世にも奇妙な君物語 の商品レビュー

朝井リョウ(著者)

2024/05/27

読むたびにこの人って天才なんだろうなと感じる。読んでいるとグサグサ刺されるというか、気付いているけど、目を逸らしているものを見させられるというか。リア充裁判が特に好き。最後の話と繋がるかもしれないが、客観的に物や人を見る能力が人並み外れているのだと推測する。

2023/12/11

『世にも奇妙な物語』の再現性というのか？感動的かと思いきや、薄暗い、なんとも奇妙な世にも〜の世界観が素晴らしく表現されてる。
「リア充裁判」がまさに、あの途中の盛り上がりからのエンディングは、世にも〜だなーって興奮してしまった。そしてまた第5話の締めでもう一回楽しめるという。おもしろかったー

2023/11/02

短編5話。保育士の奮闘だったり、記者の葛藤だったりを描きながら最後にどれも秀逸に落としてくれる。どれもブルっとする怖さだったりがありました。それが第５話目でまた印象を変えてくる。楽しめた。

2023/10/11

世にも奇妙な物語。昔このタイトルのオムニバスドラマが好きで欠かさず観ていた。
この本は、世にも奇妙な君物語。５つの短編…と思っていた。各話ゾワゾワする読み心地。
第5話目で、あれ？これは、ここで今までの4話分の伏線回収？まさかの展開で、そうくるかといい意味で裏切られた。

2023/08/07

世にも奇妙な物語に出てきそうな、実はそんな背景があった！と驚きが隠されている短編が、最終的にはスッキリつながるストーリー。
一つ一つ区切りあって読めるし、前の短編の登場人物がまた出てくるのも面白い。人間的な裏面の怖さが赤裸々で面白かった。

2023/07/23

タイトルから世にも奇妙な物語のパクリかと思って読み始めましたが、作者がそれに寄せて書いていたと知り納得。もともと世にも〜が好きなので読むのは面白かった。ネットニュースの話が好きでした。読んでよかった。次も朝井リョウさんのを続けて読みます。

2023/06/03

最後のオチが好きすぎる。世にも奇妙な物語が好きな人は絶対好き。最初から最後まで本当に「世に奇妙」。小説だからこそ出来る仕掛けが散らばっていて、読了したけどすぐに読み返したくなる。気を抜くとあの音楽が脳内で鳴り響く…ぐらいホンモノ。

2023/05/19

著者が世にも奇妙な物語のファンだというのがよくわかる「それっぽい話」ばかりで、どんなオチが待っているのかワクワクしながら読みました。

2023/04/05

最後の話がおもしろすぎて、それまでの話がぶっとんだ。現実にいる俳優を連想させるような内容で、ぜひそのままドラマにしてほしい。

2023/02/12

「世にも奇妙な〜」の朝井リョウ版。どの話もブラックな結末で、ドラマ化したら面白いかも。ただ「13・5文字しか集中して読めな」の直喜くんが怖すぎ。