哲学な日々 の商品レビュー
面白い。ほっこり系だけど笑える。 著者の自虐的な態度とオチに知性を感じさせられる。 学校に入れたい良い本だけど、中学生にこの面白さはわからないかなあ。文体は平易なんだけど。 最後の方は、作者と恩師との話が多くなって、ちょっと中学生には退屈かもしれない。 作者おすすめの穴場には、...
面白い。ほっこり系だけど笑える。 著者の自虐的な態度とオチに知性を感じさせられる。 学校に入れたい良い本だけど、中学生にこの面白さはわからないかなあ。文体は平易なんだけど。 最後の方は、作者と恩師との話が多くなって、ちょっと中学生には退屈かもしれない。 作者おすすめの穴場には、行ってみたい。
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おもしろかったー。論理が必要なのは、完璧な調和のもとに生きてないから。ポリフォニーのあまたの声をきくこと。本を読んで、人と議論して、自分で考えて、調べたり考えたりしたことを書く。
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接続詞の大事さ、不要さ、の話。俳句には接続詞ないでしょ!との投げかけ。ホントそうだ、場所を踏まえて活用していかねば。
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野矢茂樹の文章が好きなので読んだ。理路整然としていて読みやすく、語りかける相手を意識した表現のやわらかさがある。 前半は西日本新聞掲載の短いエッセイ。後半はそれより少し長いエッセイを集めたものである。 「論理的に書くこと」という文章では論理的に書くためには相手を意識する。つまり、...
野矢茂樹の文章が好きなので読んだ。理路整然としていて読みやすく、語りかける相手を意識した表現のやわらかさがある。 前半は西日本新聞掲載の短いエッセイ。後半はそれより少し長いエッセイを集めたものである。 「論理的に書くこと」という文章では論理的に書くためには相手を意識する。つまり、その話をしたい相手がいて、その相手からの問いかけに答えるように書いていくことが大切だと言っている。これは野矢茂樹の文章を読んでいればうなづけることだろう。 また、哲学の師である大森荘蔵の授業についての話はとても刺激的だ。
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哲学のエッセイ。野矢さんの文体がとても心地よく染み込んでくる。 禅宗の「本来無一物」「衆生本来仏なり」はよいですね。足し算ばかり求める世の中で、引き算を考えてみると、生きる価値も見えてくると感じました。 やたら成長を求める風潮のなかで、立ち止まって考え、モヤモヤを飼い慣らすと...
哲学のエッセイ。野矢さんの文体がとても心地よく染み込んでくる。 禅宗の「本来無一物」「衆生本来仏なり」はよいですね。足し算ばかり求める世の中で、引き算を考えてみると、生きる価値も見えてくると感じました。 やたら成長を求める風潮のなかで、立ち止まって考え、モヤモヤを飼い慣らすというのも素敵でした。
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哲学 考えること なんだか つい堅苦しい そんなイメージをもってしまうが エッセイ調なので とても柔らかい でも 時に うーむ と立ち止まって考えてみたり 自分の世界の 考えるって 物事の捉え方って まだまだ狭いなと そんなことを感じた
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「語りえぬものを語る」が大変良かったので野矢茂樹の本を 何冊か追ってみることに。これはエッセイ集。前半の1部は 一篇一篇が短いこともあり軽い印象。後半の2部も柔らかい 語り口と平易な文章で読みやすいのだが、その実かなり深い 内容だった。散歩大事(笑)。
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哲学がいかに生活に密接した学問かがよく分かるエッセイ 自画自賛あり自虐ありでクスッと笑える。 でも、「文学」と「国語」は分けた方がいいとか、 国語から道徳教育や情操教育といった側面を排除するとか 実用的な語学としての国語を理想としていたり、 読ませる文章とはどういった文章なのか...
哲学がいかに生活に密接した学問かがよく分かるエッセイ 自画自賛あり自虐ありでクスッと笑える。 でも、「文学」と「国語」は分けた方がいいとか、 国語から道徳教育や情操教育といった側面を排除するとか 実用的な語学としての国語を理想としていたり、 読ませる文章とはどういった文章なのかなど、 教育者としての内容はとても納得できるし勉強になった 私的には「東京大学妄想系I類があればよかったのに」と妄想している箇所がツボだった。
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電子書籍で読んだ。 野矢茂樹氏の本は何冊か読んでいる。 今までは論理学や無限をテーマとした本ばかりだったが、本書は著者の人柄が滲み出るであろうエッセイとのことで、寝る前に気楽に少しずつ読んだ。 読み進めていくと、なるほど哲学者はこういうことを考えているのかという発見がある。また、...
電子書籍で読んだ。 野矢茂樹氏の本は何冊か読んでいる。 今までは論理学や無限をテーマとした本ばかりだったが、本書は著者の人柄が滲み出るであろうエッセイとのことで、寝る前に気楽に少しずつ読んだ。 読み進めていくと、なるほど哲学者はこういうことを考えているのかという発見がある。また、こういう風に考えているのかという発見もある。 考えるというのはモヤモヤした状況に耐えることだ。モヤモヤを引き受けることだ。 モヤモヤが少しずつ晴れていく感覚。晴れた先に自分だけの地平が見えてくる感覚。 これはおそらく快楽に近い。 自分だけの快楽を追っているのが哲学者なのかもしれない。
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はじめに。サイトの内容紹介が長くて驚きました。想いが込められています。でも,想いを込める理由もわかります。 先日,節約のために図書館で借りたはずが,購入を決意してしまった本があるという記事を書きました。その本が本書です。 野矢先生はウィトゲンシュタインを中心とした哲...
はじめに。サイトの内容紹介が長くて驚きました。想いが込められています。でも,想いを込める理由もわかります。 先日,節約のために図書館で借りたはずが,購入を決意してしまった本があるという記事を書きました。その本が本書です。 野矢先生はウィトゲンシュタインを中心とした哲学がご専門,論理学の本などもご執筆されています。わかりやすい,読ませる文章をお書きになられる先生です。 その野矢先生が綴った日々のエッセイ(50回分)と,雑誌に寄稿したエッセイが本書には収録されています。内容の紹介はもはやサイトをご確認いただけたら十分かと思います。 甥っ子が中学生になるまであと4年。4年後にもう1冊購入することになりそうです。
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