憑かれたポットカバー の商品レビュー
ディケンズのクリスマスキャロルのパロディらしい。世捨て人グラヴルと謎の生物バアハム・バグ。やはりよく分からないので、あとがきを読んでからの方が理解できる。
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世捨て人で通っている、エドマンドはクリスマスイブに10年以上前に送られたフルーツケーキを切ろうとすると、歯が立たない。テーブルに座りティーバッグでお茶を入れるようとすると、そこから「バアハム・バグ」が飛び出す。表紙左下。「教訓主義の効用を広げるためここに来た」という。・・今まで読...
世捨て人で通っている、エドマンドはクリスマスイブに10年以上前に送られたフルーツケーキを切ろうとすると、歯が立たない。テーブルに座りティーバッグでお茶を入れるようとすると、そこから「バアハム・バグ」が飛び出す。表紙左下。「教訓主義の効用を広げるためここに来た」という。・・今まで読んだ中で一番跳んでいる。副題にあるように「クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし」の気分が全体を覆う。 1997発表 2018.12.30初版発行 図書館
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世捨て人のエドマンド・グラヴルは教訓主義のバアハム・バグと、“ありもしなかったクリスマスの亡霊”に連れられ、何というか不吉なクリスマスを見せられる
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ゴーリー版クリスマス・キャロル。柴田さんの解説がないと意味不明で終わってしまっても仕方ないような内容。いつもより太い線の作画も相まってユーモラスな仕上がりになっている気がする。
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「クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし」という唆られる副題 エドワード・ゴーリーによる見苦しさの一歩手前まで盛り上がるディケンズの「クリスマス・キャロル」のパロディ面白い
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あとがきを読んで初めてクリスマス・キャロルをパロディにしたものだと分かった。また、本作作者のクリスマス本の1冊目でそのあともう1冊てわていることも。 正直解説を読んでもいまいちよく分からないが、何だか味わい深いことは伝わってくる。クリスマス・キャロルでの進行役である精霊がバアハム...
あとがきを読んで初めてクリスマス・キャロルをパロディにしたものだと分かった。また、本作作者のクリスマス本の1冊目でそのあともう1冊てわていることも。 正直解説を読んでもいまいちよく分からないが、何だか味わい深いことは伝わってくる。クリスマス・キャロルでの進行役である精霊がバアハム・バグだそうだけど、得体が知れないけど味わい深い。
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ゴーリー的クリスマスブック。ディケンズ『クリスマス・キャロル』のパロディらしい。他と比べて少し線の太い絵もかわいい。 「バアハム・バグ」の名前は改心する前のスクルージの口癖 "Bah! Humbug!" (ふん!馬鹿馬鹿しい!)から来ていて、訳すなら「フンバカ...
ゴーリー的クリスマスブック。ディケンズ『クリスマス・キャロル』のパロディらしい。他と比べて少し線の太い絵もかわいい。 「バアハム・バグ」の名前は改心する前のスクルージの口癖 "Bah! Humbug!" (ふん!馬鹿馬鹿しい!)から来ていて、訳すなら「フンバカ・バシイ」とか「フンバカラシムシ」……という訳者の柴田元幸さんのユーモアも好き。
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偶然見つけて、手に取った本。かの有名なクリスマスキャロルのパロディらしい。クリスマスの「幸せな光景」とか「キラキラ輝いてる感じ」の真っ向をいく雰囲気で大丈夫かこれと思ったけど、最後とりあえず?
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ははあ、ゴーリー的「クリスマス・キャロル」なんですね。相変わらず、柴田さんの解説に助けられてます。ゴーリー晩年の作品。太めのペンタッチがユーモアを増してかわいい。
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1998年刊行のクリスマス・ブック第一弾。ゴーリーらしくクリスマス・キャロルのパロディとなっているとのこと。
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