新訳 弓と禅 の商品レビュー
スティーブ・ジョブズが愛読していたとどこかで知り購入。 初めは日本語訳が私には難解で、 2年程前に購入してから積読になってしまった。 初めは内容が入ってこずに淡々と読み進んでるうちに著者が困難しながら禅に入っていく過程がとても面白いと思いました。 また師匠と弟子の関係性など現代...
スティーブ・ジョブズが愛読していたとどこかで知り購入。 初めは日本語訳が私には難解で、 2年程前に購入してから積読になってしまった。 初めは内容が入ってこずに淡々と読み進んでるうちに著者が困難しながら禅に入っていく過程がとても面白いと思いました。 また師匠と弟子の関係性など現代では考えられない事など、 時代背景なども考えさせられた。 私自身、武道ではないですが格闘技を習い,指導,嗜んでいる傍ら通ずるところが多々あり勉強になりました。
Posted by
禅。 なかなか理解できない世界のことだったけど、禅や無心は経験しないことにはわからない、とのことなので読む時点ではそれでよいのかなと。 座禅?は心だけで行うので難しく、禅に至るにはヘリゲルさんが本書で習っている弓道をはじめ、剣道、華道、茶道…日本の道からは開けるし、それらは心と身...
禅。 なかなか理解できない世界のことだったけど、禅や無心は経験しないことにはわからない、とのことなので読む時点ではそれでよいのかなと。 座禅?は心だけで行うので難しく、禅に至るにはヘリゲルさんが本書で習っている弓道をはじめ、剣道、華道、茶道…日本の道からは開けるし、それらは心と身を使うのでまだ入りやすいんだそうだ。 とにかく阿波師範が教師として優れているのはわかりました。 その言葉一つ一つに感じるものがある。 色々と思う1冊なので感想を書くと大変なのでこのへんで。この時点でわけわかんない文章になってるので(^^; ちょくちょく再読してみたいと思います。興味深かった。
Posted by
「褒められたい、認められたい、叱られたくないと思うこと」「快と不快の間を行ったり来たりすること」から離れなければいけない。 技術向上への意欲を持たず、ただ「無心」に。 無我の境地に到達することの大切さ。 そして難しさ。
Posted by
ジョブズの愛読書だったと知って興味を持ちました。 弓道の経験はなく、中学生の時に剣道部に所属していたのですが、この本に書いてあることを少しでも理解できていたらもっと上達したかもしれないなと思ったりもします。当時の部活では呼吸法なんて習わなかったと思いますが、今ピラティスをしていて...
ジョブズの愛読書だったと知って興味を持ちました。 弓道の経験はなく、中学生の時に剣道部に所属していたのですが、この本に書いてあることを少しでも理解できていたらもっと上達したかもしれないなと思ったりもします。当時の部活では呼吸法なんて習わなかったと思いますが、今ピラティスをしていて呼吸の大切さを実感しています。
Posted by
戦前に禅を知るために弓道を学び始めたドイツ人哲学者の回想で、むしろヘリゲル側になってしまった現代日本人にとっても学ぶところが大きいのではないか。弓道は禅よりも神道や儒教の影響が色濃いが、戦後に阿波が開いた大射教道が全日本弓道連盟に合流し、禅的な考え方も包摂されたと言えるかもしれな...
戦前に禅を知るために弓道を学び始めたドイツ人哲学者の回想で、むしろヘリゲル側になってしまった現代日本人にとっても学ぶところが大きいのではないか。弓道は禅よりも神道や儒教の影響が色濃いが、戦後に阿波が開いた大射教道が全日本弓道連盟に合流し、禅的な考え方も包摂されたと言えるかもしれない。
Posted by
哲学者のヘリゲルが日本の禅を弓を通して知る 西洋的な思想でテクニックに走りがちだが、弓は人が考えて射るのではなく 「それ」が射る 離見の離に通じるものがある 詳しくはこちら https://takeoido.hatenablog.jp/entry/2023/05/07/0845...
哲学者のヘリゲルが日本の禅を弓を通して知る 西洋的な思想でテクニックに走りがちだが、弓は人が考えて射るのではなく 「それ」が射る 離見の離に通じるものがある 詳しくはこちら https://takeoido.hatenablog.jp/entry/2023/05/07/084554
Posted by
ドイツ人哲学者が日本的な武道と芸道、禅の真髄を解き明かした本。 無心の離れに至るには、呼吸に集中して精神集中する。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・剣の達人の逸話 →他の道でも極めることが出来る。技術の問題ではない。茶道、華道、絵画、禅とのつながり。 ・子どものごとくあること →長年の道の訓練で自己を忘れること(無心)が回復される。人は考えるが考えない。 →剣の達人は初心者のように何も囚われていない、稽古の初めに失われた「囚われない心」を再び獲得する。 →違いは、達人は恐怖に近づけなくなる。自ら離れていく。
Posted by
禅を知るにあたり、西洋的視点から書かれた書物であれば、学びやすいかもしれない、と思い手に取る。分かったような分からないような。多分、言葉では無くて、体感によって腹落ちするものなのでは。
Posted by
難しい。全ての道は禅に通じるらしい。いずれにせよ実践しないと言語化されても理解出来ないのだろう。読んでいて東洋思想は丸いなという非常に漠然とした印象を持った。弓や禅に関する知識は全然ないので、知識を得たら改めて読み直したい。
Posted by