かわいい夫 の商品レビュー
2019.06.22読了。 今年18冊目。 山崎ナオコーラさん、とてもおおらかで素敵な人だなと思った。 夫をばかだと普通に書いていて少し苦手だなと思う部分もあったけど、筋が一本通っていて、ブレない感じが良かった。 そして旦那さんにはクスッと笑わされる部分がたくさん。 2人ともほ...
2019.06.22読了。 今年18冊目。 山崎ナオコーラさん、とてもおおらかで素敵な人だなと思った。 夫をばかだと普通に書いていて少し苦手だなと思う部分もあったけど、筋が一本通っていて、ブレない感じが良かった。 そして旦那さんにはクスッと笑わされる部分がたくさん。 2人ともほんわかしていて、寛容で。 私ももっと気楽にいこうw
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前に『母ではなくて、親になる』を読んだので、こちらも。 新聞の連載をまとめたもの。 ありきたりな考え方に流されないように意識しながら書く文章。 人にあまり理解されないであろうことを、 誤解されないように説明するって難しい。
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この本を読むことは、自分の中の無意識の刷り込みを落としていくような作業だった。 周りからどう思われようと自分がしあわせって思えることを大事にしていきたいなと。そして欲を言うならば、周りの色んな人(考え方)も肯定して生きていけるようになりたい。簡単じゃないけど。
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カタカナが入っている名前の著者の本は後回しにする癖があります。なんとなく胡散臭い感じを勝手に受けているんだと思います。食わず嫌いは人生損しますよね。自分の中で山崎ナオコーラって名前が手に取る気を削いだのは確かです。 さて、この本が初読みになったのですが、淡々とした文章がとても好印...
カタカナが入っている名前の著者の本は後回しにする癖があります。なんとなく胡散臭い感じを勝手に受けているんだと思います。食わず嫌いは人生損しますよね。自分の中で山崎ナオコーラって名前が手に取る気を削いだのは確かです。 さて、この本が初読みになったのですが、淡々とした文章がとても好印象でした。自己主張が弱いわけでは無くて、どちらかというと議論をしてきそうな文章なんだけれども、口調が静かで、確かな力でくいっとこちらの視線の方向を決める強さがあります。気がつくと頷いている言葉が色々ありました。 配偶者が根源的に好きなのは幸せですよね。僕には分かる。
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ナオコーラさんのエッセイを読むのは初めてかも? とても微笑ましく読みやすく癒される時間でした。 旦那さんとの関係性や考え方も素敵でした。 特にお葬式はしないのお話のあたりは共感できすぎて握手しに行きたいくらいでした。 お子様が産まれた後のエッセイも読もう。
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友人がかつて読んでいたなあと思って拝読 のろけ話たくさんで、 あ〜いいなあという感じかと思いきや 冒頭からのろけ話じゃありませんときっぱり 他人の考えを知るのはおもしろい やたらと「科白」ということばが出てくるのだが (そしてこれはセリフと読むらしい) 字面に馴染みがないので...
友人がかつて読んでいたなあと思って拝読 のろけ話たくさんで、 あ〜いいなあという感じかと思いきや 冒頭からのろけ話じゃありませんときっぱり 他人の考えを知るのはおもしろい やたらと「科白」ということばが出てくるのだが (そしてこれはセリフと読むらしい) 字面に馴染みがないので出てくるたびに ちょっと引っかかりがあった。 が、こればっかりは好みの問題かと。
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2016.5月読了。 筋が1本通ってる。なんというかやんわりはっとさせられる言葉が多かった。山崎さんの考え方や言葉から、きちんと自分の頭で考えて毎日生きてるか、流されて適当にしていないか、誤魔化している自分の中のズルい部分に喝を入れられたような気がする。自分で考えて、軸を持ってき...
2016.5月読了。 筋が1本通ってる。なんというかやんわりはっとさせられる言葉が多かった。山崎さんの考え方や言葉から、きちんと自分の頭で考えて毎日生きてるか、流されて適当にしていないか、誤魔化している自分の中のズルい部分に喝を入れられたような気がする。自分で考えて、軸を持ってきちんと生きなさいと叱咤されて、背筋が伸びたような感じ。内容は山崎さんの日常のエッセイ。でもビシっと鋭いメッセージをいただきました。ああ凛々しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
題名の通り、かわいい旦那さんだなと思った。でものろけを聞かされている気はしない。山崎さん曰くのほほんとしていて競争の世界を作らず、自分の仕事に誇りを持っている人らしく、硬い瓶の蓋を嬉しそうに開けるなど想像するだけでかわいいなあとほっこりしてしまった。これはエッセイ書きたくなっちゃうなと。 夫婦のバランスが良いというか、お互いを尊敬して暮らせるのは素敵だ。
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山崎ナオコーラさんご自身が、作品の登場人物のよう。自分とは違う考えを彼女が語っていても、不快にならないのは押しつけがましくないからだろうな。 ドーンとした作品を残す希望はあるかもしれないけど、今のままでも読者はここにいますよ、楽しみにしてます、と伝えたくなった。
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結婚というのは、 自分にぴったりの、 世界で唯一の人を探し出してするものではなく、 たまたま側にいる人をどこまで愛せるか、だ、 というような記述に ドキッとした。 いや、側にいることさえが、 難しくなるから、別れるのですけど。
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