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ストーリー・セラー の商品レビュー

3.8

423件のお客様レビュー

  1. 5つ

    97

  2. 4つ

    161

  3. 3つ

    108

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    5

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2024/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説の小説。このベタな甘々な感じの有川浩の恋愛ものを高校生ぶりに読んで懐かしくなったとともにさすがにこれは小説だからありえるストーリーだなって重く受け止めすぎずにサラッと読めた。2部構成になってて、結局現実だったのはどっちか最後にひっくり返った構成は好きだった。文字の羅列が印象的な一冊だった。

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2024/05/27

⚫︎感想 理想のパートナーを得た女性作家を描いている。 作家が主人公の物語は好き。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻...

⚫︎感想 理想のパートナーを得た女性作家を描いている。 作家が主人公の物語は好き。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。

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2024/05/23

切ない。 AもBも亡くなるのが切ない。 ハッピーエンドが好きなので 対なら、生きたverが良かったと思うが 妻が亡くなり、その対で夫が亡くなる。 それが斬新 且つ それが有川浩なのか。 文中は温まり、相手を思いやり 続きが読みたくなる作品だった。 彼、彼女、夫、妻 名前が出て...

切ない。 AもBも亡くなるのが切ない。 ハッピーエンドが好きなので 対なら、生きたverが良かったと思うが 妻が亡くなり、その対で夫が亡くなる。 それが斬新 且つ それが有川浩なのか。 文中は温まり、相手を思いやり 続きが読みたくなる作品だった。 彼、彼女、夫、妻 名前が出てこない世界線もまた 想像が膨らみ素敵だと思った。

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2024/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序盤だけ職場の休憩時間に読んで、残りは自宅で一気読みしたけどsideAで大号泣した。職場で読み進めなくて良かった...。 小説の中の小説、という設定が面白かった。 side AもBも、旦那さんが真っ直ぐで、そして優しくて素敵すぎる...。  やっぱり有川浩先生の恋愛小説が大好きだなあと痛感させられた。

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2024/04/29

この本は、「物を書く」側の人間と「物を読む」側の人間の恋愛小説である。 本の中には二篇の物語が収録されている。どちらも最後にはパートナーが死んでしまうのだが、死んでしまう側も看取る側も最期まで相手を想い続け、満ちた感情で物語を読み終えてしまうのもまた切ない。 正直この本はもう10...

この本は、「物を書く」側の人間と「物を読む」側の人間の恋愛小説である。 本の中には二篇の物語が収録されている。どちらも最後にはパートナーが死んでしまうのだが、死んでしまう側も看取る側も最期まで相手を想い続け、満ちた感情で物語を読み終えてしまうのもまた切ない。 正直この本はもう10年近く前から定期的に読み続けている本で、展開ももちろん知っている故に感想を書くとなると少し難しい(書いたこと全てがネタバレになりそうな気がする)。しかし、読む度に新鮮に心が痛くなったり涙しそうになったり、幸せな感情になったりと心を動かしてくれるこの小説と有川浩さんが私は大好きだ 10年近く読んでいるとは言ったものの、まだ私の中で落とし込めていない謎が2つある。 ひとつはなぜ登場人物は具体的な名前を与えられていないのか。小説の中で、登場人物の呼称はセリフであっても「彼」「彼女」であった。 2つ目はsideAとsideBの繋がりである。どちらも「小説の中の小説」であり、また物書きと物読みの恋愛小説で共通点が多い。この2つの物語に関連性がありそうとは思いつつもまだ私の中で答えが出せていない。

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2024/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

sideA こっそり書き溜めていた作品を彼に読まれた『猫剥げかけ』な彼女。 作品を大絶賛した彼は「俺は君が飛んでいるところを見てみたい」と後押しして、彼女は小説家になる。 その彼女が思考するほど寿命が縮む病気になるのが辛かった。それでもかっこよく生きたのが素敵だった。妻側が亡くなるストーリー。 sideBも切なく悲しかった。 会社の同僚だった彼が自分の小説の大ファンだと知り、交際に発展して結婚した2人。 彼が交通事故にあい、すい臓の腫瘍も見つかってしまい長くはない命。 彼女のわがままを聞いてあげるのが生き甲斐だったから、奥さんを残して逝ってしまうことが苦しそうだった。 逆夢を信じて旦那の亡くなる話を小説にした彼女だったけれど、小説の中に小説が入っている形だったから最後までスッキリはしなかった!

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2024/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川浩氏の作品をまとめ買いしてきた。 どこまでがホントで、どこからがウソなのか? 女性作家が描く夫婦のストーリー。 夫視点、妻視点のsideA、sideBで構成されている。 どこまでがホントなのかは分からない。 でも、感性に惹かれ合う、お互いの言葉選びのセンス、言葉の大事さ、を理解し合えるって羨ましい。 身近に感性が合う人がいる確率はリアルでは低そうだし、出会える確率はもっと低いように思うけれど、ここまで甘やかしてもらえるなら夢を見たくなりますね。

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2024/06/14

p68結婚の最大のメリットは精神的に支え合える相手が常に傍にいることだ。 p254ハンデが分かってから積極的な選択をすることは難しい。 sideAの方が好き。

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2024/04/08

サイドAの微笑ましい2人のやりとりと、あの出来事以降の物語の展開で胸が締め付けられる。大事な人を想像しながら読むと余計に涙が止まらなかったです。

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2024/04/07

sideAとsideBの二部構成 sideAの別視点をsideBで描かれていくのかと読み進めて、ん??と思ってたらそーゆーことか! 読む年齢、時期によって感じるものが変わってきそうだなぁと思う作品だった。 いまのわたしはsideAが好き。 想い想われお互いを尊敬し尊重する。そんな...

sideAとsideBの二部構成 sideAの別視点をsideBで描かれていくのかと読み進めて、ん??と思ってたらそーゆーことか! 読む年齢、時期によって感じるものが変わってきそうだなぁと思う作品だった。 いまのわたしはsideAが好き。 想い想われお互いを尊敬し尊重する。そんな夫婦は理想で愛に溢れてるなぁ 有川浩さんの描く登場人物はみんなあたたかく、芯がある。だからか全員に惹かれその本の世界に入り込んでしまう 言葉ってすごい。言い回しによってその人の人柄がでるからこそあ、その考え方言い方好きだなって思う相手のことを好きになる。そんなことを思った一冊だった。 書ける側の人間っていいなー!うまく表現できないことを言語化できる。伝えられる。

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