働く君に伝えたい「お金」の教養 の商品レビュー
続けて二冊目、読了。キーワードは大体同じでした。20代への問いかけスタイルで読みやすかったです。これにて出口さんの予習完了。
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お金の使いかたは自分でよく考えろ(メディアや企業の戦略に踊らされるな)。自分に投資をしなさい。ということをはじめ人生をより楽しむ、コントロールすることへのアドバイスが書かれてて読んでて希望が湧く本。以下メモ。 人生を豊かにするのは「人、旅、本」。 20代は自分自身への投資が...
お金の使いかたは自分でよく考えろ(メディアや企業の戦略に踊らされるな)。自分に投資をしなさい。ということをはじめ人生をより楽しむ、コントロールすることへのアドバイスが書かれてて読んでて希望が湧く本。以下メモ。 人生を豊かにするのは「人、旅、本」。 20代は自分自身への投資が一番大事。今より人生の選択肢が増えそう、いまより賢くなりそうなものならなんでもいい。 貯金に正解はない。 投資はなくなってもいいお金の範囲で。 投資は10年スパンで勝負しないとリターンを得られないと心得る。 ちょっと下がったからといって慌てて売ったり、いいニュースがあるとすぐに飛びつく人は失敗する。 為替取引は、誰かが儲かった分、誰かが損をする仕組みのゼロサムゲーム。あくまで参加者同士で勝ちを取り合う仕組みなためギャンブル性が高い 一番のおすすめの投資法は、投資信託。 自分がよく知っているものに投資しろ。いつも乗ってる電鉄会社が工事をして使い勝手がよくなったら、工事をする資金力、これからお客さんが増えるだろうと考えられる。こういう実感を持って投資をする。 月一定ずつ買って行く、ドルコスト平均法がベスト。 選挙で具体的にどう行動すべきか、北欧の学校で教えられている方法は 選挙が始まってしばらく経つとメディアで事前予想を出してくる。xx党が優勢、など。この事前予想に賛成だったら、何もしない、または白票、その人の名前を書く。事前予想に反対だったら違う人の名前を書く。これだけ。 教えてもらえない→知らない→不安になる→行動しない という、負のスパイラルを作らない。
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主に二十代に向けた出口氏による人生指南。文字通りお金に関する貯蓄や投資に関する実践的でわかりやすい解説から、人生の楽しみ方まで。若者にターゲットを絞っている分、主張がローレベルで非常にクリアにまとまっている。
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ライフネット生命社長によるお金のお話。20代社会人の研修に使って欲しい本。 ※国債が紙くずになれば政府が倒れる前に金融機関が破綻する筈。→国より安全な金融機関は存在しない(堀江氏の本と食い違い?) ※財産三分法→財布・投資(無くなっても良いお金)・預金(流動性の高い)の3つに振り分ける ※貯金はセーフティネット。手取りの一年分くらいが目安 ※お金は使う、殖やすより使うほうが大切 →楽しく使う事が賢さのバロメーター ※積立型の保険は リバレッジがきかない 複利効果が出ない 付加保険料の分だけ溜まる金額が少ない という点でおすすめしない ※就業不能保険→アメリカやドイツでは常識 ※アメリカやイギリスでは定年がないのが当たり前。リタイアという考えを無くせば何も怖くない ※72のルール→72/金利=元本が倍になる法則 ※子供は大体2000万〜4000万必要 ※将来を予測するという営為は「人間は賢いという前提にたった傲慢な発想」→シャンパンの起源、ヤマザキマリさんの本 ※自己投資もお金の投資も自分が好きで強いところに投資すべき *投資は株式、債権、投資信託、FX、不動産がある。出口氏がオススメするのは投資信託(ただ騙されないために大枠は抑える必要はある)
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「よのなかねかおかおかねかなのよ」バブルおじさんに気を付けろ!冷静なお金の判断ができるようになる本。 この本を読めば、お金が怖いものではないしとわかるし、お金に不安になる必要もないとわかるし、世の中お金が大事だということがわかるし、お金の知識が持ててきりっとした良い顔つきに...
「よのなかねかおかおかねかなのよ」バブルおじさんに気を付けろ!冷静なお金の判断ができるようになる本。 この本を読めば、お金が怖いものではないしとわかるし、お金に不安になる必要もないとわかるし、世の中お金が大事だということがわかるし、お金の知識が持ててきりっとした良い顔つきになるし、もうお金は怖くない!世の中顔かお金かであるけれど、生きていける!! 大学生に読ませたい一冊である。 日本人は行動力が足りない。それを改めて知ることができら。海外の教育では概念的知識よりもどう行動すべきか(リテタシー)を重視して教えているとのこと。これを自分も肝に銘じていこう。
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・国の危機とは国債の危機であり、国債の危機とは金融機関の危機である。 ・政府が国債を発行し続ける限り、年金制度は破綻しない。 ・ホントとウソを見極める能力 ・不安になれば、真面目な人ほどなんとかしようと行動する。その真面目な人の行動の先には、必ず儲かる人がいる。→これで儲かるのは誰だろうと考えるクセ ・お金とは、価値ある労働をしたことの証明。経営者から見れば、労働の再生産のためのコスト ・変えられないことを不安に置き換えて右往左往するよりも、どうしたら自分の人生が良くなるか考える。 ・社会はものすごい勢いで変化しているのに気づいてない人は多い。 ・社会保障は、負担が給付(集めた分で賄う)が原則 ・社会保障は市民のセーフティーネット ・数字や事実を把握して、自分の頭で考える。 ・財産三分法 ①財布=日常で使うお金 ②投資=なくなってもいいお金 うまくいく保証はないけれど、うまくいけばリターンがありそうなことに使う ③預金=いつでも引き出せるお金(流動性の高いお金) ・お金は楽しく使う ・お金の使い方を考えることは、自分が何を楽しいと思い何を大切にし、どんな人間になりたいかを自問自答すること ・この時間を目一杯使おうという意欲がなければ、本当の意味での使える時間にはならない ・ケチと倹約は違う。倹約は賢さの証 ・お金の使い方にきちんと向き合わない人は、他の大事なことにも正面から向き合わない傾向がある ・マイホームを持つと自分の流動性が下がる、不動産価値の成長が見込めない ⇒家を持つことのメリットは、老後も確実に住める家があるくらいしかない? ・お金を借りるのも能力 ・いくら貯めるよりも、毎月お金が入ってくることが大切 ・貯蓄はあくまで万が一に備えるセーフティネット ・貯蓄は、貯める額を決めたら使わない、これだけ ・蛇口から出る水(収入というフロー)を絶やさないことが大切 ・子どもを社会に送り出すまでに2000万円~4000万円(基本的養育費+教育費)が必要 ・万が一に備えておいた方がいい、自力では回避しようがないリスクに、最小限のコストで迎え撃つために、保険を買うのがいい。(リスクヘッジor貯蓄目的?) ・親には太陽ではなく北風を(健康寿命を延ばしてあげるのが子の務め) ・自分に投資をすれば、人生の選択肢が増える。将来を予測したり損得で考えたりせず、自分が好きなことに投資するのが一番 ・途中でやめたら絶対に身に付かない ・投資の3つの心得 ①ポートフォリオをつくる ②成長するものに投資する ③長期投資で考える ・投資信託がおすすめ ・衣食住が満たされるまではお金が全て ・お金を稼ぐというのは能力=一人で生きていける=自由という人生の選択権が手に入る ・自分はこれができるという得意技を見つけること(芸は身を助く) ・選挙に行かないのは完全服従の証
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この本を読んでよかった。お金に対する漠然とした大きな不安が少し解消された。 自分への投資について、保険について、考える力を養うことについてなど、とても勉強になった。 ちゃんと考えて生きよう。
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ライフネット生命の出口治明会長による「お金」についての講話。 テーマは、知る、使う、貯める、殖やす、稼ぐ、の5つ。少子高齢化社会への対応や、生保のプロの目線による保険選びなど、現代人がお金に対して抱いている、漠然とした不安に応える内容となっている。 作品は出口氏が20代の若者...
ライフネット生命の出口治明会長による「お金」についての講話。 テーマは、知る、使う、貯める、殖やす、稼ぐ、の5つ。少子高齢化社会への対応や、生保のプロの目線による保険選びなど、現代人がお金に対して抱いている、漠然とした不安に応える内容となっている。 作品は出口氏が20代の若者の質問に答えるという形式だが、40代である自分にとっても非常に参考になる内容だった。特に年代別やライフステージ別のおススメ保険の解説、そして自分に対する投資方法は今すぐにでも実践したいと思った。 出口さんの作品は何冊か読んでいるが、やっぱり数字を正確に捉える事と、一次情報を大切にする事が、出来る社会人の第一条件なんだな、と改めて感じました。
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☆知る ☆使う ☆貯める ☆殖やす 投資は長期的な目で利益を得るものである 投資の種類など詳しくはめんどうくさいから説明省く。ただ、上に書いた観点から、始めるなら早ければ早い方がよいので気になるんやったら読んでみてー ☆稼ぐ 将来労働人口の減少か...
☆知る ☆使う ☆貯める ☆殖やす 投資は長期的な目で利益を得るものである 投資の種類など詳しくはめんどうくさいから説明省く。ただ、上に書いた観点から、始めるなら早ければ早い方がよいので気になるんやったら読んでみてー ☆稼ぐ 将来労働人口の減少から現在あるポストがあまり、現在の若者たちは特定の人気が集中する企業を目指さないかぎり職にあぶれることはない。 将来は定年制が廃止され、実力主義社会になるため、いろんなことに自己投資をしてスキルを上げ、選択肢を増やす必要がある。自分で稼げると自由になれる。 政治によって税金の使われ方が決まるから選挙に参加しよう。無投票は考えることからの逃げ。 重要ポイント 考えることが大切
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ライフネット生命保険の会長、という肩書だが、もはや専業作家というイメージの出口治明氏がこれから日本を背負う若者へ語る、お金のハナシ。 語っていることはシンプルでとくに目新しいことはない。あくまでも社会に出たばかりの若きビジネスマンに向けたベテランからのエールだ。例をあげると、 ...
ライフネット生命保険の会長、という肩書だが、もはや専業作家というイメージの出口治明氏がこれから日本を背負う若者へ語る、お金のハナシ。 語っていることはシンプルでとくに目新しいことはない。あくまでも社会に出たばかりの若きビジネスマンに向けたベテランからのエールだ。例をあげると、 ・手取りでもらったお金を財布・投資・預金に3分割せよ ・本当に投資すべきは自分自身 ・保険は掛け捨てを選べ ・マイホームは購入せず賃貸 ・投資の基本はドル・コスト法 以上、そこそこのお金の知識がある社会人なら、常識。初見だったのは著者がオススメする就業不能保険という商品。これは確かに若者向けだ。 著者が最後に語るのは、お金の使い方は十人十色で、自分で考えて、結果を出せば、それが正解。という読者とすれば、身も蓋もない結論なのだが、それはそれで真実なんだよな。
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