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小泉今日子書評集 の商品レビュー

4.2

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

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2016/03/20

私は、まず気になった本があると書評(レビュー)を読む。 パッと見て、漢字がズラッと並んでいて、改行があまり無い書評は読まない。 見ただけでウンザリしてしまう。 短過ぎず、長過ぎない。 それでいて、書評から伝わってくるその人の人生観だったり、性格。 それを読んで、「この人と共...

私は、まず気になった本があると書評(レビュー)を読む。 パッと見て、漢字がズラッと並んでいて、改行があまり無い書評は読まない。 見ただけでウンザリしてしまう。 短過ぎず、長過ぎない。 それでいて、書評から伝わってくるその人の人生観だったり、性格。 それを読んで、「この人と共感できるかも」と思う人がオススメしている本だと読みたくなってしまう。。 どんなに「素晴らしい!」「面白い!」「傑作だ!」と書かれていても、読みたくなるとは限らない。 その良い例が本の帯かな。 騙される事もあるけど(´艸`) キョンキョンの書評集は、エッセイのようだった。 時代の移り変わりによって感じ方が変わってきていることも手に取るように分かる。 理屈っぽくなく、飾らず。。等身大のキョンキョンの言葉だからこそ、すーっと入ってくる感じ。 中には私が積み本のまま、あまり評判が良くなかったので何となく読む気になれないままの本も紹介されていて。。 本棚の奥から取り出して読んでみようかな。という気にさせてくれた。 その本がどれだけ素晴らしいか。 ではなく、その本を読んで自分がどう感じる事が出来るのか。その感じた事を、これからの自分にどう影響を与えるのか。 そういう見方を教えてくれた書評集でした♪

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2016/03/19

『キョンキョンが書評を書くと本が売れる』という伝説のようなものがあるんだそうです。 この本を読んだらそれも納得、素晴らしい書評集だと思いました。 本を紹介する時に難しいのは、ストーリーを教えずに面白さを伝えなければならないということ。 小泉さんはそこにさらに自分の思いや読んだ時の...

『キョンキョンが書評を書くと本が売れる』という伝説のようなものがあるんだそうです。 この本を読んだらそれも納得、素晴らしい書評集だと思いました。 本を紹介する時に難しいのは、ストーリーを教えずに面白さを伝えなければならないということ。 小泉さんはそこにさらに自分の思いや読んだ時の気持ちの揺れもキチンと文章の中に閉じ込めてた上で 『読んでみませんか?』とそっと差し出してくれるのです。 97冊の書評の中で既読の本が44冊、まだ読んだことが無い本はそのほとんどが読みたいと思えるものでした。 何を読もうか迷った時におすすめの一冊です♪

Posted byブクログ

2016/03/20

2010年頃から文章が格段に上手くなっている気がした。本のあらすじとキョンキョンのエッセイがひとつになったような書評集。キョンキョンが本好きというのを知らなかった。

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2016/03/14

この本をきっかけに何冊か本を購入した。まだ良いなと思った本もある。一冊の本を魅力的に伝えられる力、羨ましい。もうちょっとちゃんと感想ノートに書こう。

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2016/03/09

小泉さんが作品に入り込んで深く読んでいるのがわかる。どの本も読んでみたくなる。時々素晴らしい表現があって、すごいなーと感動した。

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2016/02/29

ここに評された本たちを片っ端から読みたくなる気持ちにさせてくれました。漫画もあり、写真集もあり、なのがまた良いです。

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2016/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書評。小泉今日子さんが読売新聞で書評委員をしていた10年間での書評を集めたもの。文章に気取りがなくて、でもはっとさせられて、紹介されている本を読んでみたくなるなあ。

Posted byブクログ

2016/02/28

キョンキョンがこんなに読書家だと思わなかったのでビックリした。 一冊一冊、心のこもった書評が丁寧に書かれていた。 私もこの書評を読んで、読みたくなった本に出会えた。

Posted byブクログ

2016/02/24

読了 読み終わって感じたのは、私はキョンキョンの言葉が好きだ。ということ。本を読んだ時の彼女の心の揺らぎも伝わってくる。そんな本だった。ここに取り上げられている本を順番に読みたくなりました。

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2016/02/24

書評と言うと少し上から目線になりがち、しかもkyon2となると、、。 というイメージだったが、この本のレビューが意外にも「小泉今日子の文章が美しい」との声が多く読んで見ることに。 地元の図書館の予約はじわじわ100件近い。 実際、上からでもなければ下手に出ているわけでもない。ま...

書評と言うと少し上から目線になりがち、しかもkyon2となると、、。 というイメージだったが、この本のレビューが意外にも「小泉今日子の文章が美しい」との声が多く読んで見ることに。 地元の図書館の予約はじわじわ100件近い。 実際、上からでもなければ下手に出ているわけでもない。まさに水平な感じ。 それでいて自分自身の体験や価値観と照らし合わせている。 難しい言葉を使っている訳でも無ければ、ともすればありがちな曖昧な言い回しで評している訳でもない。 とても等身大だし、読者寄りなので、非常に共感が持てる。

Posted byブクログ