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語彙力こそが教養である の商品レビュー

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135件のお客様レビュー

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2021/03/26

語彙力が人生を豊かにする礎となっているということ、語彙力を高めることの重要性を説いています。 作者の紹介する作品の好みが偏っているとは思いますが、様々なジャンルの作品を紹介しています。それらを活用して教養を手にしましょう。こんなやり方はどうですか?と決して偉そうに述べるのではない...

語彙力が人生を豊かにする礎となっているということ、語彙力を高めることの重要性を説いています。 作者の紹介する作品の好みが偏っているとは思いますが、様々なジャンルの作品を紹介しています。それらを活用して教養を手にしましょう。こんなやり方はどうですか?と決して偉そうに述べるのではない丁寧な書きぶりによって読みやすく、気分良く読み進めることができました。 本に書かれていることを批判ばかりするのではなく、一度自分の中に落とし込むことができる人におすすめの本です。そして、読了後に感想を書くというのが大層緊張することであり、それに共感できるような方々にこそ語彙力を得るための日常が手に入るのではと思いました。

Posted byブクログ

2021/03/16

これしなさいとかよりかはこういう風にしたほうが身になるよ。というように書かれている。 ちょっと昭和感ある人だなと感じたし、好みが偏ってる気がするが、最後には貴方の気になる人の本で試してくださいと書かれているので参考にしやすいです。最後まで読むとこの人の嗜好が大体わかってきます。...

これしなさいとかよりかはこういう風にしたほうが身になるよ。というように書かれている。 ちょっと昭和感ある人だなと感じたし、好みが偏ってる気がするが、最後には貴方の気になる人の本で試してくださいと書かれているので参考にしやすいです。最後まで読むとこの人の嗜好が大体わかってきます。話し言葉で書かれているため会話をしている気分になり本もスラスラ読めました。 実践する内容も決して難しくはないので実行してみようと思いました。

Posted byブクログ

2021/02/24

語彙力つけたいなと思わせてくれました。おすすめの本も読みたい。そんなことはないと書いてあったが、あまりにも難しい例えを言うと知識のひけらかしに感じるんじゃないかなーと思う。自分は勉強して語彙力を身につけていこうと思うが、周囲から浮かない程度にしなければならないと思った。

Posted byブクログ

2021/02/08

自身の日常生活を振り返ると、ヤバいカワイイスゴイエモいが基本的な感情表現で、「語彙力が欠如した教養のない人間」そのもので、文章を書こうとしてもなかなか言葉が出て来ない、、、といった状態で、コンプレックスであるため、この本を読んでみることにしました。 内容としては、 ・偉人とさ...

自身の日常生活を振り返ると、ヤバいカワイイスゴイエモいが基本的な感情表現で、「語彙力が欠如した教養のない人間」そのもので、文章を書こうとしてもなかなか言葉が出て来ない、、、といった状態で、コンプレックスであるため、この本を読んでみることにしました。 内容としては、 ・偉人とされる人の本を音読しましょう ・慣用句や四字熟語を参考書等でインプットしたのち、会話でのアウトプットを心掛けましょう とか さすがにそこまではやりたくないなぁ、、と正直思うところもありましたが、 その中で ・Amazon等の商品レビューを読みましょう は、簡単に実行できるため早速実行しています。 さらに読むだけでなくレビューを書く習慣をつければ、語彙力向上に加え内容理解も深まり一石二鳥ではないかと思い、このレビューを書いてみました。 語彙力向上のために、とっつきやすそうなものから始めようと思える良本だと思います。

Posted byブクログ

2021/01/24

【要約】 はじめに語彙力を身につけることの必要性を説き、それから具体的な習得方法が幾つか書かれている。 【感想】 自ら言ったことが意図しない形で聞き手に伝わってしまったり、この本で言うところの「過小評価」に繋がってしまっていると感じた場面を最近経験し、より語彙力を高めて表現の幅...

【要約】 はじめに語彙力を身につけることの必要性を説き、それから具体的な習得方法が幾つか書かれている。 【感想】 自ら言ったことが意図しない形で聞き手に伝わってしまったり、この本で言うところの「過小評価」に繋がってしまっていると感じた場面を最近経験し、より語彙力を高めて表現の幅を広げたいと思い読んだ。 斎藤先生の本はこれが初めてであるが、流石日本語のエキスパートだけあって心地よい文章が並んでいた。 語彙力を上げるための本として漱石の『坊ちゃん』があげられるていたが、是非とも今年中に読んでみようと思う。それに加えて、いくつか語彙力を高める練習法が紹介されており、自分がやってみたいと思う方法から優先して取り組んでみようと思う。 【引用】 6 思考は頭のなかで言葉を駆使して行われます。つまり、何かについてじっくり考えて意見を持つためには、先にたくさんの言葉をインプットすることが必要不可欠です。 21 日本語の90%を理解するために必要な語彙数は、およそ1万語と言われています。ところが、諸外国を見てみると、ケタが違う。英語は日本語の3分の1にも満たない3000語、スペイン語やフランス語にいたっては2000語足らずで、その言語を90%理解できるのです。 →それは、つまりより高度なコミュニケーションを取れているということどろうか。だとすると、日本のエンタメ(映画、ドラマ等)に関しては世界で勝てる余地は大いにある。 75 その人が書いている以上、世間からの評価が高くないものにもセンスは表れているものなんですね。 163 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。 168 私たちが使っている日本語は、夏目漱石の日本語を基盤として作られているといっても過言ではないのです。 187 当時していたトレーニングは、その時々によって内容は様々でした。漢熟語をできるだけ会話の中に入れる、今読んでいる本の内容を端的に要約する、昨日観た映画のあらすじをわかりやすくまとめて伝える。サッカーの試合の様子が目に浮かぶような説明をする。 204 初心の人、二つの矢をもつことなかれ。後の矢を頼みて、はじめの矢になほざり(等閑)の心あり。毎度ただ得質なく、この一矢に定むべしと思へ。 215 一緒に仕事をしたいと思われるメールは、「社会人としての型」+「個人の感情を表現する文章」がほどよい塩梅で織り交ぜられています。 227 若者から見れば、若者言葉は聖域です。 227 私の指標は、「テレビで普通に使われるようになったら、知っておいたほうがいい。」 229 清小納言も『枕草子』のなかで、「最近の若者は言葉が乱れている」と憤慨していました。

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2021/01/14

語彙力を高めるためのノウハウ本。著者は語彙力を身に付けるとコミュニケーション能力を一段高める効果があるという。会話における語彙力の重要性を認識し、身に付けるにはどうすれば良いか、様々な方法を紹介する。 語彙力についての研究本と思って読んでみたが、内容は普通のノウハウ本で、語彙力を...

語彙力を高めるためのノウハウ本。著者は語彙力を身に付けるとコミュニケーション能力を一段高める効果があるという。会話における語彙力の重要性を認識し、身に付けるにはどうすれば良いか、様々な方法を紹介する。 語彙力についての研究本と思って読んでみたが、内容は普通のノウハウ本で、語彙力を強化するヒントや覚えた言葉の使い方などいろいろ紹介されているけれど、何故語彙力が重要でどのような効果があるのかもう少し論理的な説明が欲しかった。 語彙力を発揮するには、話し手双方が語彙力を持っていないとコミュニケーションが成立しない。なので、相手の語彙力を推察しながら話すことが必要になる。会話の具体例も沢山紹介されていたが、無理に覚えた難しい言葉を駆使すると、話し手の自己満足と思われそうな例もあった。お互いに感情抜きで話せれば良いが、何を言っているか理解してもらえなかったり、難しい事を言う嫌味なやつと思われたり、感情が絡むと言葉の使い方の匙加減が難しいと思う。 また気になったのは、この本の方法で中高年が必死になって言葉を覚えても、使う前に忘れてしまうという問題だ。試しにいくつかやってみたが、翌日には思い出せなかった。著者の方法は、記憶力が良い若年層の語彙力強化には良いが、中高年には記憶力の壁がある。これが語彙力強化の最も大きな問題だと思う。語彙力と記憶力は密接な関係があると思うが、どう解決すれば良いのか。著者は反復して使ってみることを推奨しているが、中高年の定着度は低いと思う。記憶の壁を感じている人の語彙力強化方法も紹介して欲しかった。 と、読後の感想を書いてみて、いかにも語彙力が無さそうな文章を書いている自分に気が付いた。「語彙」という言葉は読めても書くことができない自分が、言葉の達人・斉藤先生の本の感想を書くなんておこがましいことかもしれない。

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2021/01/13

斎藤先生の本、自分の興味分野でない話でも何故か引き込まれるしスラスラ読めちゃう。この本を読むことで知識探求をするモチベーションがめっちゃあがった。 語彙力を磨くことがいかに人生の財産になるかが身にしみて分かった。ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟とかシェイクスピアとか必読書を読...

斎藤先生の本、自分の興味分野でない話でも何故か引き込まれるしスラスラ読めちゃう。この本を読むことで知識探求をするモチベーションがめっちゃあがった。 語彙力を磨くことがいかに人生の財産になるかが身にしみて分かった。ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟とかシェイクスピアとか必読書を読んでない自分が恥ずかしく思えたので早速本屋徘徊しにいくぞー

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2021/01/08

『読書する人だけがたどり着ける場所』に続き、斎藤孝氏の著書2冊目。 即実践してみたい語彙力を高めるインプット・アウトプットの方法が示されていた。特に夏目漱石『坊ちゃん』の素読は今すぐにでもやりたい! 我が小学生時代に斎藤氏の国語の授業を受けられたなら、ここまで自分の語彙力の乏しさ...

『読書する人だけがたどり着ける場所』に続き、斎藤孝氏の著書2冊目。 即実践してみたい語彙力を高めるインプット・アウトプットの方法が示されていた。特に夏目漱石『坊ちゃん』の素読は今すぐにでもやりたい! 我が小学生時代に斎藤氏の国語の授業を受けられたなら、ここまで自分の語彙力の乏しさに失望することはなかったのではないかと思ってしまう。。 この「思ってしまう」をうまく言い換えられる語彙力が欲しい

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2020/12/29

タイトルに惹かれて読みました。「言葉は身の文」。話す言葉はその人の人格や品位までもを表すという意味の言葉だそう。本書は語彙力がいかに大切か、語彙の増やし方、身につけ方を実践例を上げながら紹介。語彙力をあげるには何も読書だけに留まらず、テレビやネット、歌詞、映画の字幕からでも充分に...

タイトルに惹かれて読みました。「言葉は身の文」。話す言葉はその人の人格や品位までもを表すという意味の言葉だそう。本書は語彙力がいかに大切か、語彙の増やし方、身につけ方を実践例を上げながら紹介。語彙力をあげるには何も読書だけに留まらず、テレビやネット、歌詞、映画の字幕からでも充分に語彙を増やせると著者は言います。知った新たしい言葉をどのようにして自分のものにするかも詳細に書かれています。定着のためのアウトプット、実践で使うアウトプット。語彙を増やすには覚えたい、覚えようとする言葉を文脈ごと声に出すというのが重要だそう。また言文一致運動についても触れられており、勉強になりました。本書を読むともっと本を読みたくなるし、色々な言葉を知りたくなりました。

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2020/12/27

2020.12.27再読。 タイトルの言い切りに疑問が浮かぶけれど内容で回収がおこなわれ、読後はタイトルに納得している自分がいる。語彙はインプットだけでは定着せず、正しい文脈で使用するアウトプットが最も大切となる。即効性のあるものではないけれど身につけたら一生もの。かつて何かの...

2020.12.27再読。 タイトルの言い切りに疑問が浮かぶけれど内容で回収がおこなわれ、読後はタイトルに納得している自分がいる。語彙はインプットだけでは定着せず、正しい文脈で使用するアウトプットが最も大切となる。即効性のあるものではないけれど身につけたら一生もの。かつて何かの本で「ネガティブ思考になるのは語彙力が足りないから」云々の文章を読んだけれど、語彙が増えていくと思考することが楽しくなるし、ネガティブに陥らなくなる。学ばなければと使命に感じると続かないので、楽しいと思えるサイクルを自身で作り出すのが最初の関門だろうと思う。

Posted byブクログ