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深海魚のレシピ の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2021/03/04

題名通りの内容で、深海魚を捕まえて食べるというものです。実は筆者と獲物が映った画像はよくテレビにもよく出ているので、見たこともある人も多いかと思います(例えば鉄腕!DAS◯など)。本書の文章は非常に読みやすく、また生命への敬意も感じられ好感の持てるものです。お勧めの記事はなんとい...

題名通りの内容で、深海魚を捕まえて食べるというものです。実は筆者と獲物が映った画像はよくテレビにもよく出ているので、見たこともある人も多いかと思います(例えば鉄腕!DAS◯など)。本書の文章は非常に読みやすく、また生命への敬意も感じられ好感の持てるものです。お勧めの記事はなんといってもバラムツです。まさしく体を張った内容で、抱腹絶倒です。ちなみにウェブの記事では深海魚以外に、様々な生物に本当に体当たりレポートしています。検索すればたくさん出てくるので、それらも一読の価値ありです。

Posted byブクログ

2019/07/29

深い海に住んでいる魚、深海魚たちは見た目は不気味なイメージが強く、食べる気がなくなってしまいます。ですが、この本を読んで写真を見てみると、おいしい深海魚もいるということがわかり、深海魚のイメージが変わってきます。読んでみて下さい。 請求記号:664.6/H67

Posted byブクログ

2017/11/23

何処かで見たような?、と思ったら、Web上のデイリーポータルZのライターさんしてたんですね。 悪ふざけではなく、様々な魚:食用としては本来適さない魚まで釣って食べて。 魚のさばき、料理、大学院まで進んで得た知識を絡めて、楽しくも興味深く読ませて頂きましたー!

Posted byブクログ

2017/11/19

もうタイトル通りで、内容も、案外地味。 ただの「素人」ではなく、大学できちんと学問を修めて来た人がやってるので、そこがただの書き散らかしとは違うんだが。

Posted byブクログ

2017/09/11

深海魚を食べてみた記録です。 素人が読める本でこういう内容のものは、ほぼないうえに、文体がべらんめえで、めちゃくちゃ読みやすい! 魚を食べる、ということに関しては素人も玄人もありません。 食べられるかどうかは、魚っ喰いの日本人にとっては誰にとっても大変重要課題でしょう。 中身と同...

深海魚を食べてみた記録です。 素人が読める本でこういう内容のものは、ほぼないうえに、文体がべらんめえで、めちゃくちゃ読みやすい! 魚を食べる、ということに関しては素人も玄人もありません。 食べられるかどうかは、魚っ喰いの日本人にとっては誰にとっても大変重要課題でしょう。 中身と同じく、ご本人もさぞかし面白いかたなのだろうと思います。 2016/10/24 更新

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2022/06/01

深海魚、釣ったり、拾ったり(笑)。面白いが真面目な本。好き。 -------- 君は深海魚を食べたことがあるか? などと書くと特殊なもののように見えるかもしれないが、割と普通に食べている。キンメダイが代表的だ。 けれどもちろん、そんな生易しいものを扱う本ではない。元ネタがデイ...

深海魚、釣ったり、拾ったり(笑)。面白いが真面目な本。好き。 -------- 君は深海魚を食べたことがあるか? などと書くと特殊なもののように見えるかもしれないが、割と普通に食べている。キンメダイが代表的だ。 けれどもちろん、そんな生易しいものを扱う本ではない。元ネタがデイリーポータルZなので、そのノリで進行するのだ。 ソデイカ。ダイオウイカの映像をとるときに餌になったので有名なイカ。ダイオウイカには及ぶべくもないが、かなりでかい。人がよっこいしょと抱えるぐらいでかい。これでイカリングを作る。ひとつでお腹いっぱいになりそうなイカリング。 アカマンボウ。マンボウの仲間じゃないんだけどマンボウっぽいのでアカマンボウ。こいつの赤みはマグロにそっくりな味。白身も旨い。だが、やはりデカい。 ミズウオやサケガシラなどは、深海魚にありがちな、水っぽくて不味い種類の魚。そういえば、僕が物心ついて最初に読んでいた魚類図鑑には、ミズウオは水っぽく、食べても不味い、というようなことが書いてあったなあ。ミズウオの実食は、実際のところかなり不味そうである。 ところでこのミズウオ、なんと「拾う」のである。三保の松原で有名な静岡市清水区、ここの砂浜に、大潮の夜に打ち上げられてくるのだ。それを食べようとやってくるカラスと先を争ってミズウオを拾う。 ミズウオは悪食でなんでも食べるというから解体してみると、腹から魚や棘皮動物が出てくる。これが全然傷ついていなくて、ミズウオのあのデカい牙は、噛み付くためではなく、鉄格子のように口から逃さないためのものなのかな、なんて考察をしたり。ミズウオの腹の内容物で、海の汚染度がわかる…かも。 ゲテモノとして深海魚を食べてヒャーヒャーなるだけのものではなくて、少し社会性のあるようなことも書かれているし、何より楽しそうだし、美味しそうだし、不味い場合もなんとかしようと努力をする。 これが人間ということであろう。深海魚を通じての人間賛歌だ、なんていうと大げさだけど、こういうの好きだ。

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2016/11/21

「外来魚のレシピ」に引き続き。 個人的には外来魚の方が好きですね。 こっちの本は、食べるより釣りメインという感じ。 深海魚たちは見た目もグロい上に結局あまり美味しくなかったり。 美味しいものは既に食用として流通してるもので目新しくもなかったり。アカマンボウ関東のスーパーに売って...

「外来魚のレシピ」に引き続き。 個人的には外来魚の方が好きですね。 こっちの本は、食べるより釣りメインという感じ。 深海魚たちは見た目もグロい上に結局あまり美味しくなかったり。 美味しいものは既に食用として流通してるもので目新しくもなかったり。アカマンボウ関東のスーパーに売ってるの食べたことあるし。 ちなみに本書で大変美味とされているバラムツ、そこまで美味しくないですよ。 生だと何とも言えない臭みがあるし、確かに脂のってますが、それなら普通にブリとかカジキ、マグロなどの方が臭みも無く美味しいです。 消化できない脂を含んでると思うと何となく食欲も失せますし、そんな思いしてまで食べるほどの物じゃないです。 そして、深海魚には乱獲の問題が有るわけです。 深海魚は成長が遅く、生息数も少なく、漁獲の対象にするとすぐ資源が枯渇してしまうという。 本書でもそれに言及しているにも関わらず、やってることは深海魚の釣り上げ。 これを読んで気軽に深海魚釣りに挑む人が増えるかもしれません。食べても美味しくない魚をスポーツ感覚で釣りまくる。数の勝負や大きさの勝負。自分が楽しければいい。 常々そういう釣り人の姿勢には疑問を抱いていたのですが、平坂さんにはそういう記事書いてほしくなかったなぁ。 釣りの過程はあんまりいらない気がします。 この本は深海魚釣りを人々に奨めているみたい。 簡単だよ、楽しいよ、やってみて、と。 そうじゃなくて、深海魚の観察と食レポメインでいいのでは。 ページ稼ぎが大変になるかもしれませんが。

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2016/03/26

DPZほかで活躍されている平坂寛さんの、珍しい魚を入手して食べる本、外来魚に続いて今回は深海魚。 ぜひどんどん刊行されてほしい、全部買いたい。

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2016/02/01

タイトル通りの本。 こういう難しいことに取り組んで、本に仕上げるってのは凄いことだなぁと思います。面白いし。

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2016/01/25

前作『外来魚のレシピ』に比べると、魚の味自体はアタリが多く、サブカル的な面白さは遠退いたが、前作より考察や生物学的な解説が増えて、本としては良くなった。著者は大学で専門的学問を修めているのだから、とんでもないことをして笑わせるライターより、学者がやらないようなフィールドワークをし...

前作『外来魚のレシピ』に比べると、魚の味自体はアタリが多く、サブカル的な面白さは遠退いたが、前作より考察や生物学的な解説が増えて、本としては良くなった。著者は大学で専門的学問を修めているのだから、とんでもないことをして笑わせるライターより、学者がやらないようなフィールドワークをして、今までになかった分野を開拓してほしい。今後の成長に期待します。

Posted byブクログ