪の直接(ツール的には間接だが)接触から始まる。そして案の定の誘導されっぷりではあるが、そこは根底の想いがあるわけで、仕方なしというステージ作りは上手です。で、なかなかのヘビーなお話です。様々なところで題材にされている裏サイト的なものは、きっちりと登場人物をからめ、一つの章とし...

巨悪の直接(ツール的には間接だが)接触から始まる。そして案の定の誘導されっぷりではあるが、そこは根底の想いがあるわけで、仕方なしというステージ作りは上手です。で、なかなかのヘビーなお話です。様々なところで題材にされている裏サイト的なものは、きっちりと登場人物をからめ、一つの章として作ります。結末としてどうこうよりも果たして巨悪の思惑はと言うところに疑問符の残る展開。で、もう1つのお話はちょっと日常ミステリーとなるわけですけど、前巻とはまた違ったサブキャラクターをメインとし、輪郭を作っていきます。

Posted byブクログ

2022/02/17

館脇の家に送られてきた差出人不明の封筒。中身は愛犬ウルフの無惨な写真。花房の仕業だと疑うが、とうの本人からある娘を救ってほしいとメールが届く…。 まさかの花房との急接近に少し驚きました。また、館脇が探す娘は、集団自殺をしようとしている人達の中にいると花房から告げられます。一人一...

館脇の家に送られてきた差出人不明の封筒。中身は愛犬ウルフの無惨な写真。花房の仕業だと疑うが、とうの本人からある娘を救ってほしいとメールが届く…。 まさかの花房との急接近に少し驚きました。また、館脇が探す娘は、集団自殺をしようとしている人達の中にいると花房から告げられます。一人一人の死にたい理由も細かく書かれていて、納得するものもあれば、そんなことで?と思うものもありました。しかし、感じ方や心の持ち方など人それぞれなのだから、しょうがないのかもしれないです。 最後に内海さんの話も少しありましたが、ほっとする内容ではありませんでした(笑)少し涙が出てきました。

Posted byブクログ

2021/05/21

今回のメインの話は、櫻子がほぼ出ないし、色々それは早々にバレるだろうという点もあり頂けなかった。が、短編の内海の話は面白くて、さらに内海はトイレットペーパーは高いのを使うという設定で満足した(内海のモデルは大泉洋ちゃん)。

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2020/05/27

このシリーズを読むのは約2年ぶりだったけれど、今回は櫻子さんの活躍の場が少なくて残念。ミステリで探偵の能力が高ければ高いほど、登場とともに事件が解決してしまうので登場が遅くなる法則と似ているのかも。鴻上さんや阿世知さんの活躍ももっと見たい。

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2020/01/24

「狼の時間」 潜入した先で彼が助けるべきは。 phantomとの連絡が何故途絶えたのも気になるが、彼もしくは彼女が傍に居たからこそ最後まで何が起きたのか多分理解していたのではないだろうか。 あのゲームの勝者が誰で実際に人質だったのは本当に彼女だったのか、謎しか残らない結果になった...

「狼の時間」 潜入した先で彼が助けるべきは。 phantomとの連絡が何故途絶えたのも気になるが、彼もしくは彼女が傍に居たからこそ最後まで何が起きたのか多分理解していたのではないだろうか。 あのゲームの勝者が誰で実際に人質だったのは本当に彼女だったのか、謎しか残らない結果になったが独断で動いたせいで多数の人に心配をかけた事だけは確かだな。 「午前四時のノック」 お試し期間の間に聞こえた音。 事故物件と聞くといい印象は持たないが事件性も無く、自然死だとしても同じ様に扱われるのは賃貸の持ち主としては酷な時もありそうだな。 彼が聞いた音は今でも元気だよと伝えてくれる彼女に対して、正義感や義務感の強そうな彼は次の人が現れるまではと返答していたのかもしれないな。

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2019/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(ネタバレ) 9作目。 正太郎が自殺サイトで集まった集団心理の中で奮闘する。 Phantomに踊らされて。。。 Phantomは実は悪者じゃないような気がする?そしてそれは青葉さんでは?と思う私は作者の思うつぼか??^^; 強くなりたいと強く望む正太郎だけど、やっぱり高校生な第弐骨の物語との対比(落差?)がまた楽し。 ラストの雷鳴は、やっぱり今後を予告しているのか?? でもこの辺で一度、一重二葉三奈美の物語を復習する必要がありそうだ。

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2018/10/09

花房から依頼され、単身自殺志願者たちに加わる舘脇が危なっかしい。前巻では櫻子が叱られる原因の行動が自然で違和感なく胸に迫ったけれど、今巻の簡単に乗せられる舘脇は若干情けない…。青少年に対して櫻子らしく大人らしい櫻子が格好良くてすき。内海巡査と事故物件の怪は彼の櫻子の胸へのダイブが...

花房から依頼され、単身自殺志願者たちに加わる舘脇が危なっかしい。前巻では櫻子が叱られる原因の行動が自然で違和感なく胸に迫ったけれど、今巻の簡単に乗せられる舘脇は若干情けない…。青少年に対して櫻子らしく大人らしい櫻子が格好良くてすき。内海巡査と事故物件の怪は彼の櫻子の胸へのダイブが新しいノリだった。

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2018/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回も花房の正体はまったくわからず、正太郎が振り回されただけ・・・。自殺サイトまたは似たようなものは定期的に事件で取り上げられますね。犯罪の温床にもなるし、一歩を踏みとどまれないのかな。「午前四時〜」は賃貸住宅での死の一つの現実ですよね。亡くなりたくて亡くなったわけじゃないのに、でも大家さんの経済的な損失も大変だし・・・。ミステリーとして、時事問題として考えさせられる本です。

Posted byブクログ

2017/12/10

今回の短編面白かったーラストのゾクゾク感がなかなかよかったです! この作者は長編より短編向きかもなぁ。。。。 ところどころ内容が分かりづらいこともあったりだし、一冊一冊が短いのに繋がってて、前の内容すぐ忘れる。 三倍くらいの厚さにしてもいいから一冊にまとめて読ませてほしいと...

今回の短編面白かったーラストのゾクゾク感がなかなかよかったです! この作者は長編より短編向きかもなぁ。。。。 ところどころ内容が分かりづらいこともあったりだし、一冊一冊が短いのに繋がってて、前の内容すぐ忘れる。 三倍くらいの厚さにしてもいいから一冊にまとめて読ませてほしいところです。 そして、最近旭川のおススメ名物が出ないのもちょっと残念。読んでから探して食べに行くのも楽しいのに、、、

Posted byブクログ