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夜の底は柔らかな幻(上) の商品レビュー

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45件のお客様レビュー

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2024/10/27

「終わりなき夜に生れつく」を読んで読み始めた。 この人たちは一体何者でどんな関係があってどこへ向かっているんだろう? こんがらがった結び目が少しずつほどけていくように分かっていく一方で、すごい力を持った人によって繰り広げられる戦いと殺戮、破壊。おそろしい…。

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2024/07/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

架空の日本、土佐ではなく途鎖国には多くの在色者がいて戸惑いながらも生活していた イロをコントロールするべく研究に挑む世代、コントロールされた世代、イロのコントロールは嗜虐性を呼び起こすのか 読み始め、常野物語の続編?と気分が上がる 謎めいた言葉や流れに身を任せて自分も闇月に引きづられていく

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2024/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恩田さんの作品はそれなりに読んできましたが、傑作の1つだと思う。恩田ワールドの精度の高さがこれでもかと冒頭から繰り広げられ、読みながら声が出た。かなり残酷な描写もあるので苦手な人は避けた方がいいけれど、設定の厚み、細部の作り込み、日常からごく自然につながっていく異世界と異能者。これぞ、という作品だと思います。

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2024/08/25

在色者と呼ばれる特殊能力をもつ者たちによるバトルと彼らを追う警察。設定や登場人物はかなり魅力的。 途中、だれるところやすんなり入ってきづらいところがあり、読みのにけっこう体力を使いました。ただ、結末は納得の着地をしています。

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2022/12/18

最初は好みかどうか探り探りでしたが、どんどん読めました。設定は、話の中で自然と折り込まれているので、それも面白くてソワソワしながら引き込まれてた。ワクワクはしない。ソワソワ。終わりの方はだんだんヒヤヒヤしてきたので、下巻はずっとヒヤヒヤなら予感。ミステリアスな部分をずっと引っ張る...

最初は好みかどうか探り探りでしたが、どんどん読めました。設定は、話の中で自然と折り込まれているので、それも面白くてソワソワしながら引き込まれてた。ワクワクはしない。ソワソワ。終わりの方はだんだんヒヤヒヤしてきたので、下巻はずっとヒヤヒヤなら予感。ミステリアスな部分をずっと引っ張る世界観好きです。下巻にゆきます。

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2022/04/25

読んでいて楽しいという感じ。しかし作中でもあったように、新人と旧人みたいに人類の進化の過程で似た世界になるのかもしれない。

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2022/01/06

特殊な設定で単語もわけわからず… なのに最初の出だしから1/3まではグイグイ引き込まれて 面白かった. 途中なんだか 急に没頭できず… 後半は…面白いけれど. なんていうか 少年漫画よんでるみたい!!戦闘シーン?なんて特に! 下巻もこんな感じなのかなー? どうなのかなー??

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2021/09/15

世界観、物語の独創性。恩田陸ワールドに引き込まれ気づけば上下巻読破というような作品。日本国内に存在する途鎖国に警察官の実邦がとある目的のために潜入する。この世界では在色者という分類の人間がイロという個別の特色能力を使うことができるが厳しく取り締まられている為、ヌキと呼ばれる技術や...

世界観、物語の独創性。恩田陸ワールドに引き込まれ気づけば上下巻読破というような作品。日本国内に存在する途鎖国に警察官の実邦がとある目的のために潜入する。この世界では在色者という分類の人間がイロという個別の特色能力を使うことができるが厳しく取り締まられている為、ヌキと呼ばれる技術や外科手術によりそれを隠し日常生活を送っている。実邦、悲劇となった在色者研究の対象となった生き残りの生徒、最近ソクとなった神山の支配者の子がそれぞれの目的のためにソクを目指す。

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2021/07/05

各用語(イロとかヌキとか)をいちいち長ったらしく説明せず、それでいてなんとなく理解できて、気づいたらその独特な世界観に入りこんでいた。さすが恩田陸、書き方が上手いんだろうなあと思う。冒頭〜世界観になじんできた頃がいちばん面白かった。

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2021/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何の説明もなく世界が始まる、これこそ恩田ワールド!!!読んでいくうちに色々わかっていくんだろうなぁと思いながら読んでしまう。途鎖の描写読むとすごい高知を思い出す…高知というか南国市…。土佐は黄泉の国もそうだけど流刑地という印象が強いなぁ。

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