NO.6 beyond の商品レビュー
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図書館で借りた後に気づきましたが、続編でした。元々のストーリを読んでいないので、話がわからないところもありましたが、それでも楽しめました☺️ 表現、言葉使い、好きです! 1巻から読んでみたいです! No.6崩壊後の世界ですが、なんとなくイメージができました。 国家ってそういうものかもと思ったり、思わなかったりしました。
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またNo.6の世界をありがとう。番外編が出ているとは知らず、思いがけず彼らにまた出会えたことが嬉しい。人の温度、風や水や大地の香り、富と飢え、光と闇。相変わらずあさのあつこの言葉は清澄で瑞々しく、猛々しく、血がごうごうと通っていて美しい。紫苑が心から笑える日ははたしてくるのだろう...
またNo.6の世界をありがとう。番外編が出ているとは知らず、思いがけず彼らにまた出会えたことが嬉しい。人の温度、風や水や大地の香り、富と飢え、光と闇。相変わらずあさのあつこの言葉は清澄で瑞々しく、猛々しく、血がごうごうと通っていて美しい。紫苑が心から笑える日ははたしてくるのだろうか。道は険しいけれど、光のような半年間だけは誰にも何にも侵食されずあり続けてほしい。
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No.6の全てを憎んでいたネズミが、紫苑と出会ったことで、自分が憎んでいたNo.6の中にも、こんなに大切に想える人がいたのか…と気づくようになったのが、この物語を通してのネズミの成長だったのだろうなぁと思いました。紫苑の父親を思わせる人が出てきたのもファンにとっては嬉しいですね! 紫苑のイメージとは全然違うことに驚きですが…。
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再会を必ず NO.6を読み終えた後、この言葉を信じてきっといつか2人はまた再会すると信じてた。評価は知ってたからBeyondは読まないと決めてたけど読みたくなってしまった。 もう二度と会えない。2人は交わらない。どこかでそんな予感はしてたけど、 こんなにもお互いが相手のいない日常の中で思い出して、懐かしんで、求め合う。切なさに涙が出そうになった。 今離れてる日常からの一緒にいた頃の日常シーンはしんどい。かなり来る。 紫苑はきっと変わって行く。ネズミが恐れていた方向へ。でもきっとネズミが現れたら、またあの時の紫苑に戻ってしまうくらい、紫苑はネズミが全てなんだろう。 また1から読み返すか…。
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こんなに続きが気になる完結後の番外編があっていいのか……! 真っ当とはいえない手段を選ぶようになった紫苑のこのあとの人生気になりすぎる。
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新たな世界を作り上げようとしている紫苑。彼もまた変わってしまうのだろうか。本編でもbeyondでも、すでに紫苑は変わりつつある。今はまだ紫苑自身が変化を自覚しているようだけれど、ネズミが側にいない今となっては、いつの日か自分が変わったことさえ自覚しなくなるのではないかと怖い。 ネズミが紫苑に「変わらないでくれ」と懇願し、紫苑を信じたように、私もまたそう願ってしまう。
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2019/04/22 再読。 2023/03/28-29 再再読。 ・しびれる~~。 前半2篇のような、本筋と関係ないNO.6崩壊以前の生活はなんだかほっこりというか、目的に急かされる慌ただしい日々のなかにも過去のことを思い出したりする瞬間があったんだなあとなつかしい思いになるけど、崩壊後の2篇はしびれるな。 ・イヌカシと力河とお母さんとたのしい夕食をともにしたあと、楊眠のことを追放するこのギャップ(?)たまらんな。たしかに楊眠は不確かな情報を喧伝してデマを起こしたし、実際横領もしてたみたいだけど、それはそれとして文書を捏造するのは違う問題だよなあ。まあそりゃそうなんだけど…… ・ほんとにネズミ帰ってこないとどうにかなっちゃいそうだよ紫苑。もうどうにかなりかけてるんじゃないか。1年会ってないだけでこんなんなっちゃってるよ。 ・中学生の時に初めて読んだとき、もしかしたらネズミと紫苑はもう二度と会えないのかもしれない…… と思ったけど、ほんとにそうならこりゃ紫苑にとっても新NO.6にとってもバッドエンドルートだなとふと思った。ネズミがとどまり続けていられないのはそうなんだけど、年一でも紫苑のもとに帰ってやらないといろいろひどいことになりそうだな。 ・あと紫苑の父親らしき人に会うネズミな~。紫苑の将来の障害…… って一瞬始末すること悩んでも紫苑のことばで踏みとどまるの、ネズミもネズミで紫苑のことが染み付いてるなと思う。 ・でもなんというか、あ~遺伝はしてそうだな…… と思う。矯正施設で凄惨な光景を見たあと大した時間も経ってないのにネズミが倒した人を見て「仕方ない」とすぐ割り切れたところとか、あれこの人ってこんなんだったっけな?と思うくらいの二面性(?)があるところとか…… 似てるというかその性質はたしかにあるなと感じた。 ・これでNO.6全10巻の再再読を終えました…… いやー。面白かったな。完全ガイドをフリマアプリで買ったので、これは本当に中学生以来に読む。 ・地元の図書館、YA!ENTERTAINMENT版のNO.6を置かなくなってたんだよな。少年少女向けの蔵書(特にライトノベル系)の入れ替わりはわりと激しい、と、私は思っている…… ・10代の少年少女にいっぱい読んでほしいぜ、NO.6を。
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★4.5 都市の再建委員として業務に励む紫苑 ヨウミンを陥れるまでになってしまっていて、最初の紫苑を知っているだけに心が苦しかった。結局新しいNO.6が出来上がってしまうんだなと。 けどそれが人間なのかもしれないなって、本質を語る本でした。 ネズミと紫苑の父親が出会う所もよかった。感動的な出会いでもなく、普通の出会い。最悪とも言える父親。 これからの未来には絶望もなければ希望もない。
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NO.6崩壊後、留まり再建メンバーとなった紫苑と気ままに旅をするネズミ。 どんどん変わっていく紫苑を見るのが辛かった。 本編でもその予兆はあったけど、それを目の当たりにすると心にくるものがあった、、、。 紫苑の隣にネズミがいてくれないと、もう取り返しのつかないところまでいってしまうのではないかと不安になった。 また続編があったとしたら、そのときは再開して、紫苑を止めて欲しい。
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彼らのこれからは、当然に大団円のハッピーエンドになるわけではなくて。 私の読んだ物語のあとも、彼らを取り巻く状況や彼ら自身も、良くも悪くも変化して続いていく。 その話を是非とも読みたいできればハッピーな形で!
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