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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 の商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2017/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「狼の時間」のPhantomは本当に花房なんでしょうか?彼の目的が今ひとつわからない。青葉さんもなんか怪しいし。 内海さん…いい人だとは思うけどさ…

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2017/09/04

メインとなっている1話目の「狼の時間」はどうも好きな話じゃないなあ・・・ 2話目のサブストーリ的な「午前4時のノック」はいい話。 結局何度も何度も殺人事件に巻き込まれるのは設定と分かってても不自然なんだよなあ・・・

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2017/01/20

文庫書き下ろしで、シリーズ9巻目、中編2作。 第1話 狼の時間 Phantomにそそのかされ、自殺志願サイトでその日旭川で決行しようと集まる集団に正太郎は紛れ込み、Phantomに指示されて「誰か」を救おうとする。 向かったのは磯崎先生のかつての教え子仲良し3人組のうちの一人が...

文庫書き下ろしで、シリーズ9巻目、中編2作。 第1話 狼の時間 Phantomにそそのかされ、自殺志願サイトでその日旭川で決行しようと集まる集団に正太郎は紛れ込み、Phantomに指示されて「誰か」を救おうとする。 向かったのは磯崎先生のかつての教え子仲良し3人組のうちの一人が花房絡みで死に、他の遺体も発見されたあの廃屋。 ちょっと設定に無理がある感じだが。 正太郎は櫻子さんのビンタを食らって当然。 第2話 午前4時のノック 内海巡査のモノローグで始まり、事故物件のアパートの部屋で、明け方ノックの音が聞こえるという怪談風の展開になるのだが、最後は内海巡査が感動して大泣きする結末。 それにしても櫻子さんの胸に顔を埋めたのは殴りたくなるぞ。 サイクリングしてる正太郎にお汁粉の缶を渡す櫻子さんが好きだ。笑

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2017/01/02
  • ネタバレ

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 胴元と賭けの勝負するのは分が悪すぎる。金を賭ける場合はもとより、情報源という意味でも同様だろう。偶然の輸贏に該当しなくなるからだが、それを見境なくしてしまう正太郎の行動は、若さ故か?。  お話しとしては、自死を定点に、命と生きていくことの意味を問う(骨は余り関係ないが)もの。  じっくり考えを巡らせたくなる主題だが、展開について見るに、正太郎を事件に絡ませるため、それだけのために便宜的に「花房」の存在を悪用しているきらいなしとしない。

Posted byブクログ

2016/11/24
  • ネタバレ

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phantomに翻弄される正太郎。なぜそうなる、と思いつつも彼が思った遺書の最後、櫻子さんへの思いは何て綴られる予定だったのか、と思うと若さ故の情熱と暴走と過信なのかな、と思います。櫻子さんも保護者的な視点から少し変わってあげられるといいのに・・・まぁ無理なのかな。花房の正体が少しは分かるかと思った中盤まで。結果として何も分からないままに終わってしまいました。何しか自殺願望の人達の理由は若干弱い気もしました。内海さんの引越し騒ぎはちょっと救われる温かさ。霊的現象なのかもしれませんが悪い霊ではなさそうです。

Posted byブクログ

2016/11/04

図書館で。 少年はそろそろ自分が無力であると悟った方が良いと思う。そしてなんで誰もかれも少年を特別視するんだろうか。無力で思慮のない、ナイーブで面倒くさい子供なのにな。 磯崎先生のなんというかマイペースなナルシストぶりが好きです。あの不器用なやさしさとかも。

Posted byブクログ

2016/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

9作目~愛犬ウルフの解剖写真を送ってきたのはPHANTOMに違いない。携帯に掛けてきて自殺志願者サイトにアクセスしている「少女を救え」と指令を出してきた。人を殺しているのは男で、被害者は少女としか分からない。拒否すれば、櫻子に被害が及ぶというのだ。PHANTOMの指示で廃屋に連れて行き、誰も死なず殺されずに済んだが、少女と思っていたナズナが男で、何人も殺しているらしい。それを知った櫻子は怒り心頭。巡査の内海はアパートの階上の老人が風呂で溺れているのを発見し、蘇生を試みるが失敗。天井の染みが死体に見えてきて、新しい部屋を探すが、正太郎の母が紹介したのも死人が出た部屋で、朝、ノックをするのは誰なのか?~短篇の方は種明かしが単純で、長い方は複雑だけど、謎が謎を呼ぶ感じ?暫く振りで読んだから世界に入り込めないし、前までを憶えていなくて…

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2016/07/17
  • ネタバレ

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第壱骨「狼の時間」は、正太郎君の誠実さが危うさとなりシリーズ内で一番緊迫感のあった内容だと思います。花房の『狼のように抜け目なく賢くあれ』という言葉が印象的でした。 ただ他の方もレビューにて書かれておりましたが、花房が救えと指示した人は誰であったのかがわからず、また重要なところで連絡が途切れるのもまた疑問が残りました。

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2016/06/13

暗くて後味の悪い話だった。いいかげん変なメールや電話に関わろうとするのはやめてもいい頃合いでは?この年頃の少年では「僕が守る!」と思うのは仕方がないか。

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2016/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第9巻目 ★ネタバレ大ありです★ 今回は中編の「狼の時間」と短編の「午前四時のノック」の2作品。 第弐骨の「午前四時のノック」はお巡りさんの内海さんが主人公のお話でした。怪奇現象かと思いきや実は心温まる内容でした。 第壱骨の「狼の時間」は読んでみて、疑問点がいっぱい残りました。 ・Phantom=花房が救えといった娘とはいったい誰だったのか? ・Phantomは実は正太郎を他の自殺者とともに自死させるつもりだったのか?(Phantomの真意がわかりません) ・青葉さんは怪しいの? 他の読者の皆さんはどのように思っておられるのかが気になります。

Posted byブクログ