マインドセット の商品レビュー

キャロル・S.ドゥエック(著者),今西康子(訳者)

2024/10/24

硬直マインドセットと、
しなやかなマインドセットという二つのマインドセットについて著名人の例を挙げながら、詳しく説明してくれている。

自分のマインドセットはどちらだろうと、読み進めていくと、かなり硬直マインドセットになっていることがわかった。今まで自分が苦しめられてきたのはマインドセットによるものもあるのかもしれない。

勉強、ビジネス、子育てすべてに通ずるところがあり、今の自分がこの本と出会えてよかったと思った。

2024/10/22

スタンフォード大学心理学教授であるキャロル・S・ドゥエック氏の著作。人間の思考様式を長年に亘って研究してきた著者が行き着いたマインドセットの結論。『しなやかマインドセット』が人間を高みに押し上げる鍵。本書ではこの『しなやかマインドセット』の有用性を数多の研究と事例から伝えてくれる。ただし、具体的なノウハウが明示されているというより、『しなやかマインドセット』と対義語として使用されている『硬直マインドセット』を理解し、日々意識することで自身のマインドセットを書き換えていくイメージ。失敗や挫折の時こそ、『しなやかマインドセット』が必要とされるが、落ち込んだメンタリティで意識することは難しく、マインドセットの理解を深めるためには本書の読み込みと日々の実践に尽きると感じる一冊。

2024/10/11

人間の能力は努力で伸ばせる、と思うのがしなやかマインドセット。能力は生まれつき決まっていて努力じゃ変えられない、と思うのが硬直マインドセット。どちらのマインドでいるかで未来が変わりますよ、という話。
硬直マインドセットの人は全てを何かのせいにして、自分が変わろうとはしない。自分が至らなかったと認めれば、そこから教訓を得て成長できる。
硬直マインドセットの人は勝ちにこだわり、しなやかマインドセットの人は好きで打ち込んだ結果上達している。
能力を誉めるより努力を誉める。
硬直マインドセットの人は失敗すると自分の人間性が否定されたように感じ思考停止する。しなやかマインドセットの人はそこから何を学ぶか、どうすれば自分を向上させることができるかを考える。

2024/09/24

しなやかなマインドセットと硬直したマインドセットとあるが、しなやかなマインドセットがどんなに素晴らしいかを理解させてくれる本。
付け焼き刃で変われるほど、人間は簡単ではないが、この考え方は素直に素晴らしいと思ったし、実践しなきゃなとも思った。

欧米ビジネス書特有の、事例を持ち出しての説明は、むかしからあまり好きじゃないので、その部分は斜め読みしたが、それでも、このしなやかなマインドセットは、万人にとって有益な考え方と言えると思う。

2024/09/23

よかった。

自分の能力は変わらないと信じている硬直マインドセットと努力によって成長し続けると信じているしなやかマインドセットについて、多くの具体例を挙げて説明されていて説得力がありわかりやすかった。

私はまさに硬直マインドセットで生きづらさを感じていたので、しなやかマインドセットである良さがひしひしと伝わってきた。

人間は赤ちゃんの頃から少しずつ努力してできることを増やしていって常に成長しているのに、その場その場の自身や他者からのジャッジで価値や能力を決めつけてしまっていたなとハッとした。

自分の在り方を変えるのはとても難しいけれど、しなやかマインドセットの考え方を都度思い出して少しずつ生きやすくしていきたい。

☆4.8

2024/09/11

ここ二年近くずっと自身にまとわり付いて離れなくなってる考え方が硬直マインドセットそのものだった。
まだ間に合う。

2024/09/04

難しかった。一度では理解しきれなかった。
硬直した考え方では、勿体ない。限界はなく、人は成長できる。失敗や、低評価になることを恐れず、コツコツと努力をし、全力で取り組む。
私は内気な性格なのは、他人からの悪い評価をもらいたくない裏返し…自分を大きく見せてその場に踏みとどまり成長しないのではなく、周りは気にせず失敗は恐れず楽しく挑戦していきたい

2024/08/17

マインドという言葉意識したことないけど考えさせられました！
中々頭が硬くなってしまう事よくあるのでどうすれば色んな考えができるか考えさせられました！

2024/08/07

参考になる部分もあれば、落ち込む部分もあり、複雑…でも読んで損したわけでなく。教師の対応で傷ついた子の親としては、このまま参考にするのもなと…しなやかマインドセットになれれば楽なのだろうけど、自己肯定感は…うーん…
でも我が子もようやく少しだけ落ち着いたかなと思えるところまできたので、しなやかを意識してゆきたい…

2024/07/11

これまで以上に過程を大事にして楽しもうと思った。個人的にはタメになった本だと感じた。
類似してる研究結果の説明などが多々出てきて充実した本だと思う一方で、読んでてくどく感じる部分でもあった。