幸腹な百貨店 の商品レビュー
50代の百貨店の事業部長が主人公。自分が店長を務めた堀内百貨店が閉店危機に。なんとかデパートを再生しようと、美味しい小料理屋で若い店員たちと一席設けることに…。 50代のバブル世代と20代30代の世代間ギャップ。「ふるみなとまつり」という地域のお祭りを通じて少しずつお互いに歩み寄...
50代の百貨店の事業部長が主人公。自分が店長を務めた堀内百貨店が閉店危機に。なんとかデパートを再生しようと、美味しい小料理屋で若い店員たちと一席設けることに…。 50代のバブル世代と20代30代の世代間ギャップ。「ふるみなとまつり」という地域のお祭りを通じて少しずつお互いに歩み寄っていく、というか理解が進んでいく様子がよかった。読み始めたら一気に読めて面白かった。
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読みやすいけど、ちょこちょこっとしか 読み進められなくて、 そのうち登場人物の名前も曖昧になって 眠気がきたので読むのをやめました。
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「フロア朝礼」 少ない滞在時間で。 自分の仕事すら満足に出来ていない状態で、お客様を相手に満足のいく接客は難しいのでは。 「駅のポスター」 悪いお手本になる。 枚数が多いから印象深いだけのように感じるが、アドバイスした本人があれじゃ仕方ないな。 「小料理屋での集い」 熱くなっ...
「フロア朝礼」 少ない滞在時間で。 自分の仕事すら満足に出来ていない状態で、お客様を相手に満足のいく接客は難しいのでは。 「駅のポスター」 悪いお手本になる。 枚数が多いから印象深いだけのように感じるが、アドバイスした本人があれじゃ仕方ないな。 「小料理屋での集い」 熱くなってしまい。 社内ではないからこそ出せる素の状態を見て、印象が変わっただけでも大きな一歩だろうな。 「社員食堂にて」 心境の変化の理由。 今までとは違う視点で見るようになったからこそ、家庭の事にも目が向いたのではないか。 「百貨店のある町」 祭り当日は大忙し。 結果はまだまだ分からないが、今できる限りの足掻きをするには十分な取り組みだったろう。
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主人公は、バブル期に就職した50代のバツイチ男性。デパート勤務で、仕事は出来るけど、頭が固い。特に、今時の若者のことは理解できない。家族を養うために頑張って働いていたら、ワンオペになった妻に愛想を尽かされた。売上が落ちて閉鎖の危機にあるデパートの立て直しが目下の業務。 若い主人...
主人公は、バブル期に就職した50代のバツイチ男性。デパート勤務で、仕事は出来るけど、頭が固い。特に、今時の若者のことは理解できない。家族を養うために頑張って働いていたら、ワンオペになった妻に愛想を尽かされた。売上が落ちて閉鎖の危機にあるデパートの立て直しが目下の業務。 若い主人公が頭の固い上司に悩まされる物語はよくあるけど、逆は珍しいと思いました。そのせいか、序盤はあまり面白くなく、なかなか読み進められず… 中盤から職場の若手職員や地域の町おこしに励む若者との交流が始まり、ストーリーに動きが出て、主人公の考え方も少しずつ柔軟になってきて、後半は楽しく読めました。
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主人公が「気合い」なバブル部長。フレッシュ感はありませんが、ベテランならではのサービス業への姿勢があります。閉店危機にあるデパート再生のため事業部長の伝治がデパート再生といつのまにやら地域のお祭り復活に向け動きます。地域のお祭りをつづけるのには人のちからが必要です。そしてなにより地元が活性化してこそです。新しい時代に、人々のニーズに応じてデパートとしての顔を保ちつつ、お客様に寄り添うというあり方は素敵だと思います。なにより作品で描かれる料理がおいしそうです。おいしい料理をきっかけに若い社員との交流も深め、互いに相互理解が深まっていく。あきらめていた若手も、それぞれアイデアを出して奮闘していきますが、できることからはじめようというおしつけがましくないのがよかったです。さて、デパートは閉店を免れるのか。。。。読みやすく、食べ物のシーンが印象的な作品でした。 「幸腹」な百貨店。ですね。
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2021年1月3日 途中展開が無く、もう読むのやめてしまおうと思った。 「小料理屋での集い」のときから俄然楽しくなってきた。予想通りの動き。活気が出てくる。人を見る目が変化する。 こういう感じを読みたかったんだ。とそのあとは一気読み。
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福が腹、なのが気になって前から読んでみたかった。 廃れた商店街、広い無料の駐車場のある郊外のショッピングセンターにお客をとられて青息吐息。 本社では既に閉店の意見も出ている地方の百貨店。 そこ店長出身の事業部長が古巣を守ろうと動き出す。 昔からの頼りになる部下。 そこに愛は生まれないのか?っとちょっとおもったりもする 。だって、信頼する上司とはいえ、 友人の元夫に子どもの成長の様子をいちいち報告してくれる、なんて好意がないとできなくない? おそらく伝治さんは全く気付いてないだろうが…。 どうやら続きもあるようだからそのへんのその後もあるのか気になる。 最初はダメダメと思っていた若手社員の見ていなかった側面に触れみんなの力がひとつになっていく感じはいいですね。 とはいえ、最初のプライスカードが合ってない、とか掃除が行き届いてない、とか、基本じゃね? そこからのやる気ある若者へのキャラ変更がなんかちょっと唐突だったなあっと。 同じく腐れ店長の子どもと思うと、の態度変更も唐突。 なにやら都合よく変化が起きすぎ、とも思うけど、 ことが動く時ってそ。ゆーもんかも、とも。 そもそもお話ですし。 ハッピーエンド上等!! 読後感はよし。 幸腹な百貨店、とゆーから、なんかおいしいもんでの業績回復ものかと思ったら、おいしいものを食べる機会を経ての変化、ということだった。 結局カードイベントでの集客が劇的効果。 今はこーゆーイベントもあっちこっちでやってるから それを超える何かを考えなくちゃいけない。 そもそも毎年毎年売り上げを上げていかないといけない、とゆー考え方自体にもう無理がきてるよなあー。
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著者の本なので、お料理と人間模様が明るく書かれているんやろなと安定の期待値で読み始めたんやけど、前半はちょっと読み進めるのがしんどかった。 たぶん、伝治さんがすごい批判的やからかもしれん…。わかるんやけど、そんなに愚痴ばっかり聞かされてもなあ、と、思ってたら、後半からはものすごい...
著者の本なので、お料理と人間模様が明るく書かれているんやろなと安定の期待値で読み始めたんやけど、前半はちょっと読み進めるのがしんどかった。 たぶん、伝治さんがすごい批判的やからかもしれん…。わかるんやけど、そんなに愚痴ばっかり聞かされてもなあ、と、思ってたら、後半からはものすごいいきおいで「著者節」が出て、一気読みした。読了後はとてもよかったです。 わたしは伝治さん世代でもなければ、新田くん世代でもないけれど、どちらかというと伝治さんに近いかな。 バブルは子どものころに見ていたし、ついでに「この好景気はもうすぐ終わる」と、同時に聞かされてもいて、なおかつ自分たちが働き始めたら景気は落ちた。 「あー…。これが…」 って感じ。 だから、「やればやるだけ結果がでる」のも見てきたし、「やってもあまり結果がでないこともある」というのはど真ん中で体験した。でも、今の若い人は「やれば結果がでる」ということを知らないのに、「努力しろ」と、言われてるんやなあとしみじみ思った。 そりゃあ、やらんわ。 でも、人を動かすのは一生懸命な何かやとも思うので、楽しいことでも好きなことでもなんでもいいから、自分の力で結果が出せるという成功体験をどんどんすべきなのかもしれへんな、と、思った。 この話もシリーズ化してるのかな。続きがあれば読もう。堀内百貨店も、商店街も、これ以上話が広げられるんかな。それとも違うキャラにスポットをあてるんかな。 著者お家芸かと思っている食べ物とお酒が今回はわりと薄め(これでも。笑)やった気がするのも新鮮やったかな。 あっでもタイトル…(笑)。著者のこういうところが好き。 ここがぼったくりと世界観が重なってたら、それはそれでちょっと違うかなあと思っていたので、まったく違う軸の話でよかった。 出版社が違うからそもそも重ねてはこないかな。そうか。笑 あと、著者の体言止めの文章が最初はひっかかってんけど、だんだん癖にになってきた。笑 だんだん増えてきてる気がするけど、それこそ著者の味なのかもしれへんな。
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百貨店と地域商店街の再生をテーマにしたお仕事小説 主人公の高原伝治が遠藤憲一っぽい 読みやすかった たびたび出てくる料理やお酒の描写も印象的でタイトルの「幸腹」の由来か?
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閉店危機のデパートを救うべく、かつてそこで働いていた主人公がどのように再生していくのか奔走しています。 食べ物の描写が多く描かれていて、美味しそうでした。詳細に描かれているため、想像するとより立体的に浮かび上がりました。食べ物を多く書いていたためか、主軸となる再生計画が、後半に...
閉店危機のデパートを救うべく、かつてそこで働いていた主人公がどのように再生していくのか奔走しています。 食べ物の描写が多く描かれていて、美味しそうでした。詳細に描かれているため、想像するとより立体的に浮かび上がりました。食べ物を多く書いていたためか、主軸となる再生計画が、後半になるにつれて、急ぎ目でとんとん拍子に事が進んでいる印象を受けました。なので、割とあっさりとした物語かなと思いました。しかし、段々と一致団結して、デパートが活気強くなる工程は、読んでいて爽快感がありました。 イラストが時折登場し、雰囲気が明るめでしたので、ラノベっぽかったです。むしろ、ビジネスよりかは、グルメの方に重点を置いている印象でした。 美味しそうな料理ばかりで、空腹の状態で読んでいたら、お腹がなると思います。 デパートが今後結末のような勢いでいくかわかりませんが、どうなっていくのか見ものです。
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