櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 の商品レビュー
『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していきます。 今回は中編と短編が一編ずつ収録されていますが、中編の【狼の時間】は、結局花房は何をしたかったのか分からず終いですし、賭けの結果も有耶無耶のままで消化...
『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していきます。 今回は中編と短編が一編ずつ収録されていますが、中編の【狼の時間】は、結局花房は何をしたかったのか分からず終いですし、賭けの結果も有耶無耶のままで消化不良。短編の【午前四時のノック】は内海巡査を中心に展開されていくのでスピンオフみたな話で櫻子さんの出番も少なく物足りないです。 また、花房の正体や櫻子さんの過去、正太郎と鴻上の関係などの進展もなくとても残念です。
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冒頭えぐいんだよなぁ。前に出てきた正太郎の愛犬(うまくは行かなかったけど)ウルフの遺体の写真が送られてくるという猟奇的加減。 こういう部分はやっぱドキリとするし、目をそむけたくなる。 後半内海さんのぼんやりしたのが出てきて力が抜けるのでバランスがとれているのかもしれないけど。 途...
冒頭えぐいんだよなぁ。前に出てきた正太郎の愛犬(うまくは行かなかったけど)ウルフの遺体の写真が送られてくるという猟奇的加減。 こういう部分はやっぱドキリとするし、目をそむけたくなる。 後半内海さんのぼんやりしたのが出てきて力が抜けるのでバランスがとれているのかもしれないけど。 途中内海が調子乗り過ぎてる感があったので、頭はたきたくなりましたけど(笑) 正太郎君は癒しみたいに感じているみたいですが、私は内海みたいなタイプは実際にいたらイラっとしそう。磯崎はよく我慢しているなって思う。 今回終わりがなんか今までと違って、本当に終わりっぽかったので、あれって思いました。 花房の件もあるし、まだ続きますよね?
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正太郎くんがついにPhantomと直接コンタクト!そしてその指示に従って自殺サークルに同行するはめに。今回は久しぶりに面白かった。また、オマケの短編「午前四時のノック」も内海巡査が中心のサイドストーリーで面白かった。 前巻で登場した、中二病をこじらせたオカルト大好きで超恐がりな...
正太郎くんがついにPhantomと直接コンタクト!そしてその指示に従って自殺サークルに同行するはめに。今回は久しぶりに面白かった。また、オマケの短編「午前四時のノック」も内海巡査が中心のサイドストーリーで面白かった。 前巻で登場した、中二病をこじらせたオカルト大好きで超恐がりなゴスロリ少女阿世知蘭香は、今回人物紹介ページにその姿が載っただけに終わるかと思っていたら…。本シリーズ中で最も好きなキャラ蘭香が次巻以降もっと活躍してくれることを心より期待する。
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二人の時間も、標本に変えてしまえたらいいのにと思うけど、標本だって永遠じゃない。あなたは僕に、同時に失うことも教えてくれるんですね。
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読み応えのある大きなはなしとほっとするようなゾクっとするような小さなはなしがはいってます。嵐の前の静けさのよう。
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シリーズも長くなってきました。 花房の正体がわからないまま、手の上で上手く転がされている状態が続いています。 うーん、何だかすっきりしない感じが今回はあって、複雑です。
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櫻子さん、だんだん、フツーになってきてる?(笑) あの時、彼女にかけた言葉は、含蓄があったな。 あれを言える大人は、なかなかいないと思う。 それにしても、冒頭の、ウルフの件はショックだった。 なんで、ウルフが。 今回の花房の意図は不明だけど、展開は足踏みだよねぇ。 だらだらしない...
櫻子さん、だんだん、フツーになってきてる?(笑) あの時、彼女にかけた言葉は、含蓄があったな。 あれを言える大人は、なかなかいないと思う。 それにしても、冒頭の、ウルフの件はショックだった。 なんで、ウルフが。 今回の花房の意図は不明だけど、展開は足踏みだよねぇ。 だらだらしないで、しっかり決着をつけてほしい。
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