小泉今日子書評集 の商品レビュー

小泉今日子(著者)

2016/09/23

小難しい上から目線の書評ではなく
彼女の中に　いったん落とし込んで
彼女の言葉で　本を語ってくれる。
それが　すごく心地いい。

付箋だらけで　大変なことになりそうなので
本を読み終わるごとに　この本を開く、方式に変えた。

2016/09/18

きょんきょん、やっぱりいい。
綴られた言葉から滲み出るもの。
いいな。
自分の足でたって、自分の感じたものと、
まっすぐ向き合ってる。

ほとんど、読んだことない本ばかり
だったから、何冊かおすすめしてくれた感じで
図書館の本を予約した。

2016/10/23

クーラーも冷蔵庫もないような時代、とまではいかないまでも、昔の方がずっと不便でずっと豊かだったとわたしも思っている。
でも今の時代で、それを追い求めるのは不可能に近い。読書はタイムスリップ、昔へ行ってそれをまた少し思い出し、戻ってきた。

あの世の怖さは見えるはずのないものが見えてしまうこと、この世の怖さは見えるはずのものが見えなくなってしまうこと。豊かすぎて、見えるはずのものが見えなくならないように祈るばかりです。

わたしも「自立と自律」を胸に生きていきたい！

キョンキョンがわたしと同じ年、38歳から書き綴った書評の中で、これから読みたい本が20冊も増えた。

2016/08/17

いつも思うんですが、文章って人柄がなんとなく出ますよね。
読んだことのある本の場合、その感想でどんな方か想像したりして。

一番印象的だったのが『ツナグ』
動物でもいいのならと考える小泉さんを、とても身近に感じてしまうのです。
ましてオプションで人間の言葉を話してくれたら、なお嬉しいなんてね。
そして「今なら迷わず、小雨ちゃんに」と願う気持ちも痛いほどわかる。（小雨日記、好きでした。）

スポットライトを浴び、いつも美しく輝いていても、
不安や淋しさを抱える一人の同世代の女性としての姿が、
この書評を通して透けて見える気がします。
そしてご自身、それが少し恥ずかしいと…。

ところが「でも生きることは恥ずかしいことなのだ。」とピシャリ！
彼女のこういうところが好き♪

「手離したい記憶は無い。」
そう言える生き方に、とても憧れます。

2016/08/14

書評から読みたい本を探しました。
今回ピックアップしたのは今の気分からだから、また時期を見て読み直すと違う本が読みたくなると思う。

2016/08/14

初めて書評集を読んだ。とっても読みやすくキョンキョンの事が更に好きになった！
書評されている本をたくさん読んでみたいと思えた素敵な書評集でした。本って良いなぁ。

2016/08/08

すでに読んだことのある本も多かったが、それは「あぁ…わかる」「そうか、そんな捉え方もあるんだ」と思い、読んだことのない本は素直に読んでみたいと思えた。

2016/07/31

小泉今日子さんの本を読むのは初めて。松尾スズキさんの「クワイエットルームにようこそ」の書評に「あんな品の無い文章を書く女が・・」とネットで書かれたそうですが、私は小泉さんが書く文章すごく好き。ここで紹介されている本も読みたいし、小泉さんの他の本も読んでみたい。読みたい本が増えました。

2016/07/30

2005年から14年に連載された書評集。人気の理由は読んですぐにわかりました。39才から48才かけての書評は、その歳を過ごす小泉今日子自身の恋愛観や人生観、生い立ちを重ねる書き方です。等身大の小泉今日子のプロフェッショナルでないレビューは瑞々しいですね。それにしても、ここで紹介された書籍のなかで、現在も読み継がれているのはどれほどでしょう。日々出版される書籍が多すぎて消耗品状態ですね。

2016/07/26

書評なのに、読み終えた後沢山の本を読んだ感覚になった。キョンキョンの書く文章が心地良くて好きだなぁ。
『本の世界に逃げ込むのではなく、本を通していろいろな世界とちゃんと繋がって生きること』
この言葉にハッとさせられた。これから読書に気付きを与えてくれた言葉。