本をめぐる物語 小説よ、永遠に の商品レビュー
この本が出版されて間もない頃に買って今までずっと積読していたが、部屋の掃除をきっかけに重い腰を上げようやく読了。 小説をモチーフにした8つの短編アンソロジーでなんだか「世にも奇妙な物語」に出てきそうな不思議な世界観の話が多かった 本読む人自体少数派、みたいな描写が時々出てきて積...
この本が出版されて間もない頃に買って今までずっと積読していたが、部屋の掃除をきっかけに重い腰を上げようやく読了。 小説をモチーフにした8つの短編アンソロジーでなんだか「世にも奇妙な物語」に出てきそうな不思議な世界観の話が多かった 本読む人自体少数派、みたいな描写が時々出てきて積読していた身としては少しいたたまれない気持ちになった 世の天才が受動的に時間をつぶせる方法を生み出し続ける現代で長時間読書できるのは一つの技能と言えるのではないだろうか、と思う 一番印象に残るは「新刊小説の滅亡」(最後に読んだから) 空想話をそれらしく描写していて面白かったが、児童向けの「○○シリーズ」みたいな小説も発刊終了するとしたら大人(経営者)の事情で子供が振り回されるのは切ないな、と思った
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加藤さんの「青と赤の物語」と千早さんの「あかがね色の本」が好きでした。 何度も出てくるテーマ、 「物語がなくなったら?」。 自然といつも以上に大事に読みましたとさ。笑
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本好きにはたまらない、本好きのための本! 本の中で本を読んでる人たちの話。 最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、 いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ! 昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!! なんか、悔しく...
本好きにはたまらない、本好きのための本! 本の中で本を読んでる人たちの話。 最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、 いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ! 昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!! なんか、悔しくて涙がでそうでした、、、、 ホント、、、、 わたしはこれだけ本が好きなんだから、もっともっともっと応援していかなくちゃならないよな!!!!と、思った。。。 さすがに月30冊は買えないので、せめて数冊でも新刊買ってく!!!!!!!!!! 全力で本屋さん支えて行きたい。。そんなふうに思う一冊でした。 千早茜さんの短編は切なくて、、他の本も読みたくなりました!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第二弾はとばして。どれも面白かったが、やはり最後の藤谷治さんの『新刊小説の滅亡』。本に関わる全ての人の背筋を正すような問いかけ。もともこもないが結局本を読む人は新刊がなくても読むし、読まない人は最初から読まない。想像・創造の場が失われたわけでもない。原作なしオリジナル面白ドラマが増えるのも個人的には良い。確かに積ん読は増えてる。再読で事足りるかもしれない。「青」と「赤」のように埋もれていた既刊小説に救われる人もいる。 けど、「それでも……!」(by バナージ・リンクス『機動戦士ガンダムUC』)と言いたい。答えになってないが(笑)、う~ん、悩む。考えさせられる
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2022/06/25 ワールズエンドブックエンドが一番面白かった。3*3の法則とかって実在するん?
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『本をめぐる物語』はシリーズで、『小説よ、永遠に』は3作目にあたる。 収録作品はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたもの。 『ダ・ヴィンチ』の作品は一風変わったものが多くて苦手だ。 案の定本作も違和感を感じる作品が多かった。 神永学「真夜中の図書館」 同著者の『心霊探偵八雲』の...
『本をめぐる物語』はシリーズで、『小説よ、永遠に』は3作目にあたる。 収録作品はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたもの。 『ダ・ヴィンチ』の作品は一風変わったものが多くて苦手だ。 案の定本作も違和感を感じる作品が多かった。 神永学「真夜中の図書館」 同著者の『心霊探偵八雲』のスピンオフ。 表紙帯でもそれを売りにしている。 しかし、巻頭にはふさわしくない、あまりにもひどい内容だった。 ストーリーは何番煎じかもわからないような話で、文章はプロットそのまま、もっと悪く言えば箇条書きのよう。 この作品を読んでしまったら、メインストーリーの『心霊探偵八雲』を読もうとは絶対に思わない。 加藤千恵「青と赤の物語」 著者は私と同郷、北海道出身だそう。 なので、勝手に期待して読んだのだが、星をつけるなら3つというところ。 本が規制された世界という設定が今ではあまり珍しくなく、既存作品から抜け出せていない。 本を読んだ時に「自分のことが書かれている」と感じる青と、登場人物の「自分とはまるで違う、自由な言動」に驚く赤の反応の対比はよかった。 真逆のことを感じているはずなのに、そのどちらも体験したことが私にはある。 島本理生「壊れた妹のためのトリック」 ミステリのようだが、結局真実はどういうものだったのか? 母親の虐待があった? それはさすがにありきたりすぎて、もっと衝撃的な真実が隠されているような気もするが、そんな深読みは必要ない作品のようにも思える。 椰月美智子「ゴールデンアスク」 「ダ・ヴィンチ」らしいが、そんなに嫌いになれない作品だった。 味のあるわけのわからなさ。 感動するとか読み返したいとかそういう作品ではないが、うん、「味がある」という一言に尽きる。 海猫沢めろん「ワールズエンド✕ブックエンド」 物語AIのお話。 SF×本というワクワクの設定だが、ラストが不満。 どうしてこの流れからそのメッセージになる?という違和感。 あと、AIが書いた小説を登場させれば面白そうなのに。 山本弘さんならその方法で連作できそう、と思ってしまったところで、素直に違う本を読もうと考え直した。 佐藤友哉「ナオコ写本」 何を伝えたい話だったのか・・・・・・。 この作者も北海道出身だそう。残念。 千早茜『あかがね色の本』 この短編集の中で間違いなく一番。 シンプルな構成だが、短い中で思春期をうまく描いているし、読書体験が現実と結びついた時の感動がよく伝わる。 実在する「あかがね色の本」は中学生の時に読んだはずだが、ほとんど覚えていない。 芸術的な装丁のあの本をもう一度手にとってみたい。 この作者も北海道出身。さすが。 藤谷治『新刊小説の滅亡』 出版する側が自らを規制していくという設定は面白いが、その理由に納得がいかない。 可能性としてはわかるのだが、反論の余地を潰す気が感じられないのが気に食わない。 ただ、ラストの問いかけは「自分にとって小説とは何か」を考えるきっかけになった。 全体的に不満なのは、『本をめぐる物語』なのに、本に関わりのある作品が少ないこと。 舞台が図書室とか、有名作品の名前が出てくるとか、そんな程度で満足すると思うな。 コンセプトに沿って編集するのなら、もっとしっかり固めてほしい。
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神永学『真夜中の図書館』 加藤千恵『青と赤の物語』 島本理生『壊れた妹のためのトリック』 椰月美智子『ゴールデンアスク』 海猫沢めろん『ワールズエンド×ブックエンド』 佐藤友哉『ナオコ写本』 千早茜『あかがね色の本』 藤谷治『新刊小説の滅亡』
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ほとんど読んだことのない作家さんたちによる短編集だったけど、それぞれに面白かった。本や小説をめぐってこれだけ話が広がるのだから、小説が消滅する日はまだ先だと思える。自分ならどんな物語を作るだろう。
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いろんな作家さんが小説について書いたものを集めた小説。いろんな作家さんが読めて、いろんなジャンルが読めて。新しい作家さんを発掘するのにとてもよいです!どのお話も楽しく読めました。
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今回は私好みのSFっぽい話が多くて面白かった!(^^)でも読み終えてみたら、青春甘酸っぱ系だった千早茜さんの「あかがね色」が一番好き(*^^*)
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