小泉今日子書評集 の商品レビュー

小泉今日子(著者)

2016/02/13

キョンキョンの本は初めて読んだが、こんなにもストンと心に落ちる気持ちの良い文章を書く方だと初めて知った。

私が知っているアイドルのキョンキョンではなく、女優の小泉今日子でもなく、等身大の女性として本当に魅力の溢れる感性を持った人。
こんな風に、歳を重ねてますます輝く素敵な女性になれればどんなに良いだろう。

97冊の書評を読んで、読みたくなった本がまたいっぱい増えてしまった。
時間をかけてじっくりと、それらの本たちを噛み締めていきたいと思っている。

2016/02/12

小泉今日子著『小泉今日子書評集』読了。
読売新聞に執筆した十年間の書評である。
ただ単に本の良し悪しを論じるのでは無く、
その時々の小泉今日子さんの考えや当時の
記憶などがセンス良く織り交ぜられている。
アイドル絶頂期だった頃、名古屋駅で偶然
出会った頃の小柄な少女のイメージから,
現代に生きる感性豊かな表現が魅力的であり、
感嘆している。出来る事なら、読書について
今日子さんと語り明かしたいものだ。

2016/02/12

小泉今日子の生い立ちからの実体験と、その時々の思いや関心を絡めて綴られており、担当記者の言う通り「余人をもって替え難い」書評となっている。
書評は勿論だが、特別インタビューでの、書評員になる経緯とか、読書委員会のサロンとか、興味深く読んだ。
電車の中など、スマホが席巻されている現代ではあるが、そのような風潮とは一線を画し、やはり本を読む女性は魅力的だ。

2016/02/10

並みのアイドルではないことを実感。評価のある程度決まった本しか読まない自分にとって、書評という仕事がいかに知的で創造的か。それを10年間もやり続けたのはすごいと思います。

2016/01/23

巧い表現に圧倒されながら、読み終えました。

すっーと心に入り込む書評には、
30代、40代のオンナとして生きてく
切なさ、孤独感も、チラチラ吐露されていて。
勝手に 親近感を覚えつつ・・・

本を通して、繋がるような気がしてきて、
ますます本が読みたくなりました

2016/01/18

100冊弱の書評のうち、「絶対読もう！」と書き写した本が33冊。
プラス数冊が既読なので、お勧め本50％の出来。

特別インタビューを読まなければすごく感動したんだけど、本を選ぶのは委員会で決めてるのと、書いた書評は何度も修正が入ってるみたいで、「そうなんだ」とちょっとトーンダウン。

キョンキョンお勧めの中で一番読みたいと思った本は、安東みきえの「頭のうちどころが悪かった熊の話」。

2016/01/14

キョンキョンが好き。好きな女優をきかれると最後にやっぱりキョンキョンがいいってことになる。
高校生の時に読んだのも昨年読んだのも、わたしが好きで大事にしてる本も何冊も紹介されてたの、厳しい目で読んだけど、すごく優しいことが書いてあって泣ける。
あとよかったの、「私自身は運動とか真面目にやったことがないので、何かが足りない気がしています。」って、わたしも足りないと思ってたの、それでか。

2016/01/11

キョンキョンがこんなに読書家だとは知らなかった‼私も割りと本を読んでる方だと思っているが、キョンキョンと読書傾向が違うのか、読んだ事のなり本がたくさん紹介されてました。で、またキョンキョンが本の紹介が上手で私の中に読みたい本が増えて増えて、嬉しい悲鳴あげてます

2020/03/02

小泉今日子すき。嘘をつかない潔よさ。柔らかい芯が一本通ってるこの感じ。とてもいいとおもいます。書評集だけど、彼女の文章は読んでてとても心地がいい。ここにある本、全部読んでみたいな。

2015/12/23

思わず二度読みしてしまった。
年頃も近いし子供もいない女として、キョンキョンと結構同じような思いしてるんだ と何だかウレシくなった。
小説以外にもエッセイ、詩集、写真集、そしてマンガまで。
私もニガテと思い込まずにいろいろな本を読んでみようと思わせてもらえました。

最後の『現在のひとこと』がまたヨカッタ