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大人の発達障害 の商品レビュー

3.3

23件のお客様レビュー

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2023/03/12

 この本を家電の説明書に例えると、機能の説明は書かれていても、使い方や修理方法は何も書かれていないので、「一体、どうすれば良いんだ!?」と途方に暮れます。  著書の備瀬哲弘氏の視点が定型発達者寄りなので、PDD当事者より、PDDの方の周りの関係者が読む本です。  具体的な10のケ...

 この本を家電の説明書に例えると、機能の説明は書かれていても、使い方や修理方法は何も書かれていないので、「一体、どうすれば良いんだ!?」と途方に暮れます。  著書の備瀬哲弘氏の視点が定型発達者寄りなので、PDD当事者より、PDDの方の周りの関係者が読む本です。  具体的な10のケースが分かり易く書かれているので、PDDをよく知らない人には良いと思います。  『アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本』というサブタイトルは大袈裟。

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2020/04/30

タイトルが紛らわしい。 周囲が理解し受け入れ接し方を変えることで二次障害を防ぐ、という内容です。 当事者が「楽になる」のに直結する内容ではないです。

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2020/04/01

精神科医の著者が、実際に発達障害の特性に苦しむ当事者やコミュニケーションの不備と強いこだわりの問題を抱えた同僚や部下の扱いに困った第三者の相談ケースを通じて、発達障害の特徴について解説し理解を深める本。 ケースに登場する人物は独特な個性で社会に馴染むことに苦労しているが、それでも...

精神科医の著者が、実際に発達障害の特性に苦しむ当事者やコミュニケーションの不備と強いこだわりの問題を抱えた同僚や部下の扱いに困った第三者の相談ケースを通じて、発達障害の特徴について解説し理解を深める本。 ケースに登場する人物は独特な個性で社会に馴染むことに苦労しているが、それでも周囲が障害からくる特性を理解し、話し合いなどを通じて長所を発揮していた。 発達障害を抱えている人たちは能力が劣っているわけではなく、強み・弱みに差があるため、治療よりは本人の工夫や周囲のサポート体制によって克服しうると感じた。

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2019/09/29

オークションでまとめ買いした一冊であり、何気なく読んでみたのですが、読みやすく、また視点や書き方が気に入り、備瀬先生のファンになりました。クリニックは遠方だったので、備瀬先生の書籍を数冊、追加購入しました。発達障害の書籍は沢山読んでいますが、新たな発見や気づきを得ることもできまし...

オークションでまとめ買いした一冊であり、何気なく読んでみたのですが、読みやすく、また視点や書き方が気に入り、備瀬先生のファンになりました。クリニックは遠方だったので、備瀬先生の書籍を数冊、追加購入しました。発達障害の書籍は沢山読んでいますが、新たな発見や気づきを得ることもできました。医療者の視点で書かれていますが、様々なタイプの事例を挙げて説明がされているので、とても理解しやすかったです。読むだけで当事者が楽になれるかというと分かりませんが、周囲の人が読むことで当事者への考え方や視点が変わり、結果的に当事者が楽になるということはあるのかなと思います。

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2019/09/07

発達障害の、子どもについての本はいくつか読んだが、大人の…というのは初。 周りにいるちょっと変わった人、またはそう言われたことがある人が読むことで、もしかしてあの人は?自分は?と考えるきっかけになる本です。 周りにいる、ちょっと困った人やクセの強い人のことが、少しわかるかもしれま...

発達障害の、子どもについての本はいくつか読んだが、大人の…というのは初。 周りにいるちょっと変わった人、またはそう言われたことがある人が読むことで、もしかしてあの人は?自分は?と考えるきっかけになる本です。 周りにいる、ちょっと困った人やクセの強い人のことが、少しわかるかもしれません。若しくは自分は悪くないんだ、こういう特性だったのだと思えるきっかけになるかもしれません。 とても読みやすかったです。

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2019/07/05

文字通り、大人の発達障害について解説した一冊。 色んな実際のケースを紹介してるので、わかりやすかった。

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2019/06/30

具体例が多くて、「あるある」とうなずきながら読んだ。 大人になってから、周りに言われて、あるいは自分から相談に訪れる人の、幼少期からの違和感や苦労の数々、よくぞここまで大きくなった!働いてエライ!と言いたくなる。 同じくらい周囲も違和感や苦労を抱えているので、どうかこれからの人生...

具体例が多くて、「あるある」とうなずきながら読んだ。 大人になってから、周りに言われて、あるいは自分から相談に訪れる人の、幼少期からの違和感や苦労の数々、よくぞここまで大きくなった!働いてエライ!と言いたくなる。 同じくらい周囲も違和感や苦労を抱えているので、どうかこれからの人生を、周囲とすり合わせて穏便に過ごすことができるよう、祈るばかりです。

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2018/12/27

娘に発達障害のような症状が目立つので、対処法を求めて読ませていただきましたが、症例の話が多く、読んでいても解決策らしきものがあまり書かれていないので、読むのを断念しそうになっています。楽になる本だと書いてあるので、てっきりありがちな症状についてどう改善していくかが書かれているのか...

娘に発達障害のような症状が目立つので、対処法を求めて読ませていただきましたが、症例の話が多く、読んでいても解決策らしきものがあまり書かれていないので、読むのを断念しそうになっています。楽になる本だと書いてあるので、てっきりありがちな症状についてどう改善していくかが書かれているのかと思っていました。また、この本は文字がぎっしり、細めの字で、発達障害本人、特にADHDの方は読む気がしない方もおられるのではないかと思いました。

Posted byブクログ

2018/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

PDDについての特徴や対応法について書かれていた。 初めて知ったことも多く、まさにこの本の言ってる通り、周りが正しく理解することが重要なんだなぁと感じた。 とともに、 PDDと診断されないまでも、個々人の性格や特徴や長所短所は人類全員違っていて、強度5%のPDDとかな人も絶対いるだろうし、PDDのうちの1つの特徴だけ40%くらい有してるとかもいるだろうし。 そう考えると、結局どんな相手に対しても、相手を理解し、相手の性格や特徴は変わらないものだと見なして、長所を見つけて付き合っていくのが大切なんだなぁと感じた。(相手が自身の問題点と向き合えるかは別問題だし、向き合えない人のほうがたぶん多いのは難所) 広凡性発達障害(PDD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、アスペルガー症候群の特徴↓↓ ①社会的相互交渉の障害 ②コミュニケーションの障害 ③想像力の障害と、その結果としてもたらされる常同・反復的行動パターン ①→他人のうまく付き合えるかどうか。場の空気や間を、文脈に沿って理解し、他者とコミュニケーションが取れるかどうか。 ②→言葉や表情、身振りを使って他人と意思疎通をはかれるかどうか(言葉や表情、身振りを使うかどうかも含む) ③→状況に応じて他人の考えや気持ちを推し量ることに対して、ズレが生じやすい傾向があるか。その結果、柔軟な行動が取れるか。または、物事に必要以上にこだわる傾向があるか。 ADHD(注意欠陥多動性障害)はまた別で、忘れ物が多い、注意散漫、ミスが多い、計画性に乏しい、片付けが苦手、すぐカッとなる、思ったことをなんでも口にする、実直、頭の回転が速い、などの特徴。 ただ、両方ともの特徴が出る人も多く、どちらかを区別するよりも、軽度発達障害に含まれるものとして包括的に考えるほうが対応しやすい、という意見もある。 PDDは、上記が一次障害として起こりつつ、周りの不理解による本人の心の負担・身体症状・抑うつ症状や、周りの人の心の負担・障害が二次障害として起こりうる。 一次障害とうまく付き合い、かつ二次障害を出さないためには、 PDDについて周りが正しい知識を持って理解し、 特徴部分は本人の責任ではない(生まれ持ったもの)ことを前提に考え、 よいところ・長所を見つけ、 PDDの本人も自分の問題点を自覚し、 一つひとつの具体的な対応法を本人と話し合って決め、周りに理解してもらう。

Posted byブクログ

2018/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ごく初歩的な内容。なんとなく人間関係しっくりこないな、と思ったら、手に取ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

Posted byブクログ